学校ブログ
11月20日【子どもたちの自主的・自律的活動】怖い話大会
もう何回目になるのか、分からなくなっちゃいましたが、今度は3年生が「やりたいですっ」と声をあげてくれました、怖い話大会。彼らがポスターを作って、掲示して、自分たちで情報委員会の5・6年生と交渉して放送で周知までしたんですよー!。大人の力をほとんど借りずに。開催日時の決定のため、教務主任と日程調整までしたのです。すごいバイタリティです。
*放送のアナウンスはみんなで協力して行っていました。しゃべっている子の周りを取り囲むようにして応援しています。団結ですね、団結!
彼らが描いたポスターは怖いような、かわいいような、何のポスターか分からないような(「ウナギーヌ」ってフランスの女優さんみたいね)、それでいてとっても素敵に出来上がりました。
約1週間後の開催になったようです。今から楽しみだね。多くの子が来てくれるといいね。
子どもたちの自主的・自律的活動。「自立的」って言っちゃってもいいかもしれません。教育課程には組み込まれない活動ですが、企画運営する子どもたちにとっては、とっても楽しい活動になっているようです。以前にもホームページで触れましたが、「怖い話大会」に加えて、現在絶賛企画中の「人間まちがい探し」などの昼休みの子どもたちによる企画運営活動は、実は持続可能な社会の創り手としての意欲と力量を高めるための活動なのです。まあ、そんな仰々しいこと言わず、単純に楽しいから子どもたちはやってるんでしょうけどね。
さあ11月28日。参加してくれる子たちはどんな怖い話をしてくれるのか、今から楽しみです。私も一つ用意しておこうっと。
11月20日【3年理科】子どもの頃、よくやったなあ
3年生は理科で光の進み方について学んでいます。
日光を鏡に反射させるとどのように光は進むのかなど、子どもたちは楽しく学んでいます。
さらに、この日は虫眼鏡で日光を一か所に集中させる活動にも取り組みました。ああ、出たー!これ、子どもの頃よくやったよなあ。日光で紙を焦がしまくったものです。
指導担当教師が「試しにやってみます!」とお手本を見せ始めると、子どもたちは教師の手元を固唾をのんで見ています。やがて、光が集中している一点から煙が上がり出し、「おおおー!煙だー」と歓声が上がりました。
昔取った杵柄とばかりに私もやってみたのですが、加齢のせいか手が震えちゃったりしてうまくいきません。「う~ん、太陽の光が弱まってきたかなあ」などと大宇宙のせいにしましたが、子どもたちは私の言い訳なんて全く耳に入っていない様子。自分でもやってみたいとそわそわドキドキわくわくで師範実験している教師ににじり寄っていきます。虫眼鏡を手に今にも立ち上がらんばかり。ははははは。指導担当の教師のゴーサインで、3年生は一斉に活動を開始しました。
実際にやってみたり、実物を見たりすることができるのが、理科という教科が興味関心を引く一つの理由なのでしょう。
楽しみながら学ぶ理科。3年生、いい勉強を重ねていますね。
11月20日【祖父母サポーター】第1回ボランティア
子どもたちの学ぶ環境整備など学校教育へのお手伝いをしていただく祖父母サポーターを募集したところ、何人か手を挙げてくださる方がお出でになりました。本当にありがたいことです。
第1回目の活動日となるこの日は、2人の方がボランティアで活動してくださいました。主に手洗い場の清掃です。普段子どもたちの手の届かない蛍光灯カバー上部など丁寧に清掃してくださいました。
また、祖父母サポーターの方が、趣味でお作りになった刺繍を学校にお持ちくださいました。とっても素敵な作品です。ありがたくお預かりし、早速校舎内に展示させていただきました。子どもたちの情操教育にも一役買ってくれそうです。たくさんお持ちくださったので、定期的に展示の入れ替えをすることもできそうです。
今後も原則として週1回のペースでボランティア活動をしていただけるとのことです。
教育の場に当たり前のようにして大人がいる環境こそが、教育の本来の姿なのだと思います。
このようにして学校のサポーターとして手を挙げてくださる方がいらっしゃることに心からの感謝と敬意を表しつつ、これからもともに子どもたちの成長のために力を尽くしていけたら嬉しいです。
* * * * *
祖父母サポーター募集中!
校舎の美化など学校教育にご協力くださる「祖父母サポーター」を募集しています。
サポーターになってみようかなとか興味があるなあという方は、学校にご連絡ください。
よろしくお願いいたします。
11月19日【1・6年歯科保健指導】むし歯・歯肉炎予防教室
この日、歯科衛生士様と保健推進員様をお招きして、全学年で歯科保健指導を実施しました。むし歯・歯肉炎予防教室です。
おなじみ「歯垢染出し」で、磨き残し箇所を確認して、正しくブラッシングし直します。
みんな、イーしながら手鏡とにらめっこ。ピンクに染まった口がまた愛らしいですね。
乳歯から生え変わったばかりの永久歯は、しばらくの間は大人の歯に比べて柔らかいため、丁寧にブラッシングしないとむし歯になりやすいのだそうです。どの子も丁寧に歯磨きをしていましたよ。
「ワニと違って、人間の永久歯は生え変わりません」と歯科衛生士様はおっしゃっていました。
一生付き合えるように、歯と丁寧に付き合っていこうね。
*この記事では、撮影できた1年生と6年生をご紹介します。
11月19日【1年食育】感謝して食べよう
給食の時間、1年生は今度は栄養士様をお招きして、食育指導。この日のテーマは「給食」でした。
給食の調理手順を教わり、さらに給食調理用の「しゃもじ」や「おたま」(のすごくでっかいやつ)を見せてもらうと、子どもたちは、「うわー!」「おおきいー!」と盛り上がっていました。
給食は子どもたちの手元に届くまで、調理や運搬等に30人以上の方々が携わってくださっているということも教えてもらいました。
子どもたちよ、私たちが生きるために、食材となってくれた命に感謝するとともに、給食業務に携わってくださっている皆さんに感謝だね。
11月18日【4年学級活動p4c】私たちはジュニア音楽祭で何を学んだのか?
感動の歌声を響かせた4年生のジュニア音楽祭。
この日、p4cで振り返りました
かなり長文になっちゃいましたので、覚悟してお読みください。ははははは。
4年生の今がここにあります!
まずは、感想の交流から。
「最初は緊張したけど、きれいな声で歌えました」
「今までで一番きれいに歌えたと思います」
「全員の心が一つになったと感じました」
「♪Beliveが私たちに合った歌だったから、最高の合唱になったと思いました」
「私はみんなと一緒に歌ったからできたと思います。一人じゃとてもできなかった」
「みんなが全力で歌ったからうまくできたのじゃないかな。このクラスのみんなと一緒に発表できてよかったです」
「みんなの声がたくさん出ていて嬉しくなりました」
「ピアノの伴奏がうまくできてよかったなあと思います。みんなも合唱がんばったと思います」
「うん。大きな声で歌えたし、よかったと思います」
「はじめはすごく緊張していたんだけれど、歌っているうちに緊張がなくなっていました」
「歌ったらスッキリした」
「私たちの声が思っていたより響いてびっくりしました」
「音を伸ばすところや大きい声を出すところがうまくできてよかったです」
「そう。裏声も上手に出せました」
「みんなで歌ったから、恥ずかしさも吹っ飛びました」
と、ここまでで早くもタイムアップ。
続きは、午後に持ち越しとなりました。
これから深めますよー!
対話の続きが楽しみ~!
早く午後にならないかなあ。
* * * * *
午後になったよ!ははははは。
続きです。午前中の発言のキーワードを基に、4年生は対話を進めました。
「ジュニア音楽祭では私たち一人一人がバラバラじゃなくて、みんな一緒に全力でがんばったからできたんだと思う」
「一人だけでがんばって声を出しても、小さな声にしかならない。みんなで協力したから大きな声が出せたんだと思う」
「そうそう。みんなで全力で声を出したから、嬉しくもなったんだと思う」
「うん。そうやったら、恥ずかしさや緊張とかは吹っ飛んで大きな声を出せた。だから嬉しかったんだと思う」
「みんなで力を合わせたから嬉しくなったんだし、いつの間にか緊張が解けたんだと思う」
「みんなで全力で歌ったから、会場が嬉しさで溢れたんじゃないかな」
「Beliveって曲。タイトルは信じるって意味なんだよね」
「そうだね。仲間を信じる」
ここで私が介入。
「君たちはこれから様々な場面で緊張したり、不安になったりすると思う。例えばこのp4c。発言する時って緊張するよねえ。変なこと言っちゃったらどうしようとか馬鹿にされるんじゃないかって。そういう気持ちを乗り越えるために、今回学んだことを生かせないかな?」
「私は、私たちは、自分の意見を、ここにいるみんなは決して否定しないと信じてるから、安心して発言できるんだよね。これからも友だちを信じて発言したい」
「一人よりもみんなでやった方が喜びも嬉しさも大きくなるし、楽しくなる。ここに人を馬鹿にするような人はいないから、仲間を信じる」
「うん。それと一人よりもみんなでやった方がいいと思う」
「仲間を信じること。友だちを信じることって大事」
と、対話はここまで。午後はわずか15分間の対話でしたが、私またちょっとうるってきちゃいましたよー、もう君たち!
子どもたちに訊くと「またp4cをやりたい」って子が多数に上りました。
これまで学級全体での話し合いではそれほど活発な意見交流はできなかった4年生。
この日は違いましたねえ。
一皮むけたって感じがします。彼らは大きく成長しましたね。
これから新しい4年生が見られるんじゃないかしら。
そんな予感がします。
ここで、対話後に子どもたちが書いた振り返りを何人かピックアップしてご紹介します。
「p4c、楽しかったあ。またp4cをしたいと思いました。一人じゃなくてみんなでできるからかな」
「いつもなかなか発言することできないんだけど、今日は恥ずかしかったけど、意見を言うことができてよかったです」
「考えたり発言したりできて楽しかったです。またp4cをしたいと思いました。みんなを信じればいけるんだなと思いました」
「私は発言しなかったけど、みんなの話を聞いていて楽しかった。またp4cをやりたいです」
「仲間を信じるとは、聞く人にバカにされたりしないって思うこと。信じる。だから発表する自信が出るんだと思う」
「ジュニア音楽祭はこんなに大事なんだ、こんなに楽しく考えられるんだと思いました」
「音楽祭は、本当に一人の力だけじゃきれいな歌にはならなかったし、仲間を信じたからきれいな歌になったし、仲間を信じたからこそ、素晴らしい合唱になった!と考えます。午後ももっと考えを深められたのでよかったし、みんなで話し合えたのがとっても楽しかったのでまたやりたいです」
「p4cでは私は話せなかったけれど、友だちの気持ちが分かって嬉しかったです」
「ジュニア音楽祭での嬉しさや楽しさは一人じゃなかったと思いました。理由は一人で全力を出してがんばるより、仲間とともに達成できたのが嬉しかったんだ。『仲間を信じれば、ともにできる』。私は友だちのこの言葉を聞いて、何かやるとき、これを信じようと思いました」
「ジュニア音楽祭で学んだことが大きくて驚いた。発言できなかったけれど、様々なことを考えられてよかった」
「ジュニア音楽祭では最初はすごく緊張したし、恥ずかしかったけれど、みんなで全力のBeliveを歌ったと思う。築地小学校の4年生が歌うからこそ、輝くBeliveになったんだと改めて感じた。p4cでは、みんなの発言を聞きながら考えたことを発表するのは、すごく怖いし、緊張するけれど、『みんななら私の意見を否定しない、馬鹿にしない』って信じられる素敵な4年生だから、安心して意見を言えました」
「また音楽祭をやるなら、またみんなと一緒にやりたいと思いました。みんなとやれば楽しくできるからです」
「私はもっと意見を言えばよかったなあ」←大丈夫!発言したいって思っていれば、そのうちに発言できるようになるよ、きっと!
頭の中をうまく言語化できない子、言語化しきれない子もいますが、それでも何かしらの宝を彼らは獲得したことが分かります。
これから彼らがどう生きるのか。今回の学びをどう生かすのか。とっても楽しみです。
4年生のみんな、すばらしいp4cだったよー!お見事。
またやろうね!
11月15日【4年音楽】胎内市ジュニア音楽祭
ついに来ました、胎内市ジュニア音楽祭。今回で20回目を数えるのだそうです。
4番目に登場した我らが4年生。素敵な♪Beliveがホールを幸せオーラで包み込みます。
歌っている最中も、歌い終わった後も、子どもたちは充実の表情。ホントよかったもんね。
素晴らしい歌声をありがとう!
私の持論は、「素敵な歌声が響く学校(学級)はいい学校(学級)」。築地小学校の4年生はいい学級ということが改めて、この日証明されたのじゃないかしら。もちろん、他の学年もいい学級ですよー!
そしてほかの学校の歌声もとっても素敵でした。胎内市の小学4年生はみんないい学級だなあ。
学校に戻った彼らに感想を問うと、どんどん手が挙がります。やっぱり充実した活動の後は、話したくなるよねえ。
月曜日に振り返りをする予定なのだとか。どんなことを彼らが語るのか、楽しみです。
まずは、4年生のみんな。お疲れ様。素敵な歌声をありがとう。今日はゆっくり休んでね。
11月14日【4年音楽】合唱披露
11月13日。4年生は、その素晴らしい合唱を市の音楽祭さながらに全校児童に披露しました。
昼休み、体育間に集合した全校の子どもたち。4年生は緊張の面持ち。担任が音楽祭と同じように「次は築地小学校の皆さんです。お願いします!」とアナウンスすると・・・
4年生は声をそろえて、「はいっ!」と返事をして静々とステージに上がっていきました。
もうこれだけで、私うるっときちゃうんだなあ。ここでもう感動です。(「はやっ」って声が聞こえそうですね。)
そして、代表のお子さんが合唱曲と自分たちについて紹介すると、いよいよだなとさらに緊張感が高まります。
し~んとした雰囲気の中、静かにピアノ伴奏が始まると、そこでまた私はじ~ん。
ところが、そんな私をしり目に4年生は完全にスイッチが入っています。そして歌い出すと、私はもうその声量に圧倒され、胸がはちきれんばかりの感動です。なぜこれほどまでに感動するのでしょうか。多分それは歌声のすばらしさとともに、曲の歌詞が彼らそのものを表現しているからなのでしょう。
合唱が終わり、他学年の子どもたちが少し恥ずかし気に感想発表。感想発表したどのお子さんからも絶賛の雨嵐でした。
合唱披露後にタブレットをとおして書かれた、あるお子さんの感想です。「私は全部がきれいだと思いました。理由は歌詞がはっきり聞こえたからです。合唱をするとたくさんの人の声が混ざるので歌詞がよく分からないことがよくあります。でも、4年生の歌は歌詞がはっきりと聞こえました。多分その理由は、4年生の心が一つになっているからだと思います。歌っているときの目線が高くて、声を遠くに飛ばしているような感じがとてもよかったです。ピアノは音色がきれいなのもそうだけど、私がすごいと思ったのは一回も止まらず、間違えずに弾けていたことです。指揮者とのタイミングもばっちりで素晴らしいと思いました。金曜日が本番なので、それに向けてがんばってほしいと思います。本番が終わっても練習したことを忘れずに、きれいな歌を歌い続けてほしいと思います。ファイト‼」。4年生ももちろんですが、体育館で感想を発表した子も、その後でタブレットに書き込んだ子も、両方にあっぱれをあげてください!
合唱は市の音楽祭でいい歌を披露するだけが目的ではありません。4年生がみんなで力を合わせて合唱曲を創り上げる中で、きっと彼らは大切なものを獲得したのでしょう。合唱祭まであと数日。さらに歌声に磨きをかけ、自分たちの生き方にも磨きをかけてもらいたいと思います。
11月13日【6年学級活動p4c】ファシリテーターは豊田先生!
11月12日、13日の2日間に渡って、新潟大学佐渡自然共生科学センターの豊田光世教授が当校の子どもたちのp4cをご覧にお出でになりました。
この記事で紹介する6年生のp4cは豊田先生がファシリテーターをお勤めくださったんですよー。よかったねえ、6年生のみんな!
問いは「なぜ人はうそをついてしまうのか?」。もちろん、子どもたちが設定した問いです。
さて、ここで一つ、このホームページをご覧になっている皆さんにお詫びです。ここ数日、私大変バタバタしておりまして、ホームページのアップが滞っている次第です。で、これから立て続けに何件か記事をアップしますが(それもすべてp4c!)、いつものように対話を起こしている途中で、私体力の限界を迎え、大して対話を追えていない記事ばかりになります。も、もうしわけ、ございません!写真が中心の記事になります。
ただ、対話自体はどれも素晴らしいものばかりでした。子どもたち、着実に力を伸ばしているなあと感心しきりの数日間。
ここで紹介する6年生のp4cも大変、大変に素晴らしかったのですよ。豊田先生も大絶賛!今度、気力体力がみなぎっているときにアップしますね、いつになるか分かりませんが。
*ではこの記事を含め、これ以降、日を遡って、怒涛のp4c記事の連続になります。どどーん、ざっぱーん、どどーん!よろしくお願いいたします!
11月13日【5年学級活動p4c】学校は必要か?
時は令和6年11月13日。ところは5年教室となりの学習室。新潟大学佐渡自然共生科学センターの豊田光世教授をお迎えしてのp4c第2弾。ファシリテーターは5年担任です。
結論を言うと、これもまた素晴らしいp4c。意見が響き合い、学校の社会的意義にまで話は及んだp4cとなりました。豊田先生もやっぱり大絶賛!
ほんとすごかった!お見事。