先日は地震が起きた時にどう避難するか、対話で考えを深めました。
そして、この日、社会科でまた対話(p4c)しちゃうんだなあ。
問いは「すぐに避難した方がいい時と情報を集めてから避難した方がいい時。違いは?」です。
かなり大雑把な概略をご覧ください。


「早く避難した方がいい時と、情報を集めてから避難しても間に合う時があると思う」
「そうだね。地震の時は早く避難した方がいい。でも津波のときは、津波警報が出てから高いところに避難する」
「地震の時だって、慌てて避難すると、外に出たとたんに上から物が落ちてきてケガしちゃうかも」
「そうだね。大きな地震の時とそれほど大きくない地震のときとでは違うと思う」
「うん。大きな地震の時はできるだけ早く避難し方がいい。でもそれほど大きくない地震の時はまた違うと思う」


「情報は集めた方がいいんだろうけど・・・。情報を集めたら早く逃げた方がいい」
「地震の時は、まず広い場所に避難して、そこで情報を集めればいいんじゃないの?」
「ああ。先に外に出て、揺れが収まってから情報を集めたらいい」
「でもさ、情報ってどうやって集めればいいんだろう?」
「放送があるから、それを聞けばいい」
「あと、周りにいる人に訊いて、少しずつでも情報を集めるのもいいと思う」
「できるだけ、多くの人からね」
「ハザードマップであらかじめどこが危険か確かめておく必要もあるね」
「防災バッグにラジオが入ってたでしょう。スマホを持ってる人も多いと思う。そういうので情報を集める」


「ねえ、もしも防災バッグを家において来ちゃったらどうしたらいいと思う?」
「そうだね。まず取りに戻っちゃだめだよね」
「ニュースでやってたしね。防災バッグがなかったら、誰かから借りる」
「うん。避難所に行けば必要な避難用具はあるだろうから、そこのを使わせてもらうことができると思う」
「まず、命を守ることが一番大事。自分の命もほかの人の命も」
「そのために自分ができることは自分でやりたい」
「あと、自分で判断しなくちゃならない時もあると思う」


教師「今、地震の時の避難について考えてるよね。災害って地震ばかりじゃない」
「あと津波」
「水害」
「うん。洪水とか」
教師「地震と水害のときとでは避難のタイミングって違うのかな?」
「情報を集めるのが大事なのは同じ」


「水害では、家にいて、気付いたら洪水になってたら、もう泳ぐしかない!」
「水の量が多いと泳げないと思う。歩いて避難するのもヨタヨタしちゃって難しいかも」
教師「地震は突然にくる。でも大雨とか台風とかは前の日とかにひどいことになりそうって情報が得られるんだよ」
「天気予報とかで」
教師「そうだね。地震よりは備える時間はあるよね」


気象庁が発表する情報を受けて、各自治体による判断で警戒レベル1~5の発令がなされることになります。
最近は警戒レベルの情報がよく出されますから、子どもたちもよく耳にする情報になっています。
子どもたちは結構ニュースなども見ているようで、「一旦避難したら戻らない」「洪水のときは水が膝位にまでなるとかなり危険」と知っている子もいるようです。
すでに道路が冠水している場合は、無理に歩いて避難せず、安全な建物の高い場所などに移動する判断も必要なのだそうです。
大人も子どももこのような情報は知っておいた方がいいですよね。


それにしても4年生は発言意欲が旺盛です。
p4cでは「発言せずに黙っていても、頭の中で友だちの発言を聞いて、考えを深めている」と捉えます。
ただし、子どもたちが考える材料となる発言が多ければ多いほど深い考えに到達できる可能性は高まるのかもしれませんね。
いずれにしろ、子どもがつくる学びです。
これからもいい学びをみんなで作っていこうね。

