4年生は四角形の対角線について学習していました。
この授業の学習課題を決めるまでに15分間。
後で担任は「ちょっと課題設定までが長かったかもしれません」と反省していましたが、そんなことはありません。
子どもの思考に沿って、じっくり学習課題を設定したものですから、子どもたちのその後の学習への意欲はものすごく高くなったのです。
担任は友だちと自由に意見交換するように促しました。
そして周りの子たちは盛んに意見交換をしています。
しかし、あるお子さんだけは席から離れようとせず、ノートやプリントに書いては消し、書いては消ししながら自分なりに課題解決をしようと挑戦と試行錯誤を繰り返しながら課題に挑んでいました(青シャツのお子さんです)。
周囲の子の動きに全く惑わされることなく、一心に課題に向き合っていました。ずーっと。ほれぼれするほどに!
そして、課題解決した後の彼の顔は、何とも晴れがましいものでした。
このお子さんは課題がまさに自分のものとなっていたために、これほどがんばれたのでしょうね。
また、授業の最後、ある子が、「ぼく全然分からなかったよ!」と感嘆したように話したのです。
「この時間の授業がちんぷんかんぷんだった」という意味では決してなく、直前に友だちが発言した内容が思いもよらないすごい考えで、そのおかげで改めて気付いたんだという意味だったのです。
このような発言が自然に出る学級。素晴らしいと思います。
学習意欲の高さとともに、他をほめたたえながら、自分の気づかなさを素直に表現できる、この学級のセーフティの高さ!
先程の青シャツのお子さんと併せて、普段の授業の素晴らしさ、もちろんそれに取り組む子どもたちの素晴らしさの一端を垣間見た気がいたしました。素晴らしいよ、君たち!