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学校ブログ

1月29日 祖父母サポーター様による階段磨き

祖父母サポーター様が今日もまた献身的に校舎内美化活動をしてくださいました。

私自身諦めていた階段の頑固な汚れ。これを様々な道具を使い、様々に工夫してピカピカに磨き上げてくださったのです。

本当にありがたいことです。心から、心から感謝申し上げます。

1月29日 『冬の日』

♪長ーい間~、バスに揺られて~、今日もまた勉強しにゆく~

こんな気持ちで子どもたちは学校に来てくれているんでしょう。

いやいや、バス通学の子ばかりではありません。徒歩で学校に来てくれている子どもたち。吹雪に吹き飛ばされそうになるのをこらえ、うつむきながら歩を運んで来た子どもたちにも心から感謝したいと思います。学校職員として、嬉しいことだなあと思います。

明日は晴れるといいね。

1月29日【6年国語p4c】扉の詩

光村図書の国語の教科書には、どの学年でも表紙をめくるとすぐに詩が掲載されています。いわゆる「扉の詩」というものですが、いずれもなかなか難解なのです。
6年生の教科書には、会津の詩人 羽曽部忠さんという方が書いた以下の詩があります。
タイトルは書かれていません。
「一まいの紙から、
 船が生まれる。飛行機が生まれる。
 ひとかたまりのねん土から、
 象が生まれる。つぼが生まれる。
 生まれる、生まれる。
 わたしたちの手から次々と。」
う~ん分かるような、分からないような・・・。難解ですね。
今回はこの詩をp4cで深読みしてみようと思います。

p4cを行う前にメタファー(隠喩)という手法を説明しておくとともに、問いは時間が限られていたので私が設定しました。
「教科書編集部は、この詩を冒頭に掲載することで、私たちに何を訴えているのか?」です。
なお、今回ファシリテーションは私が行いましたので、対話を記録できませんでした。
似ている意見を合わせたり、意訳したりした報告となりますこと、ご承知おきください。

 「まず『船』は何を表しているかなんだけど、夢や希望を追い求めて航海するっていうイメージなんじゃないかな」
「海のような広い世界を切り拓いていけって感じかな?」
「どこへでも行けるよって言ってる感じ」
「船は転覆しちゃう。転覆って挫折を表している。で、挫折するかもしれないけれど、それでもあきらめないで航海を続けていこう、強い気持ちをもって乗り越えようっていうことなんだよ」
「世界は広いし、様々な人がいる。そういう人たちに出会って、様々な生き物のを見ていきなさいよって」
「そう。船の乗務員や船長さんみたいに」
「飛行機は船よりも速く進める。燃料は船よりもたくさん必要だし、墜落したら船と違って助かる見込みはほぼない」
「2つに違いはあるけど、飛行機も広い世界に行けるよね」
「いずれも広い世界に飛び出していけって」
「じゃあ、『象』って何を表してるの?」
「象は大きくて力強い」
「動物だから命を大切にしてほしいと思ってる。心もね」
教師「船や飛行機、象に比べると『つぼ』っていうのはちょっと違う感じだ。何を表してる?」
「つぼは割れやすい。人間はガラスのようなもの。だから大切にしようっていうこと?」
教師「つぼは割れやすいけれど、ものすごく高価になったりもする。あと、様々なものを入れられるよね」
「ああ、何を入れるのか」
「学んだことや信頼した人とか、気持ちとか?」
「そう。で、そういうのはみんな紙や鉛筆、粘土で作れるんだ。そういう何ということのない材料で」
「そうだね。紙、鉛筆、粘土も人が作ったもの。船とか飛行機とかつぼとかって人が作ったもの。そういうものを使って、私たちにも船や飛行機が表現してるものを生み出してほしいって編集部は願っている」

教師「教科書にはこの詩のタイトルが書かれていない。どんなタイトルがつくと思う?」
「この詩には『生まれる』って言葉がたくさん出ているでしょう。だから『生まれる』がいいと思う」
「私は『創造』かな。生まれると同じ意味かもしれないけれど。この教科書自体にも『創造』ってタイトルがついてるし。その冒頭の詩なんだから」

子どもたちも私も、大変リラックスした中でのp4cでしたが、詩中のメタファーに着目して読解した彼らはさすが。素晴らしい対話、素晴らしい深読みでした。
最後に子どもたちに自己評価することを求めました。次の3点です。「一生懸命考えましたか?」「友だちの発言をよく聞きましたか?」「深読みって楽しいなと思いましたか?」の3つです。そして子どもたちはいずれの設問にも多くの子が肯定の挙手をしていました。
お菓子とかつまんで、紅茶とか飲みながら対話してもいいなって思えました。
大人が哲学対話するときって、そうしてもますものね。6年生ももう大人って感じかな。
いい対話でしたよ、君たち。

1月28日【5年総合】米粉ベーグル試作品いただきまーす💛

先日、子どもたちに米粉ベーグルの商品開発について教えてくださり、子どもたちがアイディアスケッチを託したお二人。そう!「米粉パンと抹茶のお店yine」さんが、子どもたちの描いたスケッチを基に5種類の試食品を作ってきてくださいました。

自分たちの思いが具現化する瞬間を子どもたちは待ち焦がれていたんでしょうね。試作品を取り出すYineさんの手元に、子どもたちの瞳は釘付けです。そして、実食!あああああー!いいなあー!ものすごくおいしそうです。

もぐもぐ中の5年生に「ねえ、どう?」と訊くと、「校長先生、ものすごくおいしいです!」と満面の笑み。ちょっと大人の味と説明を受けたレモンのベーグルも、チョコのベーグルも、まめまめベーグル、バナナのベーグルも、みんなみんな「すごくおいしい!」ですって!あああああー!食べたーいとよだれを垂らしていたら、「校長先生もどうぞ」とYineさんからありがたいお言葉!そりゃあいただくでしょうってことで、ぱくっと一口。もうね、あまりのおいしさに悶絶です、悶絶!これは、チョーうまいです!

ホクホク顔の子どもたち!自分の思いや夢が叶うって、協力してくれた方々はもちろんのこと、社会への信頼をもつってことに繋がるのじゃないかしらと思います。

それにしてもおいしかったなあ。いや、ホントにおいしいの!

試作品のベーグルをいただきに並ぶ子どもたち。こりゃあ、行列のできるベーグル屋さんですね。ははははは。

この試作品は今後さらにブラッシュアップされて、店頭に並ぶのだそうです。わぁお!これは子どもたち、嬉しいねえ。最高の体験だね。

Yineのお二人、本当にありがとうございました。

*最後の写真。子どもたちや担任を差し置いて私が写っちゃって、メンゴ。

1月28日【子どもがつくる学校】背中のキャラクターだぁれだ?

3年生有志が企画運営してくれた「背中のキャラクターだぁれだ」ゲーム。

前の日から「校長先生、明日のイベントのために、今日から視聴覚室で机とか準備していていいですか?」、さらに翌日(つまりこの日)「校長先生、今日の20分休みにイベントの準備を視聴覚室でやってもいいですか?」。もうね、ホント素晴らしい。「準備おさおさ怠りなし」って君たちの行動のようなことを言うんだよ。すごいなあ。

で、イベント本番。もう成功まちがいなしじゃないですか!これだけ準備してるんですもの。私の知らないところで、ガンガンと準備が進んでいて、舌を巻くばかり。

集まってくれた子どもたちも大いに楽しんでいました。「もっとやりたい」「もっとやりたい」っていうリクエストに応えて、翌日の昼休みも開催されることになりました、このイベント。

よかったねえ、参加者のみんな!

ありがとう、企画運営の3年生有志の皆さん!

1月28日 最近のお昼の放送室はこんな感じ

委員会活動は活発に行われているし、昼休みの子どもたちの主体的な企画運営活動もガンガンと行われています。

様々な活動について全校児童に周知する場合には、給食時に放送するのが当校のスタンダード。

で、最近の給食時の放送室はこんな感じです。

もう、緊張の面持ちの子どもたちが入れ代わり立ち代わり。はははは。素晴らしいよ、君たち!

1月28日【2年学級活動p4c】2年生ランドの振り返り

先日、大盛況のうちに幕を閉じた「ようこそ 2年生ランドへ!」の振り返りをp4cで行います。2年生はバンバンと発言しました。すごいなあ、このセーフティの高さ!では早速対話を見ていきましょう。

さて、p4cの前に担任と子どもたちが話している中で自然と問いは決まっていきました。それは「2年生ランドの時間設定はあれでよかった?」です。合計5つのブースを4分ごとに回るという時間設定。どうだった?

「私はもっと1年生と話したかったし、交流したかったなあって思ったよ」
「そうだね。時間がもっと多ければ、1年生にはいっぱい遊んでもらえたし、それだけ楽しんでもらえたと思う」
「一回4分間で次のブースに1年生を送らなくちゃならなかったから、早口になっちゃったかも」
「うん。ぼくももっと遊びたかった」
「時間が気になっちゃって、遊びをしてもらう時もささっという感じになっちゃった。もうちょっと時間があれば、もう少し楽しく遊べたかもね」
「うん。ぼくももっと時間があればもっと楽しく遊べたと思う」

「ねえ、ぼくはさ、1年生も楽しかったと思うけど、ぼくら2年生も楽しめたと思うよ」
「そう思うよ。でももっと時間があれば、もっと楽しめたかな」

「時間が少なかったから、1年生は遊び足りなくなかったかな?」
「ねえ、訊きたいんだけど、何でもっと時間をあげたかったの?」
「私はね、1年生がもっと遊びたかったんじゃないかって思ったの」
「そうだね。遊び足りないと思ったかも」


ここで教師が介入。「ねえ、みんなに訊きたいんだけど、みんなは時間が短かったんじゃないかって思うんだよね。でも1年生はずいぶん満足してたんだって。どうしてだろうね」
「うん。時間は短かったかもしれないけれど、1年生は楽しんでくれたと思うよ」
「ぼくたちにとっては時間が短くて、でもやらなくちゃならないことはたくさんあったから、大変だった。1年生は遊ぶだけだから、4分間でもよかったのかもね」
「そうかも。1年生は楽しそうだったなあ」
「ぼくはさ、やっぱり4分間って過ぎるのが速いって思った」
「でも、短くても楽しそうに遊んでくれたよね」
「5分間くらいがよかったんじゃない?そうした方がルールをゆっくり説明できるし、1年生もゆっくり遊べるし」
「ぼくは4分間くらいがちょうどよかったよ。1年生にとっても、ぼくにとっても」
「うん。1年生はね、最後にっこり笑ってくれたんだよ。嬉しかったな」

教師が再び介入します。「『時間増やしたらよかった』って意見が多かったみたいだけど、時間を増やしたらその分何ができたと思う?」
「まず、1年生に遊んでもらう時間が増えるよ」
「時間があれば、もっと遊ぶ時間が長くできたからそれだけよかったんじゃない?」
「あとね、ルール説明を長くできた。それだけ楽しく遊べたと思うよ」
「そうだなあ。6分間くらいあれば、もっとゆっくり説明できたかな」
「2回戦目とかしても面白かったかもね」
「うん。時間があれば景品とかもっとあげられたよね。景品とかおもちゃとかあげたら、すごく喜んでもらえて嬉しかったな」
「そうだね、すごく喜んでもらえたよね」

「さっきの話に戻るんだけど、時間があれば1年生と仲よく遊べたと思うよ」
「うまいやり方とかゆっくり教えながらできたと思う」
「うん。ゆっくり教えられたと思う」
「お手本を見せられたかも」
「そうしたら、1年生はもっと楽しくできたのかな」

いよいよ対話も終盤。ここで担任が三度介入。対話はどんな結論に至るのでしょうか!?
「ねえ、みんなはどうだった?この2年生ランド楽しめた?」
「うん、ぼくたちも楽しかったよ」
「一緒に遊んだりもできたしね」
「2年生ランドが終わった時、1年生は笑顔で帰ってくれた。私も笑顔でできたし」
「ぼくも楽しくできたよ。笑顔でできた」
「そう。1年生も笑顔だった」
「1年生を見てたら、みんな楽しく遊んでくれていたから嬉しかったよ」
「そうだね、楽しく遊んでくれて嬉しかった」
「うん。喜んでくれてよかった!」

「私、またやりたい!」
「私ね、この日のために説明とかいっぱい練習して覚えたんだけど、当日はセリフを忘れちゃって紙を見ちゃったのが悔しい。1年生に『かっこいい』って思ってもらえるように次こそがんばりたい!」

2年生がこの2年生ランドにかけた思いの強さを感じます。
ねえ、君たち。セリフの紙を見たって構わない。だって準備から当日の運営まで素晴らしかったんだもの。君たちは1年生の瞳に「とってもかっこよく映ってた」と思うよ!お見事!!

2年生のp4cでは1年生同様、同じ内容の発言が繰り返される傾向にありますが、それでいいのです。だって腑に落ちるって、何度も考えて、口に出してみて、それで漸く理解できるものだと思うのです。
それにしてもいい対話でした。お見事!
実はこの対話の鍵、隠れたファインプレーは、子どもたち一人一人の発言はもちろんなのですが、担任の途中介入の発言が絶妙だったと思われます。
すごいなあ、2年担任!私が言うのもおこがましいですが、センスあると思います。子どもともどもアッパレあげてください。アッパレアッパレ!!!

1月27日【4年理科】冬芽/凍み渡り

この日の朝、4年生は理科で桜の冬芽の観察。

私もついていったところ、おおお、グラウンドの雪は凍み渡りするのにちょうどいい感じになっているじゃないですか。

私は、「ははははは。おもろー」とグラウンド中を歩き回っていましたが、4年生は真面目に勉学に勤しんでいました。以前1年生についていったときに私も見つけた冬芽を4年生も見つけ、においを嗅いでいたりしましたよ。みんな立派だなあ。

1月27日【6年教室掲示】社会に耳目を開く

6年生は社会科の勉強中。外国の国々の中から一つ選んで調べ、大型ディスプレイでプレゼンテーションしていました。

「なかなかよく調べているなあ、感心、感心」と目を後ろに転じてみると、面白い掲示がありましたので、紹介します。

小学生だと社会の動きについてはほとんど関心がない子が多いのが一般的かもしれません。しかし、我らが6年生は社会的な大きな出来事については学校でもこうして刺激されながら知ることができているようです。さらに自分なりの考えを持ち、友だちと対話してくれたらいいなあと願っています。

 

1月27日【1年国語p4c】誰とでも

1年生は国語の教科書の冒頭に掲載されている詩(いわゆる「扉の詩」)でp4cをしました。
教師と子どもたちが、「この言葉ってどういう意味?」「ここの部分はどういう意味なんだろうね?」と話しているうちに自然と問いは決まっていきました。
問い「『ともだち、ともだち。みんな ともだち。いいな、いいな・・・』って何がいいんだろう?」
では行きましょう。1年生の対話、とくとご覧あれ!

「この世界の動物や植物たちと友だちって、いいな、ってこと」
「友だちがいっぱいだといいなって意味」
教師「友だちって人間だけのこと?」
「ううん。鳥とかネズミとか、水族館の生き物とかも友だちだって言ってる」
教師「え、どこ見れば分かるの?」
「ほら、詩の上のイラストだよ。人間が鳥やネズミとも手をつないでいるでしょう。だから動物や植物も友だちって意味」
「それは友だち、多くなるね」
「地球の生き物はみんな友だちだからいいなってこと」


「動物ってさ、人間よりも早く死んじゃうことが多いでしょう。だから動物よりも人間が友だちの方がいい」
「友だちだけじゃなくて、お家の人がいっぱいいるといいな」
「動物とか植物とかは触れるでしょう。でも空は触れない。だけど触れなくて見ているだけで友だちになれるよ」
「人間はしゃべれるからいいなって言ってるんじゃないの?」
「だから仲良くなれる。それで『いいな』」
「人は走れるからいいなって思った」

この段階での子どもたちの「いいな」の理解は、「人は〇〇できていいな、動物からしたらうらやましいな」という捉えと「友だちがたくさんいるって嬉しいことだな」の2種類あるようです。
もう少し、対話を子どもたちに委ねてみましょう。

「みんないろいろな趣味があるでしょう。友だちが多いってことは多くの趣味について分かったり、教えてもらったりするから嬉しいなってこと」
「魚は水の中でも息ができるから、人は魚はいいなって思ってる」
「虫や鳥はしゃべれない。人もジャンプはできるけれど、すぐ地面に落ちちゃうから飛ぶことはできない。虫や鳥は人をうらやましいって思ってるし、人は鳥や虫をうらやましいって思ってる」
「私は詩で『いいな、いいな』って言ってるのは、友だちがたくさんできて嬉しくて言ってるんだと思う。うらやましいじゃない」
「そう。それといっぱい友だちができるといいなって気持ちもあると思う」

ここで私も介入。「ねえ、さっき人は話せるから人と友だちになりたいって意見が出たよね。じゃあ、話せない人とは友だちになりたくないの?得意なことがない人とも友だちになりたいの?」
「私は得意なことがない人とも友だちになりたいなあ。一緒にやるとできるようになると思うよ」
教師「ああ、そういうこと教科書の詩にも書いてあるよね」
「あ、書いてあった!できない子でも一緒にやればできるようになるってこと。できない子でもね。できないからって友だちになりたくないってことはないなあ」
「人ってさ、あきらめなければ、できるようになるんだよ、きっと」
「私は世界中のいろいろな人と友だちになりたいなあ。得意技がない人ともね」

教科書にはこの詩のタイトルは掲載されていないのですが、実は『ともだち』っていう詩なのです。この教科書自体にも『ともだち』って題名が付けられていることからも、この扉の詩の趣旨と教科書編集者の方々の願いは明らかだと思えます。

1年生のみんな、まもなく小学校生活の最初の一年が終わるね。どうだった?私が見る限りはみんなは仲良くなるばかりじゃなくて、できなかったことにも一緒に挑戦し、解決したことが多かったんじゃないかしら。
対話に1年生の一年間の学びが詰まっていた、そんなp4cになりました。

1月24日【子どもがつくる学校】宝さがし

3年生有志の3人が企画運営してくれた「宝さがし」がこの日の昼休みに開催されました。

赤、黄、緑の三色のボール(子どもたちが三色のガムテープを使っての手作り!)を図工室内に隠し、見つけた色によってもらえるシールが変わるというルールです。

3年生有志はどんどん自分たちで動き、私の助けはほとんど必要ありませんでした。

宝さがしゲームは大盛況!1回目が終わっても、「まだやりたい」という子が続出。それで1回目にボールを見つけられなかった子たちだけで2回目をやるほど。で、2回目が終わってもまだやりたいという子がいて、結局3回戦までやったようです。これらをはじめとし、予想外の出来事がいくつかありましたが、すべて子どもたちが自ら臨機応変に判断して運営したのです!恐るべし!!

まだ宝探しやり足りないって子もいるでしょうから、この調子ならまた別日にもう一回やりたーいって声が上がるのじゃないかしら。

子どもたちはもう手慣れた様子で、ポスター作りから放送での周知まで、先を見通して活動していたんですよ、ホントお見事!

1月24日 教育とは地味なもの

教育においては、感動的な授業だけが、人を育てるのではありません。日々の積み重ねや練習の積み重ねが成果をもたらすことが往々にしてあり、それがとても大事なのです。

「為すことによって学ぶ」という考え方はその最たるものと言えるでしょう。これはアメリカの教育学者J・デューイの言葉で、「人は、経験したことから学ぶことが多い。 だから自分の経験したことを基に考えを深めることでさらに成長し、その経験を価値付けていくということを繰り返していくことが重要である」という意味で使われるのだそうです。う~ん、ちょっと分かりにくいですね。この言葉を、算数に当てはめるとします。例えば計算ドリルでは同じような問題ばかりが並べられているように見えますが、実はあれ、少しずつレベルが上がっていて、前の問題の考え方を活用すると、レベルが少し高次の問題でも自力解けるように配列されているのです。それで前に解いたやり方を応用できないか考えながら次の問題に挑戦すると、正解する場合があります。解き方の説明を聞いてもよく分からない場合にでも自分なりに考えながら解くことで理解はより一層確かなものになると思います。

このような学習は地味なもので、学校で学ぶ授業はもしかしたらほとんどこうした類の学習なのかもしれません。しかし、それはとても大切な学習なのです。デューイの理論は派手に見える体験的な学習にも適用されます。当校では派手な授業も地味な授業も大切にして日々子どもたちの指導に当たっています。

1月24日【2年生活】ようこそ!2年生ランドへ

「教育とは地味なものである」と言った舌の根も乾かぬうちに、こんな派手な教育活動を紹介しちゃうのです。ははははは。

この日、2年生は、1年生を教室に招待し、生活科で作ったおもちゃで遊んでもらおうという企画。題して「ようこそ!2年生ランドへ」です。この日のために相当な準備をしていたのでしょう。結構な期間、子どもたちはこの2年生ランド活動にどっぷりつかっていました。

用意されたおもちゃは、「パタパタくるま」、「ボート レース」、「ビリビリ糸電話」、「ジャンプ ロケット」、「ゴロンゴロンねこちゃん」の5種類。班ごとにおもちゃを作って、1年生に説明もして、進行もしてと各班がまるで独立したゲームコーナーのようです。説明文章も何度も推敲に推敲を重ねたのでしょうね。

1年生はかなり楽しんでくれました。景品やおもちゃをプレゼントされてご満悦。きっと2年生もとっても楽しかったんじゃないかしら。よかったね、2年生のみんな!

1月23日【1・2年体育】そり遊び

1、2年生は胎内スキー場に行ってきました、そり遊びに。スキー場に到着時には、なんと豪雨だったそうです涙(誰の行いが悪かったのかな?はい、私です。す、すみません)が、少し時間をおくと雨は上がったとのこと。その後の一日の天気を見ると、奇跡のように、子どもたちがそりを楽しんでいる間だけ雨は降らなかったようです(誰の行いがよかったのかな?)

写真では伝わりにくいかもしれませんが、そりの疾走感を子どもたちは存分に楽しんだようです。学校で子どもたちが雨に濡れていたらかわいそうと拭くタオル等を用意し、乾燥室っぽくスキーウエアを干す部屋まで準備してはいましたが、全くの杞憂に終わりました。子どもたち全く濡れていなかったのですもの。よかった~。

帰ってきた子どもたちはホクホク顔。「校長先生、とっても楽しかったです」と報告してくれました。子どもたちは雪国の冬を堪能できたようですね。

今回ボランティアをかって出てくださった保護者様が何人もいらっしゃいました。おかげをもちまして、子どもたちは安全に、ものすごくそりを楽しむことができました。ありがとうございました!心から感謝申し上げます。

1月23日【委員会活動】健康委員会の健康クイズ

休み時間に校舎内を回っていると、健康委員会が作成したクイズの前で友だちと相談しながら答えている子たちがいましたよ。私も現在挑戦中。なかなか難しい問題で、私もたじたじ・・・。だって、問題に挑戦する以前にそもそもどこに貼ってあるのか見落としもちゃうんだもの。こりゃあ、目を皿のようにして校舎内を徘徊しなくちゃ!

いくつか紹介しますね。

1月22日【子どもがつくる学校】「楽しい学校ですねえ」

先日、来校者の方から「楽しそうな学校ですねえ」と言われました。その理由を尋ねると、「怖い話大会だとか面白そうなイベントがたくさんあるんですね」とのこと。それよりも前に、大学の先生がお出でになった時も、「これらの活動を子どもたちが自分たちでやりたいって言って企画運営しているなんて、すごいですねえ」と感嘆されていました。別の大学の先生も同じようなことを言ってらっしゃったんですよ。佐度のとある学校の校長先生も同じようなことをおっしゃっていました。
子どもたちにとっては遊びの一環なのかもしれませんが、実は大きな学びの場だったりするのです。
今日も何人かのお子さんが校長室に来て、「校長先生、今度ミニ・コミュニティ・ボールつくりをやりたいんです」って申し出がありました。子どもたちだけでやるとしたら、ちょっと難しいかもね。でもやりたいよねえ、君たち。考えてみるね。

1月22日【委員会活動】アイディア満載の活動

5・6年生で編成されている委員会活動ですが、アイディア満載の楽しそうな活動が展開されています。いくつか紹介しますね。

●松の子スマイル委員会・・・全校の子どもたちに学校のことをもっとよく知ってもらい、好きになってもらうためにクイズが校舎内のいたるところに掲示されています。この目的以外のクイズも掲示されていて、どこにどんなクイズが掲示されているのか、探すのも楽しそうですね。

●図書委員会・・・図書室前に移動黒板が設置され、お勧めの本が紹介されていました。どれも面白そうな本ばかりです。

●情報委員会・・・毎日放送を聞いていると自分でも放送してみたいって子もいるだろうってことで、放送体験を企画していました。楽しい体験だったみたいね。

●給食ボランティア委員会・・・給食時に「給食クイズ」を放送で出しています。「昔、人気のあった給食のメニューは?」など面白いものばかり。

●健康委員会・・・クイズに答えることで健康になれる秘訣が分かるクイズを校舎内に掲示しています。こちらもとっても楽しいクイズです。

1月21日【子どもがつくる学び 子どもがつくる学校】代表委員会

この日の昼休み、代表委員会が開催されました。議題は「6年生を送る会」の実施計画です。これまで5年生は隠密裏に準備を進め、この日の提案に繋げたのです。代表委員会も6年生が中学校の入学説明会で出かける日に設定するなど、実に用意周到です。

6年生を送る会のねらいは、「6年生に感謝の気持ちを伝えよう」とされていて、各学年に役割が分担されていました。君たちの気持ちが伝わればいい会になること間違いなしですよ。5年生のみんな、全校を動かす素晴らしい集会の企画運営をありがとう!

さらにもう一つ提案がありました。こちらは3年生有志が提案してくれた「築地小学校のマスコットキャラクターを募集します!」です。こちらのねらいは「築地小学校がもっともっと楽しくなるように」なのだそうです。初めに私に子どもたちからこのような企画をやりたいですと話があったときに、私嬉しくなっちゃって、「これは全校に関わることだから代表委員会で提案してみたら」とかる~い気持ちでアドバイスしたら、3年生は臆することなく、代表委員会の場でバンバンと提案しちゃうんですものねえ。その意欲と物怖じしないバイタリティに心からの拍手を贈りたいと思います。

こちらの提案は無事可決、実施が認められ、マスコットキャラクター応募用紙も配付されました。さあ、6送会と併せて、これから忙しくなりますよー。

それにしても、以前このホームページで昼休みの子ども主体の活動は「遊びの一環」と書いたマスコットキャラクター募集はもう遊びの範疇を超えていますね。ホント素晴らしいと思います。

1月21日 避難訓練(不審者対応)

この日は不審者に対応するための避難訓練を行いました。

指導者として、新潟県警察生活安全課長様、築地駐在所様、そして不審者様です!ははははは。「不審者様」はおかしいか。警察の方から不審者役をしていただいたのです。

さて、訓練では20分休み終了直後という慌ただしい中ではありましたが、子どもたちは放送をよく聞いて、真剣に、そして速やかに避難することができました。全員がこのように適切に避難できたって素晴らしいことだと思います。警察の方からもお褒めの言葉を頂戴しました。

当校の学校運営の2本柱のうち1本は「地域連携」です。地域の方々が毎日、ふつーに出入りされています。もしかして不審者も同じように出入りしているとしたら危ないのでは?とお感じの方もいらっしゃるかもしれません。が、私はそうは考えません。多くの方が日常的にたくさん出入りされるということはそれだけ抑止力になることでしょうし、もし何かあっても助けてくださる大人がたくさんいるということになります。子どもたちは大勢の地域の方々から守られているってことになります。もちろん職員玄関は基本的に施錠されていて、インターホンで来意をお伝えいただくことになっていますが。

この日の避難の様子を見ていると、当校では不審者による殺傷事件は起きそうにないって感じになりますが、普段は禁物。常に備え、子どもたちの安全確保に職員一同全力を尽くします!

ちなみにピントが合っていない1枚目の写真は、当校職員が不審者役の方と対峙しているところです。不審者役の方はちょうど陰になって見えませんが。頼もしい限りです。

1月20日【1・2年】冬休みを振り返って/3学期の抱負③

1月16日とこの日の給食の時間、1年生と2年生の代表のお子さんが、冬休みを振り返っての感想と3学期の抱負を放送で発表してくれました。

他の学年同様、やっぱり立派に堂々と発表してくれました。

これですべての学年の代表の意見発表を終えたことになります。

代表のお子さんばかりでなく、築地小学校のすべての子どもたちが有意義な冬休みを過ごすことができたのでしょうし、3学期に頑張りたいことを心にもって今を過ごしています。

築地小学校のすべての子どもたちよ、周りのみんなは君たちを応援していますよ。心置きなくがんばってほしいと思います。

お知らせフレー、フレー、築地! それ、フレッ、フレッ、築地ー! おー、イエ~音楽