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7月2日【まなび学級活動】もうすぐ七夕ですね

地域コーディネーターさんが子どもたち向けに笹をお持ちくださいました。ちょうどいい大きさで、子どもたちが願い事を書いた短冊を吊り下げるのに大変いいです。

さてさて、子どもたちはどんな願い事を書いたのかな?ゲームが欲しいとかかなあ。

と思いきや!

ごく一部を紹介します。どうかご覧ください。

「足が速くなりますように」、「肌が白くなりますように」(あなたの肌の色は十分素敵ですよ!)、「ボールを遠くに投げたいです」、「ダンスが去年よりうまくなりますように」、「字がうまくなりたいです」・・・。ほう。ゲームが欲しいと書いている物欲の神様みたいな子はいませんね。

一方、こう書いた子もいましたよ。

「〇〇ちゃんに会えますように」、「家族みんなが健康で暮らせますように」、「二度と災害が起きませんように」、「戦争がなくなりますように」。

自分の周囲の人たちを気遣い、みんなで幸せになることを願っている子がいるのです。素敵な子どもたちですね。

こう書いた子もいましたよ。「四つ葉のクローバーが見つかりますように」。これを書いた子の願いが叶い、みんなが幸せになりますように。

 

7月2日【5・6年総合】地引網体験

例年5年生が地域の方からのご協力をいただき行っている地引網。今年で10回目くらいになるのかな。何と第1回目は、私は教頭として関わっていました。その時からご協力いただいていたのは今回同様「かもめ会」の皆様です。

昨年度は天候不良の為、3回の延期判断の末、結局行えませんでした。む、むねん、ガクッって感じでした、去年は。そんなこんなで今年度は5・6年生が合同で地引網を行うことになりました。5年生にとっては初めての地引網、6年生にとっても初めてですが、昨年度のリベンジになりますね。6年生の目の奥には、ひそかな闘志がめらめらと燃え上がっています。「むははははは。海の魚たちよ、一網打尽にしてくれるわ、覚悟するがよい。なはーは、なはーは」って感じでしょうか。

さて、若干のセレモニーのあと、網の引き方を教えてもらい、いよいよスタート!「魚を逃がさないように、ゆっくりじっくりと引くんだよ」というかもめ会様からのご教示を胸に、はやる心を押さえつつ網を引きますが、網は相当大きく、広くて、引いても引いてもなかなかゴールが見えません。魚も見えないし・・・。

しかし、そこは辛抱我慢。「疲れたー」なんて誰も一切口にしません。私は浜辺にいるだけでもうグロッキーでしたが。だって疲れちゃったんだもん。

やがて、仕掛けた網の範囲の中で跳ねる魚が何匹か見られるようになっていきました。網からジャンプ一閃、大海原に逃れた魚もいます。しだいに海面がざわつくようになっていき、いよいよ網を引き揚げる頃になると、大量の魚たちが姿を現しました。コノシロ、アジなどなど様々な魚が網にかかっています。大きな真鯛などは7匹もいたとか。もの凄い量です。これは大漁と言っていいのではないでしょうか(12枚目の写真に写っている魚の山が3つも)。子どもたちは大歓声!網にかかった魚を手で持って見せてくれる子もいます。

そしてその後は浜汁。興味津々で、かもめ会の皆様が魚をさばくところから見ていた子どもたちも。で、いただいた浜汁のおいしいこと、おいしいこと。何杯もおかわりする子もいますね。重労働の後のごちそうだもんね。どおりでさっきからなんかポンポン聞こえてたと思っていたら、みんなの舌鼓だったのね。ははははは。君たち、実はまだ8時30分くらいなのよ。びっくり。早朝からがんばってたものねえ。

築地ならではの体験。これでますます、築地のことを楽しみと喜びをもってよく知れたんじゃないかな。 

今回の地引網はこのかもめ会の皆様のお力添えなくしては到底実現できませんでした。レディース&ジェントルメン!どうそ皆様、拍手をもってご覧ください、かもめ会の皆様です。わーわー、ぱちぱちぱち。映画「ライトスタッフ」の勇敢なメンバーみたいですね。かっこいいー!かもめ会の皆様、本当にありがとうございました。心より感謝いたします。

なお、今回はテレビ局の取材が2件。地引網が終わった後のわずかな時間を見逃さず、将来カメラマンが夢の子が、テレビのカメラマンに突撃インタビュー!これはまさに子どもが主体のキャリア教育ですね。

7月1日【6年理科対話(p4c)】根から吸い上げられた水は、その後どうなるのか?

通常、p4cは「哲学対話」や「探求の対話」と言われ、答えがない問いについて、対話することがオーソドックスとなっています。
ただし、答えを知る前にああだこうだ考え、課題意識を高めておくのは、理科などの答えが決まっている教科指導でも有効だと考えています。
この日、6年生は理科で次の問いについて対話しました。
「植物で根から吸い上げられた水は、その後どうなるのか?」です。
時間は20分間程度と今の6年生にとっては短め。それでも充実した対話となりました。どうぞご覧ください。

教師「植物ってさ、根から水を吸い上げるでしょう。体の中に取り込むというか。で、その後、その水はどうなっちゃうんだろうって、みんなどう考える?」
「私は養分になると思います」
「うん。植物の体の中で養分に変えられて、成長するために使われると思う」(同様の意見が4つ続きます。)
「水って言っても、私たちが飲むようなきれいな水じゃなくて、雨なんかは土の上に落ちるから泥水になっちゃう。泥水も養分になるの?」おおっと!新しい観点からの問いですね。子どもたちの中では水は養分になるというのは分かり切ったことなのかもしれません。
「土にはたくさん水分が含まれているから、それはみんな養分になるんだと思う」
「う~ん。でも雨が降ったとは土と混ざって泥水になっちゃうよね」
「植物は泥も一緒に体の中に取り入れているのかな?」
「もしそうだとしたら、泥水の中の土も成長のために使われるってこと?」(同様の意見3つ)
「自然の中にあるどんな水にも泥って含まれているんじゃない?だから植物は泥も体の中に取り込んじゃう」
「そうかな。泥水に使っていたとしても、根っこはその中で水だけを吸い上げているんじゃない?」
ここで子どもたちの経験が語られていきます。
「前に私たちジャガイモを植えたでしょう、種芋。その時に水をたくさんあげたら、泥水の水たまりみたいになっちゃった。あれ全部泥事吸い込んじゃったのかな?」
「そうなんじゃない?大量の泥水の中には水と土がたくさん含まれているけど、それをいちいち土と水に分けて吸っているとしたら大変だよ」


「あ、ちょっと待って!土ごと泥水を吸っているんだとしたら、畑の土はどんどん減っていっちゃうよね」(「なるほどー、と一同納得。賛同する意見も2つ発言されました)
「そうだね。植木鉢で栽培してたとしたら、植木鉢の中の土はみるみる減っていっちゃう」
「確かに。植木鉢の土は減らないよね。干からびてるなら別だけど」


「例えば大根は土ごと泥水を吸っていたとしたら、大根を切れば中から土が出てくるよね。じゃりじゃりして食べにくい」(「おお、そりゃそうだ」とみんな頷きます。会賛同するも意見2つ発言されました)
「う~ん。でも大根を食べる前にはしっかり洗うよ。だからじゃりじゃりしない。皮もむくから土は付いていないんだよ」(同様の意見2つ)
「私は泥水でも土は吸わないで、水だけ吸っていると思う。根がそういう構造になっているんだと思う」


教師「そうなんだよ。植物は根っこで土は吸わず、水のみを吸い上げることができるんだ。ここで最初の問いに戻るんだけど、根から吸い上げられた水はどうなるんだろうね。根で吸い上げられた水は、茎の中の水が通る道を通って葉に行く。その後どうなる?」
「水は葉とか茎とかで全部養分になるんじゃない?」
「私は、全部じゃなくて、一部は養分になるけど、全部じゃなくて・・・。よく分からないんだけど・・・」
そうそう!頭の中でよく分からないような、まだぼんやりした、混沌とした考えをそのまま出し合うことで、よりよい対話になっていくのだろうと思います。この一言、隠れたファインプレーです!みんなに真苗してもらいたいスタンスです。完璧な答えのみが求められているんじゃないんだよ。
「全部すぐに成長に繋げられるんじゃなくて、一部は植物の体の中にためておかれるんじゃないかな」
「うん。一部は養分に。一部はためておく」
教師「みんな素晴らしいよ、よく考えたね。実は葉っぱの裏側には小さな孔がたくさんあいているんだ」
子どもたち「ええー!」
教師「それが何の役割をしているのかは次の時間に追究しよう」

植物が吸い上げた水は養分になるのではなく、養分を運ぶために使われます。ただ、この知識を明らかにするのは今じゃないでしょう。次の勉強のときに明らかにしたいと思います。
この時間のp4cの意義ですが、きっと最初から「吸い上げられた水は道管を通り、さらに師管を通って水によって養分は各所に運ばれます」と教師が正解を話したとしたら、子どもたちの記憶には大して残らないでしょう。正解を知る前に子ども同士でああだこうだと対話することに大きな意義を感じています。

さて、対話をご覧いただくと、子どもたちが自分たちの発言を吟味し、そこから考えられることを表明した意見がいくつも見られます。「もしその発言のとおりだとしたら、〇〇になるよね」などなど。これがp4cが思考力を鍛えると言われている所以だと思います。
次の理科の時間が楽しみになってきました。

それにしても、6年生、思考力が素晴らしいですね。

7月1日【昼休みの組織的な遊び】地域連携は子どもの手で

木工作を昼休みにみんなでやりたいと考え、企画運営を進めている4年生有志。材料となる木材をどうやって調達しようか考えていたようです。

で、この日校長室からものづくりクラブでボランティアとしてご協力くださっている地域の方に電話で直談判することになりました!

緊張の面持ちの4年生たち。「みんな、これから電話するから静かにしてて」といった後、ダイヤルをプッシュして電話。電話機はスピーカーにしてあり、同志の仲間たちが、仲間と電話先の方との会話にじっと耳を傾けます。

そして交渉成立!学校に木の切れ端を持ってきてくれることに話はまとまりました。

この電話は、子どもたちが自分たちで考え、地域の方に協力してもらおうとこの日の依頼へとつながったのです。

子どもたち発の地域連携。どんどん進化していくなあ、君たち。すごいよ。

ご協力くださる地域の方々、どうもありがとうございます。

6月30日【6年家庭科】ハム入り野菜炒め

図工室からはトントンギコギコ。ん、家庭科室からもトントンって音がしますね。何してるのかしらと覗きに行くと、6年生が調理実習の最中でした。

「君たち、何作ってんの?」と訊くと、「ハム入り野菜炒めです」とのこと。キャベツやビーマンを包丁で切る作業は慎重に。グループのみんなが見ている中での調理です。そうそう、包丁で切るときには「猫の手」よ、「猫の手」。

「男子厨房に入らず」なんてもう古い古い。昔の考え方です。今は男女で固定化された役割分担をしなくちゃならないなんてこと、ほとんどないんじゃないかしら。みんなで、こうして少しずつ調理の仕方を覚え、できることを増やしていこうね。それが自活への道ってもんです。

6月30日【昼休みの組織的活動】ポスター5種類

児童玄関前には昼休みに行われる児童主体の企画運営による組織的遊びのポスターが並んでいます。

今掲示されているのは、「ミニ・コミュニティ・ボール作り」「お化け屋敷」「レインボーフラッグ作り」「ビーズキーホルダー作り」。いずれも7月中に行われるものです。

さらに先週の金曜日には「木のおもちゃ作り」のポスターも加わりました。これは1学期中には行えず、2学期になってからの活動になります。企画運営は4年生の男子たち。図工でやっている木工作を休み時間にもやりたいと考えたようです。

もうすぐ夏休み。夏休み明けには「学校に行きたくない」って思うお子さんもいるかもしれません。でも「2学期には、昼休みの面白い遊びもある。楽しみだなあ」と思ってくれたら嬉しいです。多くの子が楽しみにしてるp4c(探求の対話)もあるよ。

6月27日【4年図工】トントンギコギコ図工の時間

図工室からトントンギコギコと音が聞こえてきます。覗くと子どもたちは木工に夢中です。

子どもたちの楽しそうな顔ったらありません。まさに全集中。創造的に活動しながら、釘の打ち方やのこぎりの使い方など基本的なことも学んでいきます。

あ、分かった!それで先日4年生のあるお子さんから「昼休みの活動で、木工作の企画運営をしたいんです」って申し出があったのですね。

遊びとしてもやりたいくらい子どもたちを夢中にさせる授業。いい勉強を重ねていますね。

6月27日【1年図工】破いた形から生まれたよ

少し前の話になりますが、1年生がビリビリと新聞紙を破いています。おーおー。君たち、盛大にやっとるねー。

子どもたちは破いた後の新聞紙を何やら考えながらじっと見つめています。しばらくすると、それを画用紙に貼り出しました。ここまでが先日の話。

さて、時は経って、6月20日。破いた形を何かに見立ててクレヨンごしごし。

できあがった作品を見ると・・・、おおおー。これは素晴らしい。彼らの感性のすばらしさを感じます。すごい作品ばっかりだわ。こりゃあ、参りました。

6月27日【2年生活科】野菜の収穫、【1年生活科】アサガオの栽培

さあ、いよいよこの季節がやって来ました。2年生は晴れ間を見て、野菜の収穫に教材畑にレッツゴー!

あるお子さんは、自分の顔より大きなキュウリにご満悦な顔。しかし、例え顔より小さかったとしても、そんなの構いません。自分が丹精込めて育てた野菜なんですものね。今日の晩御飯になるのかしら。さぞ、おいしいことでしょうね。

子どもたちは満面の笑み。写真をかなりぼかしてありますので、分かりにくいとは思いますが、雰囲気だけでもお感じください。

おっ、こちらもかなり育ってきましたねー、1年生のアサガオ。

もうツルになり始めてるじゃないですか。支柱を立てる時期ももうすぐかな。

と思って児童玄関を見ると、1年生は支柱を立てていました。さすがー。

子どもが鉢をもって立ち上がると、組み立てた支柱(細いプラスチック製)の間に顔が挟まって、みんなで大笑い。

ははははは。君たちって、明るいなあ。

6月26日【子どもの自主的・自律的活動】学校の「学習塾」

15分休みや昼休みには、会議室が大賑わい。学習塾が開催されているためです。教師から「〇〇さん、塾に来てみない?」と誘われて参加するお子さんもいれば、「ぼく、今日の昼休み、塾に行こうかな」と自分から塾に参加するお子さんもいます。

講師は子どもたち。同じ学年の子や上学年の子が教えています。一方が教え、もう一方が教えられ、という固定した関係性だけでないためでしょう。和気あいあいと休み時間は過ぎていきます。赤ペン片手に縦横無尽に動き回って、下級生の質問に答える上学年の姿も見られます。この塾の中で、勉強で理解が不十分だったところ、疑問に思っていたところを解決しています。もちろん教師もお手伝いはしています。

まさに当校が理想とする教育像「子どもがつくる学び 子どもがつくる学校」を具現化している活動のひとつです。

6月25日【シリーズ つばめ物語】巣立ち

「つばめちゃんたち元気かな?」と巣を見に行くと、何と、もぬけの殻です。

「あああああー!」と驚いていると、子どもたちが「校長先生、何見てるんですか?え、つばめ?つばめはもういなくなっちゃったよ。巣立ったの」とのこと。ええっ!?そうなのー!さ、さびしー!(財津一郎風に言ってる感じで)ねえ、ちょっと、本当にすごーく寂しいんですけどー。

君たちつばめ4きょうだいが、元気にたくましく生き抜いていくことを心から願っているよ。私も早くつばめの子離れしなくちゃね。

もちろん築地の子どもたちも大きくたくましく育ってね。

*つばめ物語がシリーズ化したと思ったら、もうおしまいです。第2シーズンは来年度かな?

6月25日【地域課題解決】築地小中合同クリーン作戦in村松浜

この作戦を開始してから10年以上経つのでしょう。息の長い、そしてなかなか完了しない作戦となっている「築地小中合同クリーン作戦in村松浜」。だって、外国からの漂流物も含めて、どんどんゴミが漂着してくるんですもの。この現状を打破しようと、村松浜海水浴場の美化に、今回も築地小中学校の全児童・全生徒、さらに乙中学校の生徒さんたち、地域の団体・企業、コミュニティ・スクール委員の皆様などなど様々な組織の方々がが立ち上がり、みんなで協力しての大作戦となりました。

これが単なる清掃活動に終わらせず、中学生や地域の方々との協働作業になっているところがミソ。交流も兼ねているのですね。

以前に比べて大きなごみは少なくなりましたが、今後波にもまれ砕けたり削られたりして、マイクロプラスチックになるであろう小さなゴミは拾っても拾っても拾い切れません。というかマイクロプラスチックほどの大きさになっちゃうと目視は不可能ですから、そもそも手で拾えないのです。

このような地域課題を、大人と子どもが協力して主体的に解決しようというのがこの活動の趣旨です。炎天下でしたが(誰かの日頃の行いが過剰に良かったのでしょうね、ははははは)、砂浜はかなりきれいになりました。地域のかもめ会代表の平野さんも「子どもたちが一生懸命ゴミを拾ってくれたおかげでとてもきれいになりましたね。子どもたちにもお礼を言いたいです。地域をよくするために、みんなで協力するって気持ちのいいものですね」とおっしゃってくださいました。ありがたいことです。

それにしても、拾い集めたこのゴミの大量なこと。すごいですね。

海岸清掃の後は小中学生まぜこぜになってクイズ大会。楽しかったね。企画運営してくれた中学生の皆さん、どうもありがとうございました!

 

6月24日【3・4年体育】水泳授業

水温、気温が上がらず、水泳授業はお預けになっていましたが、今週になって漸く解禁。子どもたちはイルカのように、あるいはトビウオのように水の中を駆け回っていました。上手に泳げるようになるといいね、ジョーズに。

 

6月24日【自主的・自律的活動】あいさつ運動体験

遡ること1日。23日に、松の子スマイル委員会の企画で「あいさつ運動体験」が行われました。松の子スマイル委員会は毎朝児童玄関であいさつ運動で立っていてくれているんです。この姿に憧れを持つ子もいたのでしょう。募集したところ中低学年を中心に応募があり、この日の体験に至ったというわけです。

生徒指導において、「子どもが運動の主体者となることで大きな教育的効果を発揮する」というのが私の持論です。

体験とは言え、あいさつ運動の主体者になろうと手を挙げてくれた子どもたちの志の高さは素晴らしいと思います。ただやってみたかっただけなのかもしれませんが、うふふ。でも、このやってみたがり精神が人間力を大きく高めるんじゃないかしらと思います。ありがとう。素晴らしいよ、君たち。

企画運営してくれた松の子スマイル委員会のみんなもありがとう。毎朝のあいさつ運動もね。

6月23日【5年学級活動 探求の対話(p4c)】どうして勇気を出せたのか?

ある有名なミュージカル映画で撮影に入る前のワークショップセッションが行われました。このワークショップセッションにおいて、重要な役を担う女性の様子を撮影した動画があります。
この女性は自分に自信が持てず、練習の初期段階からずっとマイクの前に出ようとしませんでした。歌えばパワフルでは抜群にうまいのですが。
ところがこのワークショップセッションで彼女は覚醒し、彼女が中心となって仲間と一緒に大熱唱するに至るのです。会場は大盛り上がり!何が彼女をこのように変容させたのか?この謎を5年生が対話で解き明かします。

対話の前に私ちょっと解説。初見だと気付かないだろうと思いまして。この女性は最初は譜面をちらちら見ながらうつむきがちに歌っています。ところが、途中で左側のコーラスの人たちを見て、さらに右側の映画の主人公役の俳優を見て、その後、意を決したように譜面の前に進み出るのです。彼女が見たものは何だったのか?

では対話に行きましょう。問いは「この女性はなぜ勇気を出せたのか?」です。

「この女性は最初は自信がなかった。でも会場のほかの役者さんたちが応援してくれたから」
「うん。みんながいるから、元気や勇気が出たんだよ。それが分かって前に出られた」
「応援してくれていることが分かったから、勇気が出た。それで気持ちよく歌えたんね」


「応援するってさ、いろいろな方法があると思うんだけど、この動画ではみんなが一緒に歌ってたでしょう。みんなが一緒に歌い出してくれたから私は応援されているって思ったんじゃないかな」
「そう。で、みんなで歌っているうちに、だんだんと楽しくなっていったんだ」
「確かにそう。一人だと寂しいよね。みんなのお陰で楽しくなった」
「うん。みんなが歌ってくれるようになったからこそ、勇気が出たんだ」
「女の人は最初は自信がなかった。でもこの紫のパーカーの人が盛り上げようとしてくれたのが分かったんだ」
「そうだよね。聞いている人が盛り上がってくれたから、安心して楽しく歌えるようになった」

「わざと盛り上がった?そうだ、きっと!」


「『私は一人じゃない』って強く思えたから、勇気が出たんだ」
「自信がないから怖かった。でも応援してくれる人がいると思えたから、安心して盛り上がれたんだよ」
「『みんなが私についていてくれる』っていう安心感」


「『みんなが私に期待してくれている』って分かって、嬉しかったんじゃないかな」
「逆に、ここで勇気を出さないと、みんなが困っちゃうとも思ったんだろうね」
「みんなが言っているように、一人だから自信がなかった。でもみんなと一緒だって分かったから、自信が持てたんだろうね」


「『みんなの存在』って大きいよね。それを感じられると、勇気を出せたり、人に優しくなれたりする」
「うん。だから『私はできる!』って思えた」
「勇気が出たのかもしれないけど、みんなから勇気をもらったって言ってもいいかもね」
「そうなんだよね。みんなの行動に勇気づけられた」


教師「この動画の中で女性が歌っている歌の歌詞は、まさにこの女性の気持ちを歌っていると思える。歌詞の中で、『見てればいい、私は進むから。自分で叩くドラムが伴奏。もう見られても怖がらない。謝りもしない。だって、これが私なんだから』というところがある。この『自分で叩くドラムが伴奏』ってどういうこと?小太鼓テケテケテケって叩きながら歩くってことなの?」
「う~ん。どうなんだろう」
「う~ん」「う~ん」
教師「この女性はみんなが応援してくれてるから、もう完全に安心して歌えたのかな?」
「そうじゃないと思う。歌っている途中で手を握ってもらいたがってたし」
するとジェスチャーで胸のあたりで手でハート形を作ってドクドクさせている子がいます。
教師「どういうこと?心臓がどきどきしてるって?」
「ああ、そうか」「『自分が叩くドラムが伴奏』って心臓がどきどきしてるってことなんだ」
「1回勇気づけたからもう大丈夫なんじゃない。勇気づけ続けないとダメなんだね」

対話後に子どもが書いた振り返り作文をいくつか紹介します。
「この女の人は『最初は緊張していた。ドキドキしていた。歌い始めても同じ気持ちだった。100%自信を持てたわけではない。でも勇気を持たなくてはいけない。いつまでも殻に閉じこもっているわけにはいかない。』すごく勇気がいったと思うけど、もの凄くがんばったと思います」
「『自分で叩くドラムが伴奏』のように、100%の勇気はないけれど、みんなが応援してくれてるし、期待もしてくれてるから、その思いに応えたい。歌っているときも、勇気が小さくなる時もあったし、ドキドキもしたけど、仲間からの応援で勇気を出せた」
「最初の『This is me』と最後の『This is me』。最初は譜面を読み上げた感が強く、心配そうな顔で、声も小さいから、心に届かない。でも最後は強く、仲間がいる『これが私!』と迫力があった」
「本当は少しドキドキしているということに驚いて、心の中でドラムを叩いているということで勇気を出したということがすごいと思った」
「勇気が無かったけれど、勇気を出させてくれた人がいたから勇気を出せたんだと思う」
「自分でまずドラムを叩いて、みんなを盛り上げると、みんなもそれに合わせてテンションが上がり、勇気が出る」

【対話中に思い浮かんだ問い』
・歌詞で、『自分で叩くドラムが伴奏』なんてことをなんでわざわざ入れたのだろうか?

この動画をご覧になった方も少なくないと思います。私何十回も見て、そのたびに涙を流しています。実にパワーのある動画です。

だからこそ、歌の歌詞と動画を子どもたちに見てもらったのです。子どもたちが自分のこれからの生き方について、何か感じ取るところがあれば嬉しいです。

私、今日帰ったら、また動画観ようっと。

6月20日【3年図工】芸術って楽しいね

3年生が作ったペン立てが廊下に飾られています。プラスチックの容器に紙粘土で飾り付けがされていますね。

どの作品にも名前が付けられていて、「朝と夜」「ショートケーキの可愛いペン立て」などなどコンセプトは様々です。きっと楽しんで作ったんだろうなあって感じです。

芸術って楽しいね。

6月20日 4年生 獅子舞学習

4年生の総合的な学習の時間で、築地獅子舞保存会の方から来ていただき、伝統の獅子舞について学びました。

はじめに、獅子舞の由来などを教えていただきました。次に、太鼓をたたいたり、獅子の面を見せてもらったりの体験をしました。その後、「獅子舞はなぜ三体か?」「踊りで気を付けることは?」などの質問に答えていただきました。(父・母・子で三体、獅子の目線や大きな動作、生きているように羽を揺らす、とのことです)

そして、20分休みには、全校児童に胎内市無形民俗文化財の獅子舞を見せていただきました。小学生も太鼓や笛で参加しました。見ごたえのある踊りに子どもたちも目を輝かせて見ていました。地域の伝統に対しての憧れを抱いていた様子です。

6月19日【3年理科】直に見られないものは動画で

3年生はモンシロチョウの誕生について学習していました。キャベツについた黄色い卵から、小さな幼虫が生まれるところって、なかなか見ることができないのですよね。しかーし、現代は便利なものがあります。インターネット上などに挙げられている動画です。子どもたちはこの動画で、卵から孵化するところを大きな驚きをもって見ていました。

視聴してい子どもたちから、「うわー」「かわいいー」などなど、歓声が上がります。

私が子どもの頃に比べて、今は優れた教育的ツールやコンテンツがたくさんあります。1回見れば、それで深く理解することができる動画も少なくありません。しかも、感動や驚きを伴う場合も少なくないのです。教師が言葉を尽くして100回説明するより、ずっと分かりやすく、記録に残る学習になることが往々にしてあります。

教師は動画や黒板、自分の語りなど、学習内容やこどもの状況に応じて適切かつ柔軟に指導法を選んでいます。

 

6月19日【4年国語】接続詞

4年教室を覗くと国語で「つなぎ言葉」、つまり接続詞について学んでいました。

「しかし」「だから」などの接続詞を使うということは、論理的な思考力を育成することに繋がります。

4年生、朝一番の1時間目でしたが、真面目に一生懸命勉強していましたよ。

6月18日【ツバメのきょうだい】こんにちは、赤ちゃん

ついにツバメの赤ちゃんが生まれました!ざっと見たところ、どうやら3羽みたいです。ツバメ3きょうだい。

普段は巣の中に入り込んで息をひそめているようですが、親ツバメがエサを持ってくると、途端に顔を出して、黄色い口を全開にして「ちょうだい、ちょうだい」です。何とも愛らしい。

エサをあげるシーンを撮影したいとしばらく粘っていたのですが、親ツバメの動きが速すぎ、また、ツバメ3きょうだいが大口を開けるのも一瞬とあって、シャッターチャンスは結構あるのですが、なかなかいい写真が撮れません。撮った写真の中でも、それでもましなやつだけ掲載します。

私の脳内では相当盛り上がっています。シリーズ化したいなあ。「ツバメ3きょうだい」。ははははは。狭い巣から落ちないように、仲良く成長してくれることを祈らずにはいられません。築地の子どもたちもね。

6月18日【地域課題への取組】「クリーン作戦in村松浜」を前に

例年行っている地域の村松浜海岸のクリーン作戦。今年もやりますよー。

それでその海岸清掃を前になぜこんなにゴミがたくさんあるのか、これらのゴミはどこから漂着したのかなどについて、地域の平野さんから全校児童がお話を伺いました。

ただ目の前にあるごみを拾うのと、これらのゴミについて知った上で拾うのとでは大違い。これらのゴミの処理を地域課題として捉え、それに子どもたちが参画するのですから、地域課題を地域の方々と一緒に解決にむけ取り組むという教育活動。もうずいぶん長い年数取り組んでいる活動ですが、地域のかもめ会や企業などと一緒になって行うことで、地域の一員としての自覚も芽生えることでしょうね。

クリーン作戦当日は、6月25日。その時の様子はまた後日お知らせしようと思います。

平野様、ありがとうございました!

6月18日【5年生】ふるさと体験学習⑥

3日目、お世話になった農家さんに別れを告げて、バスで中央公民館に行き、
最後の活動のネイチャークラフトを行いました。
ドングリなどの材料を用い、すてきなオブジェを夢中になって製作しました。
ふるさと体験学習3日間の楽しい思い出とともに、形のある記念品となりました。

活動終了後に学校にもどり、給食を食べ、予定通り下校しました。
今日はゆっくり休んで疲れをとって、明日また元気に登校してほしいと思います。
(最後の画像は6年生が5年教室の黒板に書いてくれたものです。今日のバス到着時も盛大に迎えてくれました。)

6月18日【4年社会】ゴミはどこへ

この日、新発田クリーンセンター職員様をお招きして4年生は出前授業を受けました。

これから持続可能な社会の創り手となる子どもたちにとって、ごみゼロ社会はこれから常に考え続けていかなくてはならない概念です。

専門的なお話を大変分かりやすくお話ししてくださいました。私にとっても新しい知識がたくさん。子どもたちもさぞ勉強になったことでしょうね。子どもともどもお礼申し上げます。ありがとうございました。

6月18日【1年給食指導】栄養教諭による出前授業

1年生は給食時に栄養教諭をお呼びして、給食を食べながらの出前授業です。

今回は給食の作られ方。実物大の大きな大きな鍋の写真の前で、見たいこともないような大きなしゃもじやおたまを見て、子どもたちは大興奮でした。

大勢の大人が関わり、多くの命を持っていた食材によって、このおいしい給食が作られている。

1年生は改めて認識したことでしょう。

 

6月18日【1年体育】ボール投げ遊び

体育館からキャッキャッと楽しげな声が聞こえてきます。何をしてるのかしらんと見に行くと、1年生がボール投げ遊びをしているところでした。テクニカルなことを指導する前の段階。楽しむことに重点を置いた指導です。

しかし、「遊び」とは言え、楽しむと同時にテクニックを磨くことができるような仕掛けがたくさん。

例えば、両手で投げるお子さんが多いのを見た担任は、片手で投げることができたらレベルアップとし、少し遠くから的に向かって投げるようなシステムにしていました。子どもたちは俄然やる気に!ただ的に当てるだけでも楽しいのでしょうが、より華麗に当てられたらもっといいですものね。

この調子なら、豪速球をビュンビュン投げることができるようになりそうね、ねえ、1年生のみんな。

6月18日【6年理科 探求の対話】ジャガイモを育てる際、水は必要か?

6年教室に私が入ると、子どもたちは期待のまなざしで私を見つめます。顔に何かついてるのかしらん?と鏡を見ましたが、いつもと同じ顔です。するとあるお子さんが、「先生、今日の理科はp4c(探求の対話)ですか?」と訊いてくるのです。ええっ、何で分かったのー!確かに階段を上ってくる間はp4cやるつもりだったのです。でも、p4cばかりやってると子どもたち飽きちゃうかなと思い、急遽p4c(探求の対話)はしないと決めて、教室に入ったのですが・・・。

「なんで、p4cするつもりだったって分かったの?確かについさっきまでp4cやろうと思ってたのよ」と言うと、「だって、p4cは楽しいから、やりたいなあと思って訊いてみたのです」とのこと。そう言われちゃあ、やるしかないでしょう。訊いてみると、p4c好きな子はかなり多くいました。ということで、新しい単元「植物の養分と水」はp4cでスタートすることになりました。

最初に、子どもたちに先日ジャガイモ植えた時のエピソードを紹介しました。「種芋を埋めたときね、〇さんが『先生、水遣り当番決めなくていいのですか?』って訊いたのです。おお、さすが鋭い!その時、私は「う~ん、まあ、水遣りしなくていいんじゃないの?」と答えたのです。そのお子さんは怪訝な表情をしています。その後ジャガイモは順調に生長していきました。このときのことが頭にあった私は、この日のp4cの問いは私が決めることにしました。ホントはいけないんだけどね。

問いは「なぜジャガイモは水遣りをしなくても育ってくるのか?」です。では対話の様子を見ていきましょう。

「ぼくは種芋に養分が入っているから、それで十分なんじゃないかと思う。だから水やりしなくても大丈夫」
「雨も降るしね。人が水遣りしなくてもいいんだよ」
「そうだね。種芋に養分も水も入っているから、それで生長できるんだよ」
種芋がエネルギー源説が大勢を占めました。

ここで新たな問いが提出されます。
「じゃあ、どうしてジャガイモだけ水はいらないの?ほかの野菜はみんな水遣りするでしょう?」
「そうだよね。種芋は半分くらいに切っちゃったから蓄えているエネルギーも半分くらいになってるってことでしょう?」
「土も関係しているような気がするな」
「ねえ、ジャガイモ以外で、水なしでできる野菜ってないのかな?」
「ぼくはないと思う。ジャガイモだけ特別なんだ。それに雨も降るからね」
「大根とかの根菜も水とか養分とかいっぱい蓄えてそうだけど」

「ジャガイモを育てたことがあるんだけど、種芋を植えてしばらくは水いらないんだけど、しばらくしたら水遣らなくちゃダメなんだよ」
「うん、そう。種芋だって干からびちゃうんだよ、水を遣らないと」

「ジャガイモは土の養分を使っているとするでしょう。ほかの植物はどうなの?」
「根に実が生る野菜はいらないんじゃないの?」
「ジャガイモは種芋を植えた時にたっぷり水をあげたからそれが種芋に残っているのかも」
「うん。土の中にもたくさん残っているんじゃないの?」

ここで重要な発言が登場!新たな観点が提出されました。
「ジャガイモの葉は日光も浴びてるよ。それも関係あるんじゃないの?」
「う~ん。日光って関係あるの?」
「水と光の相性ってあるのかも」
「ぼくは日光よりも、土に水が蓄えられていることの方が大きいと思うな」
「うん。日光は関係ないんじゃないの?大体、ジャガイモは、日光が届かない土の中で育つんだし」

「ねえ、みんなに訊きたいんだけど、日光が関係あると思う人は手を挙げて」
すると、挙手は2人のみです。
「手を挙げた人たちに訊きたいんだけど、どうしてそう思うの?」おおおおおー!このお子さんのファシリテート力、ホント素晴らしい。対話の全体を見据えていますね。
「だってさ、思い出してよ。前にダンボールの中で光が当たらないようにして育てた植物はヒョロヒョロだったよ、一方ダンボールをかぶせなかった方は、太くたくましく育った。日光は必要なんだと思うよ」

この発言に多くの子が納得。「なるほどね~」って感じです。
「そうだね、日光は関係あるかも!」

全体として日光もジャガイモの生長には必要だという感じになってこの時間は終了。わずか15分間の対話でしたが、中身の濃いものとなりました。
で、この対話の中でもジャガイモは種芋を植えてしばらくしたら水遣りをするといいという発言が出されましたが、次の理科もあらためてこのことを確認するとともに、ジャガイモが育つには日光が必要なのかについて考えることになりました。今、6年生が育てているジャガイモの出番かな。

6月17日【5年生】ふるさと体験学習⑤

16日~17日、9つの班に分かれ、農家泊をさせていただきました。

作業や食事の準備を手伝ったり、布団でくつろいだり、美味しい食事をいただいたり、

子どもたちにとってとても貴重な体験となりました。

受入先の皆さん、大変ありがとうございました。

6月16日【5年生】ふるさと体験学習④

2日目は、野外炊さん。

木で火を起こして、空き缶でご飯を炊き、レトルトカレーで美味しくいただきました。

電気やガスを使わずに調理し、野外で食べ、貴重な体験となりました。

6月16日【5年生】ふるさと体験学習③

1日目の夜の様子です。

自然の家の夕食、とても豪華でした!

夕食後にキャンドルファイヤーをしました。

火をかこみ、神聖な気持ちになりました。後半のレクリエーションも盛り上がっていました。

6月16日【燕の巣】ツバメの子?

ツバメの巣が2階ベランダに作られて数日目。大人のツバメは頻繁に巣の周りを飛んでいますし、時々巣に降り立つような仕草をしますが、決して長居はしません。さては!とよ~く見てみると・・・ああ、やっぱり!これ、赤ちゃんですよね、きっと。ほら、2枚目の写真。黒い影にはくちばし様のものが見えますし。ん?いやいや待てよ。もしかして卵を温めている親ツバメなのかしらん?なんか黒いし、落ち着いてるし・・・。ツバメのひなって、もっと灰色っぽいような気がしますよね。で、口を開けて「ピーチク、パーチク、ちょうだい、ちょうだい」ってせわしなく、いっつもねだってるような気もします。

しばらくその場でチャッターチャンスを狙っていましたが、ついに決定的な瞬間はカメラに収めることができませんでした。親子の情愛みたいなのが撮れたら感動的なんだけどなあと思いつつ、まあ、小学生の授業の様子も感動的なこともあるしと、別の日にチャンスを伺うことにしました。

やっぱり、こりゃあ、親ツバメかな?それにしてもずーっと、じっとしていて。がんばっとるねえ、君も。

教育だって勉強だって粘り強くやるものですよね、地道に、地道に。私もがんばろうっと。

6月16日【5年生】ふるさと体験学習②

1日目の午後、株式会社タイナイ様では、小麦などアレルギーフリーの米粉パンの製造について学びました。

小国製麺様では、米粉と小麦のパスタの食べ比べもしながら、米粉麺の製造や商品について学びました。

6月16日【5年生】ふるさと体験学習①

1日目前半の様子です。

胎内川河口でカヌー体験。みんななかなか上手です。

自然の家でお昼ごはんを食べて、パワーチャージ

部屋でベッドメイキング。宿泊生活もよい思い出です。

6月16日【2年音楽】鍵盤ハーモニカ

2年生は鍵盤ハーモニカの練習。指遣いもしっかり覚えながら練習していました。

「あ、校長先生、見て見て―」と自分の練習の成果をどんどん披露してくれました。みんな音楽を楽しんどるねー。

6月16日【1年音楽】リズムに乗って

1年生は歌に合わせてリズムをとる学習です。歌の特定の個所に来たら手拍子をするのです。最初はうまくできなかった子どもたちも段だと慣れてきて、「ああ、音に合わせて手を叩けばいいんだ」と理解した様子。ここまでくればもうしめたもの。1年生はみんなリズムに乗って楽しくて歌い、手拍子していました。

6月16日【6年理科?探求の対話(p4c)】病気とアレルギー、心の病、そして恋の病について

先日、理科の単元「人や動物の体」を終えた6年生。発展的な学習として、探求の対話(p4c)を行いました。授業終了時刻が迫ってきていたので、わずか10分間でしたが活発な意見交換がなされ、深まりも見せました。のかな?
問いは「人はなぜ病気になるのか?」です。
では行ってみましょう!

「健康な状態から病気になっちゃうよね、人も動物も。これってどうしてなんだろうと思う」
「それは体調管理が不十分だからじゃないの?あと、花粉とか自然の影響もあると思う」
そうですね。先日梅雨入りをしましたが、自律神経等の関係から身体の不調を覚える人が多いと聞きます。
「あとね、家族の影響とかもあると思う」
ほうほう。ここら辺もうちょっと話を聞きたいと思うけど、対話は進んでいきます。

「ねえ、みんなに訊きたいんだけど、さっき花粉の話が出たよね。花粉症の人とか、アレルギーと病気って違うの?」
「アレルギーってさ、ひどいと死に至ってしまうこともあるって聞くよ」
「アレルギーってさ、体が何が外界の異物に反応するから起きるんだって」
「アレルギーと違って、病気はウィルスとかが体に入って、それが原因でなっちゃうんじゃない」
「そうだよね。アレルギーってさ、体調管理とかしててもなっちゃう場合がある。気を付けていてもアレルギー物質がもとで発作が起きたり」
「そうそう。花粉って小さいでしょう。だからどんなに体に入れないようにするとかして体調管理していても、なっちゃうことってある」
「私はアレルギーと病気は同じだと思う。私は幼いときアレルギーがあったけど、今は治ったよ。だからアレルギーも病気と同じで治るんじゃない?」

「みんなに訊きたいんだけど、アレルギーも病気もなりたくてなるものじゃないよね」
「というか、アレルギーは病気じゃないと思う」
「アレルギーはウィルスとは関係ないよ」
「う~ん。そうだなあ。病気は薬で治るけど、アレルギーは薬とかで完全に治すことってできないこともあるんじゃない?症状を抑えることはできるかもしれないけど」

「ところでさ、『病気』と『病(やまい)』って同じなの?違うの?」
「ええと・・・。病(やまい)ってさ、『恋の病』とかっていう時に使うよね」
「そうだね。あと、うつ病とか、ストレスからくる心の病(やまい)っていうのもある」
「心の病気も深刻だよね。それで亡くなっちゃう人もいるんだから。でも解決する人もいるよ」
「『恋の病』って『心の病』なの?」
「『恋の病』ってなあに?」
「『恋の病』って、ほら失恋とかするとなっちゃうやつ」
「『心の病』と『恋の病』の違いは、『心の病』はストレスとかのメンタル不調とかからくるけど、『恋の病』は失恋するとなるんだよ」

わずか10分間で、この発話量ですよ。すごいなあ。
最終盤で『恋の病』に話題が移ると、俄然盛り上がってきたのですが、残念ながらタイムアップ。
昨年度、この学年のお子さんたちの中から昼休みに、「相談室」を開いた子たちがいたことを思い出しました。
君たち、青春しとるねえ。

ただね、君たち。『恋の病』は失恋しなくても罹っちゃうものなのだよ。もう罹っちゃってる人いるのかな?まあ、諸君、大いに悩みたまえ。苦しくなったら、「築地の母」こと、この私が相談にのりますからね。いつでも校長室のドアを叩きなさい。その時は遊びに来てる子に退出してもらってじっくり話を聞くからね。まあ、ハチャメチャなアドバイスしかできないかもしれないけど、うふふ。あ、「母」じゃないか。ははははは。

 

*最後に、今回の問いの候補として挙がったもののうちからいくつか紹介しましょう。

 ・なぜ睡眠をするのか?
 ・なぜ好奇心が生まれるのか?
 ・小腸はなぜこんなに長いのか?
 ・脳はどんな仕事をしているのか?
 ・なぜ人は息をしないとだめなのか?
 ・体のどの臓器もみんな必要なのか?
 ・なぜ人は生きているのか?

まさに子どもたちは好奇心の塊ですね。

 

6月13日【3年PTA学年行事】フラッグフットボール

当校の子どもたちの間で爆発的な人気を誇る「フラッグフットボール」。アメリカンフットボールにはタックルがあり、ヘルメットなどの防具がないと危険ですが、フラッグフットボールは、腰にフラッグをつけて、それを取ればタックル成功としています。大人も子供も安全にできるよう配慮されているんですね。

さて、3年生のPTA学年親子行事はこのフラッグフットボールです。大人も子供も安全だからこそ一緒にできるんですね。

講師は当校のホームページでもうおなじみの胎内ディアーズの小川様です。フラッグフットボールなどアメフトの醍醐味を味わえるゲームを何種類も用意してくださり、飽きさせないテクニックはさすがの一言に尽きます。いや飽きさせないどころか大人も子供も本気モード!特に大人チームvs子どもチームでは白熱した試合展開になりました。声援が止まなかったのも頷けます。親御さんが本気モードだったからこそ、子どもたちも大いに楽しめたんだろうと思います。大人の本気走りを写真でご確認ください!

とても楽しいPTA学年親子行事となりました。小川様、そしてお出でくださった親御様、ありがとうございました。3年生のみんな、大満足だったよね。

6月13日【子どもたちの組織的な遊び】リース作り

6月12日、13日と2日間に渡って開催された「リース作り」。企画運営の3年生が自分たちで地域の方にお願いして、藤のつるを調達しました。これは、子どもたち発の地域連携ですね。ホント素晴らしいと思います。地域の方、ありがとうございます。

それにしても3年生の企画運営意欲の素晴らしさったら、ありません。お陰でイベントは大成功!多くの子どもたちが押しかけてきてくれて、それぞれが素敵なリースをお土産に持ち帰ることができました。

企画運営側も参加側の双方が笑顔になるこの企画。よかったね、君たち。

 

6月13日 保小中あいさつ運動2、3日目

3日間の保小中あいさつ運動もこの日が最後。3日間全てご参加くださった後援会長様はじめご協力くださった皆様に心からのお礼を申し上げたいと思います(後援会長様は連続出場記録を打ち立てたということで、「鉄人」と呼ばせていただきました!)。

小学生は松の子スマイル委員会の子どもたちが主にあいさつに立ってくれていたのですが・・・、あれれ?何人かの担当ではない子どもたちも一緒にあいさつに立っていますね。朝、挨拶に立ってくれている中学生や大人、保育園や中学校の先生、学校運営協議会の皆様を見て、「わあ、なんだかおもしろそう」と加わってくれたのではないでしょうか。こういう気持ち、なんて言うんでしょうかね、「やりたがり」とか「好奇心」とか?とっても素敵なことだと思うのです。

大勢の子どもたちが2列に立ってくれて、その間を両側から出しだされる手にタッチしながら登校する。いやもはや登校ではありませんね、入場です、入場!まるでプロレスラーのようです。ブルーザー・ブロディのようにチェーン振り回しながら入場する子がいなくてよかったあ、ははははは。そんなことしたら、戦いの火ぶたが切って落とされちゃいますもんね。それでも児童玄関前は大盛り上がりでした、朝から!

6月12日【4年学級活動】校地美化活動~マリーゴールド植え~

後援会で購入していただいたマリーゴールドを前庭の花壇に植えます。この日植えていたのは4年生。和気あいあいと作業し、きれいに植えることができました。

この後、全学年の子どもたちがこのマリーゴールドを植えることになります。

花を見ると、心も和やかな気持ちになりますね。

6月11日【あいさつ運動】保小中合同あいさつ運動

保育園と中学校、そして小学校の、子どもたちと先生方、さらに学校運営協議会委員の方々が築地小にお出でくださり、登校する子どもたちにあいさつをしてくださいました。このあいさつ運動はあと2日間行われます。

お出でくださった皆様、ありがとうございました!早朝よりお出でくださり、子どもたちにお声がけくださったことに心より感謝申し上げます。

6月11日【昼休みの子ども主体の企画運営による組織的な遊び】お化け屋敷

4年生の2人が企画運営した「お化け屋敷」。

真っ暗な音楽室の中でミッションをクリアするイベントですが、このルールが子どもたちを引き付けて止みません。

昼休みに、私が音楽室に行く途中に階段で1年生に会ったので、訊いてみました。「ねえ、あなたもお化け屋敷行く?」

すると、「ううん。ぼくは行かない。だって怖いんだもの」。そりゃあ、そうだよねえ。コワソーだもんね。おお、こわっ。

音楽室に到着すると、まさに大盛況!大勢の怖いもの好きの子どもたちが詰めかけていました。

で、いよいよお化け屋敷スタート💀

でも、結局、時間がなくて、集まってくれた子たちの3分の1くらいしかできなかったかな。できなかった子どもたち向けに、また後日このイベントは開催されるとのこと。

それにしても、多くの怖いもの知らずの猛者が集まったねえ。遊べた子たちは大満足で教室に戻っていきました。

企画運営のおふたりさん、たくさんの子たちが集まってくれてよかったね。そして、みんな喜んでくれてよかったね。また後日やる必要が出てきちゃったけど、これも楽しみながらやろうね。

どうもありがとう!

会場の音楽室の写真もアップしてみましたが、中は真っ暗で、こりゃあ何が何だか分かりませんね、すみません。うふふ。

6月11日【3年学級活動p4c】学校に行く理由

3年担任が朝「今日1時間目にp4cをするのでよかったら見に来てくださーい」と言うので、喜び勇んで3年教室へ行きました。
問いは「どうして学校に行く必要があるの?」です。通学する子どもがほぼ考えていることでしょうね、多分。
子どもたちはどんな対話をしたのでしょう。
では見ていきましょう。

「どうして学校に行く必要があるの?私は学校に行くの面倒臭いときがあるよ」
「うん。朝8時前から、6限まであるときもあるし」
「学校に行くと友だちが増えるよ。でも最初のうちは恥ずかしいと思うこともある」
「ぼくは学校はあった方がいいと思う。宿題は面倒くさいけど。学校では難しい問題も友だちに教えてもらって分かるようになる」
「そうそう。難しい勉強もできるようになる」
「私は別に面倒じゃないし、却って学校に通うと毎日友だちに遭えるから嬉しいな」
教師「学校に行くのって面倒くさいって言う人が何人かいたけど、何が面倒なの?」
「宿題。宿題はない方がいいな。疲れるもん」
「うん。学校でもう十分頭使ってるしね」
「宿題が面倒臭いなら、最初に遊んでから宿題したら?」
「学校に行くのって面倒くさいけど、楽しいこともたくさんあるよ」
「そもそもさ、学校に行かなかったら、大人になった時困ると思うよ」
「ぼくは宿題はあった方がいいと思う。一日の勉強を振り返れるし」
「学校に行くのは頭がよくなるため。宿題もそう」
「学校はあった方がいいけど、宿題はなあ・・・、ない方がいいな」

「学校に行くと頭がよくなるよ。ゲームする時間も短くできるし」
「やっぱり学校ってあった方が楽しいよね。面倒臭いって人だって、夏休みや冬休みがあるからいいじゃない」
「それに学校があった方が勉強時間が長くなっていいと思うよ」
「うん。友だちに会って、運動とか勉強とかできるっていいよ」
子どもたちの発言が固まってきたようなので、担任が視点の転換を図ります。
教師「ねえ、もしも学校がなくなったらどうなる?」
「勉強できなくなるし、頭が悪くなる」
「友だちに会えなくなる」
「頭が悪くなって、それで、大人になって困るんじゃない?」
「学校があると、学習時間が長くなって、その分ゲームの時間が短くなる」
「そうだね。学校がなかったらゲームをずっとやっちゃいそう」
「なんでみんなゲームのことばかりなんだろう?」とあるお子さんがつぶやきます。しかし、コミュニティ・ボールを持たないでの発言なので、特にこの発言が取り上げられることはありませんでした。
対話の主流に戻ります。
「学校がなくなったら、漢字が分からなくなって本を読めなくなっちゃうし、勉強ができなくなっちゃう」これは国語に特化した発言なのかしら。
「学校があるから昼休みにみんなと遊べる。学校がないと遊べないよ」
「学校がないと勉強ができなくなっちゃうし、家で自主学習(自由課題学習)をしようと思っても分からないから、できなくなっちゃうよ」
「学校がないと、言葉遣いが悪くなっちゃうし、文字も書けないまま。頭がよくならないよ」。先ほどの国語についての発言に続き、勉強の意味について、対話をかなり具体的にまとめ始めていますね。


教師「勉強はやろうと思えば一人でもできる。みんなと一緒に勉強する意味は何だろう?みんなは一人で勉強するのと、みんなと一緒に勉するのとでは、どっちがいい?」
「ぼくはみんなと一緒の方がいいな。家で一人で勉強だとお昼ご飯にもお金がかかるでしょう」
「うん。まあ、気持ちは分かる。でも給食も無料じゃないんだけどね。」
「ふ~ん、そうなの」
「ぼくはみんなと一緒に勉強したい。一人だと分からないことでも、みんなと力を合わせれば解決できる」
おお!この協働的な学びに対する信頼感はすごい!
「そうだね。みんなとだと、誰か言ったことをみんなで考えて、それをもとに、ぼくたちは考えを創れるんだ」
「みんなでやると、教えてもらえたりして、難しい問題でもできるようになる」
「うん。みんなでやった方が、分からない問題でも、みんなで協力して分かるようになる」
「そもそもさ、学校がないと、お金の計算ができなくて、買い物もできないよ」これは算数に特化した学校教育の意味ですね。
「学校がないと、みんなに会えないし、勉強もできない、給食も食べられない、会社でも働けない。将来が大変になっちゃう」
「体育もないから、体がなまっちゃうよ」おっとー!これは体育に特化した学習の意義についての発言ですね。
「一人じゃなくて、みんなで協力するから勉強も分かるようになる!」
「そうだよね。だいたい、みんなと勉強するのは楽しいよ!」
「それにね、みんなとだと、自分もがんばれる!」
「みんなでやると、勉強も分かりやすくなって、いい気持になる。そうしたら頑張れる」
教師「学校に来ると何がいいの?」
担任はこの発言によって、これまでの対話を誰かにまとめるよう求めたのです。
「一人でできないことでも、みんなとならできる!」
「うん。一人だとがんばれないかも。みんなとじゃないと、20分休みも昼休みも楽しくない」
「勉強で分からない時、友だちに教えてもらえたり、一緒に勉強できたりしていいよね」
「私ね、学校に行くのって面倒くさいって思ってたけど、学校に来れば頭がよくなるし、楽しいし。やっぱり学校はあった方がいい!」
「そうだね。学校に行くのが面倒くさいこともあるかもしれないけれど、将来いいんじゃない?」

この対話、「学校に行くのが面倒くさい」って言う発言から、様々な意見が交錯し、最終的には仲間に対する信頼、協働的な学びの効力に対する信頼が子どもたちから語られていきました。
さらに、学校で学ぶ意味についても考えた対話になりました。
それにしても3年生。この対話がノンストップだったのですよ。私は参観し、紙にマジックで子どもたちの発言を記録していたのですが、それを円座の中央に置く時間的な余裕はまったく、まっっっっっっっったくありませんでしたからね。彼らの発言意欲のすごさに感服するばかりです。すごいなあ、君たち!

6月10日【6年理科】ノート新聞

6年生は理科で単元のまとめをしていました。子どもたちが教科書やノート、インターネット等を参考にして、自分のノートに「ノート新聞」としてまとめています。図解風に書いている子もいれば、キャラクターを狂言回しとして登場させている子もいます。中には、疑問に思ったことを改めてノートに書いている子もいるんですよ。素晴らしいです。

子どもたちは1時間中、真剣にノートに向かい、ノート新聞を作っていました。

6月9日【子どもの主体的な企画運営による組織的な遊び】リース作り告知(放送)

先週のこと。

校長「ねえ、君たちが企画運営しるリース作り、いいポスターできたね。今度はお昼に放送もしたら?」

子ども「はい。ぼくたちもう決めてて、放送は月曜日にする予定です」

おおおおおー!なんということでしょう!このお子さんたちは、今回、昼休みの組織的な遊びを初めて企画運営するのですが、よく分かってるねえ。というか、見通しをもってやっとるねえ。放送だとかポスターだとか、友だちと話し合って進めてきたのでしょうね。私が先走って指示する必要はありませんでした。今までも何回か経験した子どもであれば、次に何やったらいいか考えながら運営することができるのでしょうが、彼らは今回が初めて。それにもかかわらず・・・。ホントに素晴らしい。

放送室には笑顔の6人男女。ちゃーんと放送原稿も作って、シナリオの役割分担もしてあって、協力して準備してたんですよ、私の知らないうちに。もう子どもたち、完全に自走状態です。私はその伴走をするだけ。多分、先輩やほかの子らが今までやっていたのを見ていたのでしょう。それもただ漫然と見ていただけではなく、自分の身体にしっかりと貯めていて、自分が運営するときに参考にできるように準備していたのでしょうね。まさに「子どもがつくる学び、子どもがつくる学校」を具現化した一つの姿だと思います。

数日後のリース作り、みんな楽しんでくれるといいね。君たちがお願いして藤のつるをとってきてくださった地域の方にも当日お声掛けしてあるからね。お出でくださるかもよ。

6月9日【2年生活科】町探検

先日は1年生の探検好きなことについて記載しましたが、2年生だって負けてませんよー。こちらも大の探検好きです。2年生は学校内の探検から広げて、地域の探検に出かけました。

3回目とあって子どもたちも慣れたもの。地域の方、職員様から説明を受けると、興味津々で聞き入ります。そして疑問に思ったことはすぐに質問します。素晴らしい。

「あ、この車、へこんでるね」「あ、この車もへこんでる。へこんでる車ばかりだ」という気付きも。だって、ここ、自動車整備工場なんだもん、うふふ。

様々見学し、気付きを得て、地域について深く理解する。そればかりでなく、地域の方々と触れ合うことで、地域、ひいては社会への信頼につながる町探検。楽しそうに活動する2年生でした。いい勉強してますね。

6月6日【昼休みの主体的な遊び】お化け屋敷の告知(放送とポスター)

大人気の、「昼休みに行われる 子どもが主体的に企画運営する組織的遊び」。もう、今学期中は予定がすべて埋まっちゃってるみたいよ、君たち。これらから出す新しい企画は2学期以降になるそうです。

さて、そんな中でこの日告知されたのが、4年生企画運営の「お化け屋敷」!

遮光カーテンを閉め切ると真っ暗になる音楽室で、スタンプを6つ集めて出てくるのだそうです。「こわいなこわいな・・・と思っていると、ぎゃーーーーーー!!!」てな感じになるのでしょうね。

それにしても子どもたちって怖い話とか肝試しとか、好きですねえ。私もだけど。あ、でもホラー映画は苦手。体に力が入っちゃって疲れちゃうんですもの。うふふ。

6月6日【昼休みの主体的な遊び】リース作りポスター

先日、地域の方にお願いして藤のツルを大量にいただいた3年生。そのツルを使ったリース作りのイベントがいよいよ開催されます。校舎内に何枚もバンバンとポスターが貼られていますもんね。

あるポスターの下には、2人の3年生が作った試作品も飾られました。いずれも素晴らしい出来栄えです。これ見たら参加者また増えるんじゃないかしら。多くの人が来てくれるといいね。

6月6日【3年国語】手紙を書こう(招待状)

6月中旬に3年生はイベントをする予定です。

この日3年生は、家族にそのイベントへの招待状を書いていました。国語の学習で手紙の書き方を学んだ後に実作というわけです。

子どもたちは丁寧に丁寧に書いていましたよ。

案内状を封書にしたためるのですが、封筒に入れるにはどのように案内状を折るといいかについても、担任は丁寧に指導していました。

現代はメールが隆盛の時代ですが、やっぱりきちんとした場合には封書で出したいもの。そういう意味でも将来に生きるこの時間でした。

家の方、たくさんお出でくださるといいね。ねえ、みんな。

それにしても、場所は「ひみつきち」って、どこにあるのー!?ははははは。まずはその探索からですね。

さよならD先生、ようこそJ先生!

子どもたちに英語を教えてくださっていたALTのD先生の勤務はこの日が最後。子どもたちにとっても楽しく英語を教えてくださっていたんですよ。子どもたちも名残惜しいことだと思います。

代わりにお出でになったのが、J先生。この日が初出勤となります。D先生からの引継ぎを兼ねて、一緒に子どもたちに英語を教えてくださったんですよー。「両雄並び立たず」のはずが、「両雄並び立つ」になっちゃいましたね。なんて豪華なんでしょう。

D先生、今までありがとうございました。そしてJ先生、これからよろしくお願いします。

*貴重な2ショットも撮らせていただきました。