学校ブログ

3年教室から大きな声が聞こえてきました。

覗いてみると国語『夕日がせなかをおしてくる』の音読中でした。

『夕日が背中を 押してくる/ まっかな腕で 押してくる/ 歩くぼくらの うしろから/ でっかい声で よびかける』

『夕日が背中を 押してくる/ そんなに押すな あわてるな/ くるりふりむき 太陽に/ ぼくらも負けず どなるんだ』(音読に関係するところを抜粋)

詩のとおり、でっかい声で読み上げてます。

彼らは、言葉の意味を「頭」だけでなく「身体」でも感じてます。

で、みんなで一つの詩の学習を創り上げているっていう感じもありますね。

大きな声での音読が終わると、「もう一度やりたいです!」という声。

そりゃあ、やるでしょう。で、もう一回。

腹の底から声を出すって、爽快なんですね!

一方、まなび学級の1年生も『いちねんせいのうた』の音読中でした、外で。

こちらは、窓ガラス一枚隔てた校長室のすぐ横で、大きな声で読んでいます。ははははは。いいねぇ、君たち。

詩で描かれていることを動作化しながら読んでもいますね。

空に向かって大きな声を出し、黒板に見立てた空に漢字を書きながら。

場所を変えたり、実際に動作したりしながら読むと、同じ言葉でも、教室で席について読むのとは違う印象を受けるから不思議。

こちらも気分爽快!大変楽しそうに学ぶ子どもたちです。

もう一丁、3年生!

子どもたちは算数でコンパスの使い方の学習中。彼らにとっては、初めてのコンパスでの作図ですね。

最初はうまくコンパスを使えずに四苦八苦の子どもたち。

それでも慣れていくにしたがってきれいな円を描くことができるようになりました。

嬉しくって、担任の先生に見せる子も。

生きようとする意志が強烈に表現された、高見順の詩「われは草なり」。

まなび学級でこの詩を教材に学習していました。

子どもたちは、「われは草なり」という言葉が繰り返し出てくることから、高見順の思いを想像していました。

教師が「この詩はいつぐらいに書かれたのだと思う?」と問うと、「う~んと、100年前!」と多分当てずっぽうで答える子。

教師は「おっ!近い!実はこれ81年前の1945年に書かれたんだよ。まさに戦争中で命が危ないって時に『踏まれても踏まれてもまた立ち上がって、私は生きるぞ』っていう宣言とも読めるね」と応じました。

子どもたちにはたくましく生きてほしいと思います。うん、私もがんばろう!

それにしても、板書の文字がものすごーく美しいですね☆

この日、5年生の外国語の学習を進めていたのはALTの先生と担任の先生。

ALTの先生はネイティブ・アメリカンですから英語はペラペラですが、5年担任もまた英語教育のエキスパートなのです!

この二人がタッグを組んでいるわけですから、外国語教育が充実しているのも頷けます。

なんてったって、ツープラトンで教育してるんですものね!ははははは。

(二人とも背が高いから「細身の格闘家」って言っても通用しますね、うふふ。)

それにしても、授業中のちょっとした打ち合わせも、英語でペラペラッとやっちゃうんだものなあ、すごい!

低学年だと、他の児童が発言した回答が、自分と同じだと「同じでーす」と声をそろえて言う場面をよく見かけます。「同じでーす」と言われた子は実に嬉しそうにします。これもまたセーフティを確立する上では有効なのかもしれません。

さて、この日2年生は国語で道案内の仕方を学んでいました。この授業の終盤では発展問題に挑戦。

ところが最初に答えた子が回答すると、「違いまーす」という声。間違えて回答した子はしょんぼり気味です。

ところが、そこで颯爽と手を挙げた子が!

「私、〇〇さんがどうしてそう考えたのか分かります!」おーおーおーおーおー!

その子が間違えたであろうポイントを説明すると、間違えた子は、我が意を得たり!と嬉しそうな表情に変わりました。

担任もしっかりフォローし、その場は和やかな雰囲気に包まれました。

颯爽と手を挙げた子の素晴らしさ。思考力の高さ。

p4c(対話)では、相手の考えを否定しないことが求められます。そうすることでその場にセーフティが確立することを期待しているためです。

そして、それはp4cだけに当てはまることではないと思います。

では、発言した子と自分の意見が違う時には、どうしたらいいのでしょう。

そこでは思考力を最大限に発揮して、相手を傷つけないように配慮しながら、自分の考えをはっきりと主張することが大切になります。そして、どう配慮するかは子どもたちに任されています。

2年生、この調子なら、揺るぎないセーフティが構築できそうだね。

18トリソミーという先天的に染色体が違う状態を持ったまま生きるしずくさんと、そのお母さんをお招きして、思いを語っていただきました。

さらに、子どもたちは「わあ、かわいいー」などと言ってしずくさんと触れ合い、その中で疑問に感じたことをお母さんに質問し、お答えいただきました。

まずは、写真をご覧ください。

その後は、対話(p4c)!しずくさんとそのお母さんにも交じっていただいて行いました。

問いは子どもたちが出し、そして投票で選ばれたのは、

人は何のために生きるのか?」です。ひえ~、ま、まじっすか!?

で、結論を言えば、実に素敵な対話になったのです。

子どもたちが今まで周りの人々と紡いできた人生を踏まえた発言の数々。ホント素晴らしい!

今回は、AIボイスレコーダーで録音し、内蔵されているAIに対話の要約もしてもらいました(最近の機器はすごいですね♡)。

 

対話の始め 人は何のために生きているのか

【始めの問い】人は何のために生きているのか
・講義の議論は、この問いから始まった。
・しずくさんのお母さんは、周囲から「かわいそう」「なんで生まれたの」といった言葉をかけられ涙を流す一方で、夫の「知らないからそういう言葉が出てくるんだよ。こんなに可愛いんだから見てもらおうぜ」という言葉に感銘を受けた。
・母は、しずくさんが生まれてからの5年間は、多くの涙はあったものの、「一番笑っています」と語り、困難の中でも生きよう、生かそうとする姿勢が示された。
【児童から出された「生きる目的」についての意見】
・同じ地球に住んでいる人たちのために生きたい。
・自分の大切な人のために生きる。
・みんなを笑わせたり、幸せにするために生まれてきた。
・家族や友達の大切さを知るため。
・社会に役立つために生まれてきた。
【「生きる価値」に関する対話】
・「社会に役立たなかったら、その人に生きる価値はないのか?」という問いが投げかけられた。
・ある児童は、「社会に役立たなくても、いずれ役立てる日が来るかもしれないから価値はある」と述べた。
・別の児童は、「生まれてくること自体が奇跡であり、数字では表しきれない価値がある。生まれてきただけで十分に社会に役立っており、生きているだけで価値と意味がある」と力強く主張した。
・しずくさんのお母さんは、「生きる価値があるかないかは、人が決めることではない。自分が決めることだ」と述べた。
・別の児童も、「人は生まれてくるだけで価値がある」と意見を述べた。

 

生きていること自体の影響と幸せ
【続いて出された問い】人は生きているだけで、誰かを幸せにすることはあるか
教師からこの問いが投げかけられ、多くの児童が「ある」と回答した。
理由として、「生きているだけでみんなを幸せにしている人がいる」「生まれた瞬間に家族が喜んだり幸せになったりする」といった意見が出た。
【しずくさんの存在がもたらす幸せ】
・しずくさんのお母さんは、「(他の子と)比べたことがなく、しーちゃん(しずくさん)の小さな成長を見逃さずにそばにいられることがすごく幸せ」と語った。
・お母さんによると、話しかけても答えはないが、毎日小さな成長があり、それを見られる環境にいて一緒にいられることが幸せである。
・児童の一人は、兄弟の例を挙げ、「特別なことをしなくても、一緒にいるだけで幸せな気持ちになる」と共感を示した。
【生きることと幸せの捉え方】
・ある児童は、「日常に現れる見える幸せと、見えない幸せがあり、それをいつも感じられるのが『生きている』ということ。だから、生きているだけで幸せを一つでも感じられる」と述べた。
・別の児童は、「人間はしゃべれなくても感情があり、その人が喜んでいたら周りも嬉しくなる」と意見した。

 

対話の終わり 生きることは他者と未来を変える
・「人が生きることによって何が変わるか」という問いに対し、「他の人の人生を幸せにすることができる」「自分がいるから明日、1年後、10年後という未来が変わる」「周りに仲間がいれば、暗くて悲しい状況も明るく幸せになる」といった意見が出された。
・教師が「生きているだけで誰かを幸せにしているのは、しずくさんだけか?」と問うと、児童は決してしずくさんだけでなく「世界の全員」であると答えた。

 

*う~ん。AIに任せちゃうと、何だか味気ないような気がしますね、よくまとめられてるんだろうけど・・・。

 実際は結構感動的だったんだけどなあ。まあ、今回はこれでお許しを。

2時間続けての授業。でも、子どもたちは飽きるどころかドンドン意欲的になっていきました。というか終始意欲的だったなあ。

対話(p4c)後、しずくさんのお母さんは、子どもたちが哲学的で高度な対話を繰り広げていたことに感嘆されていました。また、6年生と過ごした時間に、子どもたちから大きな力をいただいたともお話しになっていました。

6年生のみんな、素晴らしい対話をありがとう!!!

しずくさん、お母さん、対話を共有してくださり、ありがとうございました。

*なおこの授業はNST新潟総合テレビの取材を受け、テレビニュースで放映されました。9/3 18:09~

なお、Youtubeでも公開されています。https://www.youtube.com/watch?v=Ps5Zgg1ApIM

1年生は算数に取り組んでいます。

果物がバラバラに置かれています。「どれが多いのか、一目見ただけで分かるように並べよう」が本時のねらい。

子どもたちは試行錯誤しながら並び替えています。

「果物を線で結べばいいんだよ」「下から貼っていって横に揃えればいい」など並べながら、友だち同士話し合っています。対話だね、こりゃあ。

そこで担任が切り札として取り出したのは「グラフの枠」!

初めてグラフに出会った1年生。担任は「これはグラフと言います」と説明しました。

子どもたちはそのグラフに果物ごとにその数だけ印をつけて、グラフ化。

グラフ化すると分かりやすいんだね。なるほどねえ。

それにしても子どもたちの学びに向かう力ったら!

黒板を穴の開くほど見つめ、友だちと考えてますもんね。

6年生は「生きる 命の授業」をテーマに学習を重ねます。

この翌日には「18トリソミー」のあるお子さんとそのお母さんをお招きして、お話をお聞きし、対話(p4c)をする予定です。

それに先駆けて、この日子どもたちは18トリソミーについて学びました。

18トリソミーとは、染色体の状態に先天的・遺伝学的な違いがあるという特徴のこと。

子どもたちは真剣な表情で話を聞いていました。

明日はきっと、子どもたちにとって心に残る授業になると思います。

夏休み明け、久しぶりの給食。

実は、この日から牛乳パックが新しくなり、ストローを使わないスタイルになりました。

なぜでしょう。一番はプラスチックごみを減らすためです。

ストロー不要にするに伴って、牛乳パックは飲み口を飲みやすく、牛乳がこぼれにくい設計にしてもあります。

新パックに興味津々の子どもたち。

みんな上手に飲めましたね。

給食の時間には、「新しい牛乳パックを使っているということで、みんなも自然環境を守る活動に参加していることになるんだよ」と伝えました。

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