学校ブログ

7月15日【4年算数】秘密道具「4マス関係表」!

私が小学4年生の時、算数のとある単元で躓いたのです。まさに今4年生が学習している単元で。割合とか2量の関係について学ぶところです。あの時はホントちんぷんかんぷんで、まいっちゃったなあ。

ところが彼ら4年生は秘密道具を手に入れたのです。その名は「4マス関係表」(ドラえもん風に発音してください。ははははは)。2量の関係を整理するための表です。2数を整理する場合、「もとにする量」と「比べられる量」に分け、もとにする量を1と見た場合、比べられる量の割合はいくつになるか?私、この考え方が理解できなくて、絶望のどん底に沈んでいた時期がありました。しかし、彼らは担任から教えてもらった「4マス関係表」で整理することで、頭の中がスッキリ!学習の理解も問題の解決も進んだのです。子どもたち、素晴らしい秘密道具を手に入れたね。まあ、秘密にする理由は全くないのですけれどね、ははははは。

さらに、写真をご覧ください。担任に加えて、もう一人教師がいますね。彼女は学習指導員さんです。子どもたちの学ぶ様子をつぶさに観察し、理解が進むよう、適宜机間指導に入っているのです。指導技術は私の数段上。すごい味方が付いていると思います。この学習指導員さんは他の学年の指導に入ってもいて、子どもの学力向上に大いに貢献してくださっています。

ところで、この学年でもノートをとるときに定規を使う子が少なからずいますね。それはなぜか?多分、担任も使っているからでしょうね。素晴らしいことだと思います。

おっ!4年生でも築地獅子舞のTシャツを着ている子、発見!地域を挙げてみんな今夜の築地獅子舞に向け、気合入ってますなあ。

7月14日【昼休みの主体的・組織的な遊び】ミニ・コミュニティ・ボールづくり

当校の特色ある教育活動として、①探求の対話(p4c)、②地域連携、③子どもたちの主体的な企画運営による、昼休みの組織的な遊びが挙げられます。この日、この3つが一気に行われました。いやー、嬉しいですね。

さて、まずは1つ目の昼休みに子どもたちが主体的に企画運営する組織的な遊び。今回は4年生が企画運営する「ミニ・コミュニティ・ボールづくり」です。企画運営のお子さんは友だちにアシスタントもお願いして準備万端です。素晴らしいですね。

ところが時間が足りず、ミニコミュニティボールは完成せず。続きは持ち越しとなりました。

完成品はとってもかわいらしい毛糸玉。参加してくれたみんな、どうもありがとう。夏休みになる前に完成できたらいいね!

7月14日【地域連携】私の夢のひとつ

特色ある教育活動の2つ目。地域連携。地域連携を進めることにより、子どもたちへの教育も充実することでしょうし、同時に地域創生も願っています、なんて大きなことを思い描いています。

さて、そんなわけで「地域の方に学校に来ていただきたい」、「お茶飲みに来ていただきたい」とずーっと思っておりまして、学校だよりなどで「お茶飲みに来てくださーい」と何度かお呼び掛けしたのですが、思うようにはいかないものですね。地域の方からは「学校は敷居が高い」と言われ、がっくりきていたところです。誰かに村で暴れてもらったところで私が登場し、懲らしめるという「泣いた赤鬼」作戦はどうかなと一瞬考えましたが(一瞬ですよ、ほんの一瞬)、そんなことできるはずありませんよね。そんなことしたら、地域の方に学校に来ていただくどころか、私がしかるべきところに行かなくちゃならなくなっちゃいます。ははははは。

そんな中、このホームページで何回かご紹介している地域の平野さんが、学校に地域の方を連れてきてくださったのです。嬉しいなあ。ホントありがたいことです。夢ってある日突然叶うものなのね。

お出でいただいたのは、昼休みの「ミニ・コミュニティ・ボールづくり」の頃から、5時間目くらいまで。様々なお話をお聞きして、お話しさせていただいて、とても有意義な時間を過ごすことができました。子どもたちとも積極的に触れ合ってもくださいました。どうもありがとうございました。ぜひまたお出でくださいね。

他の地域の皆さんもどうか学校に、校長室にお茶飲みにお出でください。そして、子どもたちの勉強する姿や遊ぶ姿をご覧ください。いつでもお待ちしています!

7月14日【5年算数】お助けマン 登場!

5年生は算数の学習中。大変分かりやすい板書で子どもたちの理解が進みます。

そんな訳ですから、教師が練習問題を出すと、ササッとできちゃう子が少なからずいるのです。ただ、慎重に、慎重に、じっくり考えるタイプの子も散見されますね。まあ、そりゃあそうでしょうとも。

こんな時にやってくるのが「お助けマン」。

担任が「終わった人はお助けに入ってくださーい」という言葉で、早く練習問題をクリアした子たちはお助けマンに大変身!教室中に散らばって、練習問題を解くためのお助けに入ります。

時間が経つにつれて、練習問題をクリアする子が増えていき、それに伴ってお助けマンも増殖していきます。

私のところにも、お助けマン来てくれないかなあ。

*ちなみに、ノートに筆算を書くときに定規使う子が多数います。「そんな小さいことを」って言われそうですが、これを続けていくことは、学力向上と大いに関係があると考えています。素晴らしいことです。

7月14日【2年道徳(p4c)】ゲームのやり過ぎ問題

お待たせしました!特色ある教育活動の3つ目はご存じ探求の対話(p4c)です。

この日、2年生は日本中の多くの子どもたちが直面している大問題に挑戦です。
道徳の教科書の読み物教材をもとに対話で考えます。
テーマは「ゲームやり過ぎ問題」。おおおー!耳が痛い子も多いんじゃないかな?
では対話を見て行きましょう。

教師「この物語の主人公みたいに、ゲームをやり過ぎて失敗しちゃったことある?」
「家でゲームをやり過ぎて、宿題する時間が無くなっちゃったことある」
「私も、ゲームをやり過ぎすぎて、家の人に怒られたことあるよ」
「私も。ゲームに熱中してたら、やり過ぎちゃって、家の人に「もうやり過ぎだから、ゲームは9時までにだよ」って言われた」
「ぼくね、次の日休みだったから、『宿題は明日やればいいや』って思ってゲームしてたら、結局宿題できなかったことある」
「ぼくも。それにゲームしすぎなのか、宿題分からなくなっちゃったことあるよ」
「私もお母さんに『早く宿題やりなさい』って怒られちゃった」
「ぼくも怒られたことある。ホントは褒められたいんだけどね」
「ゲームよりも先に宿題しとけばよかったって思う時あるよ」


教師「なんでゲームやり過ぎるとよくないの?」
「ゲームをやり過ぎると、寝不足になっちゃって、翌日に学校で眠くなっちゃう」
「ゲームしすぎると目が悪くなっちゃう」
「宿題しないでゲームばかりしてると、宿題がどんどんたまっちゃうよね」
「ゲームをやり過ぎると、家の人とのゲーム時間の約束を破ることになっちゃう」


教師「ゲームは全くやっちゃだめってわけじゃないよね。どうしたらちゃんと宿題もゲームもできるの?」
「ゲームの時間を決めればいい」
「そう。で、そのきまりをしっかり守る」
「最初に宿題をするのも大事」
「ゲームするときはタイマーをかければいい」
「そうだね。でもタイマーがない人はどうすればいい?」
「誰でも時計は見ると思うから、自分で時計を見ながらやればいいんだよ」


教師「きまりを作ればいいと思う人多いみたいね。ゲーム時間とかの決まりは誰が決めたらいい?」
「親がいない日は自分で決めたいなあ」
「親がいない時ってあるけど、親の携帯電話とかにかけて訊けばいいんじゃない?」
「さっきのタイマーの話なんだけど、タイマーがなくても、まず宿題やってからゲームをすればいいと思う」
「電話もタイマーもなかったらどうする?」
「いつも家の人に『ゲーム止めなさい』とか『〇時までね』って言われるまでやるんじゃなくて、もうずっと「〇時まで」ってきまりを作ればいいんじゃない?」
教師「そのきまりって誰が作ればいいと思う?」
「お父さんとかお母さんとか?」


教師「みんなも一緒に考えるといいかもね。ただ、きまりを作ったはいいけれど、終わりにする時刻になってもゲーム続けたくなったらどうする?」
「それはさ、きまりを守れるよう、我慢するんだよ」
「うん、そう。我慢して宿題を先にして、その後ゲームだよね」
教師「でも、きまりを破りたくなったら?」
「もうそうなったら、怒られればいい!」
「そうだね。自分で分かって悪いことしてるんだもんね。だからさ、きまりを破りたくなっちゃったら、怒られることを想像して、恐ろしがるのがいいと思うよ」

自分の経験から想起した発言が目白押し!これも自我関与の一つなのでしょうね。


また2年生はまだまだ他律的な考えが中心の時期。それでも「ゲームし過ぎると目が悪くなる」とか「宿題ができなくなる」とか「夜更かしすると次の日学校で眠くなる」とか、自律の芽生えが見えてきているのは素晴らしいですね。

それと、友だちの発言に対して質問をする姿が何回か見られました。それも発言者ではなく、全体に向かって質問をぶつけていたのです。こうすることで新たな問いが提示されるのと同じ効果が得られる場合があります。うまくすると、子どもたちだけで対話を深めることにもつながるでしょうね。

とにかく様々な可能性が垣間見られた2年生の対話。彼ら、着実に成長しています!

2年【生活科】虫クイズ

もう一丁、2年生!

2年生は虫捕りが大好き。先日は昆虫館長様から直々に教わって、ますます虫好きになりましたものね。

さて、この日の勉強では、自分がかいた虫の観察記録から、友だちにクイズを出すという学習です。

私も仲間に入れてもらって一緒に楽しみました。

「モンキチョウが好きなのは?」(答え シロツメクサの花の蜜)

「ツバメシジミがいつも過ごしている住処は?」(答え 日当たりのいい草地)

こ、これは!かなりマニアックな問題が揃いました。

それにしても、こんなに難しいクイズでも、子どもたち、思いっきりの笑顔なんだもんなあ。

7月14日【1年生活科】アサガオ咲いた

担任によると、どうやら先週末からぽつぽつと始まっていたらしいのですが、1年生のアサガオがちらほら咲き始めました。赤や青の大輪の花です。1年生は大喜び。

その一方で、「私の咲いていないんです・・・」と寂しそうにしている子もいます。大丈夫、大丈夫。大事に育てていればそのうちに咲くからね。

また一方で、「ぼくの、咲いたんだけどもうしぼんじゃったの・・・」とこちらもまた寂しそう。大丈夫、大丈夫。明日また別の花が咲くからね。もういいってくらいに。ははははは。

どうやら土日にも気になって、わざわざ学校にアサガオの様子を見に来たお子さんもいたとか。これですよ、これ。一般的に、生活科で中型動物を飼育するときに見られるとされる発達段階として、「飼い主主導→協調関係→動物主導→動物視点での理解」という考え方があるそうです。アサガオが気になって、気になって、休みの日にも学校に見に来るって言うのは、この考え方に繋がっているのかもしれませんね。

*そう言えば、私が以前1年生を担任していた時、あるお子さんが自分のアサガオがきれいに咲いたものですから、飼育していたヤギに見せたところ、「せんせ~、ヤギさんがアサガオを食べちゃった」と半べそかいたという素敵なエピソードがあったっけ。うふふ。

7月11日【2年、4年、6年】相談、相談、また相談

探究の対話(p4c)を例に挙げるまでもなく、当校ではグループ活動や対話など協働的な学びが実に盛んです。その影響は確実に休み時間にも及んでいます。

一番最後の写真。「校長先生、校長室でちょっと相談したいことがあるんです。いいですか?」と言われたので、「どうぞどうぞ。ウェルカム、ウェルカム!で、何の相談?」と相談にのろうとすると、「校長先生はいいんです。私たち、自分たちで相談して決めたいことがありますから」という返事。ガクッ。ちょっとー、あなたたちつれないんじゃないのー!?ははははは。私も仲間に入れてほしいなあと思いましたが、相談場所を校長室にしてくれただけで嬉しいので、ま、いいか。どうやら地域の夏祭りのための相談だったみたいです。

7月11日【2年ほか】野菜が大きくなってきました

夏真っ盛りと言ってもいいのかしら。野菜たちが大きく育ってきましたよ。

と思ってたら、アサガオたちもどんどんつるを伸ばしていましたね。

サツマイモたち(べにはるか、パルスイート、べにあずま)も元気元気!!と言いたいところですが、この熱さで少々バテ気味ね。

7月10日【3年社会】商品価格の決まり方

前日の話。3年生は社会科でお店の商品の値段はどうやって決められているのか学んでいました。

原価に利益を加えて販売するという商品価格の決め方の基本を教わると、子どもたちは「そうなってるのね、なるほどー」と納得。中には家から持ってきたレシートを取り出してじっと見るお子さんも。社会のしくみを学ぶって楽しいよね、謎が解けていくって感じで。