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1月30日【5年国語p4c】説明文で対話

5年生は国語『想像力のスイッチを入れよう』をp4cで読み深めます。
ところがこの教材、説明文なのですよねえ・・・。p4cでは答えのない問いについて、みんなでああだこうだ言い合うのに適していると思うのですが、この日扱うのは説明文です。論理的に積み上げられた文章を果たしてp4cで深めることができるのか⁉ 私自身もほとんど説明文の学習でのp4cって見たことがありません。もちろん実践したことも。
しかし、5年生は熱心に対話をし、読み深めていったのです。
担任は全く途中介入せず、子どもたちだけで対話を回し、そして深めていったのです。恐るべし5年生!そして担任の勇気ある決断と実は隠されていたファインプレー(問いの設定)に拍手!👏👏👏


問いは「この説明文で筆者が大切だと述べている文章が4つあるが、その中で最も大切だと述べているのはどれか?」です。
子どもたちは例のごとく、随時叙述に立ち返りながら熱心に発言し、友だちの意見を聞いています。これ、完全に板についていますね。
友だちの意見を聞き、自分の考えを変える子が続出!なんてすばらしい!
私も一人の参加者として2,3回発言し、対話をがらんがらんとかき回します。
子どもたちはそのたびに教科書を読み直し、必要に応じて自分の意見に修正を加えます。
時間を目いっぱい使ったp4c。全員が発言し、それぞれに考えを深めた対話となりました。
授業後、こっそり担任に、「で、担任としてはどれが一番大切なのだと思うの?」と訊くと・・・。
ははははは。答えは内緒にしておきましょう。それにしてもこりゃあ、担任にアッパレですわ!

子どもたちもよくやった!アカデミックな対話でした。お見事!