学校ブログ
12月12日【2年国語】子どもたちは作家になる
2年生は国語『お話のさくしゃになろう』で執筆活動に専念中。
アイディアの手がかりになるのは、教科書の3つのマス(それぞれに「はじめ」「中」「おわり」と書かれています)と、1つ目のマスに描かれた2匹のネズミの絵のみです。
ここから子どもたちは想像力を働かせて物語を作るのですが、どのお子さんも書くわ書くわ、原稿がどんどん出来上がっていきます。
子どもたちが書いている物語の「はじめ」には、登場人物の性格設定までされていて、本格的ですねえ。それぞれの性格の違いが物語に彩を与えたり、物語進行のキーになれば素晴らしいです。
子どもって結構物語づくりが好きな子が一般的に多いようです、私の経験上。
2年生はどんな物語を紡いでいくのかな。
まさに金森俊朗さんの名著『子どもたちは作家になる』を地で言っていますね。
作家である2年生本人の人生物語はまだ始まったばかりです。きっと大冒険になるんでしょうね。
12月11日【4年国語】子どもたちと一緒にあらすじ確認、登場人物の心情理解
4年生は国語の物語教材『友情のかべ新聞』で学習しています。担任は教科書片手に、子どもたちと一緒にあらすじと登場人物の心情を読み取っていきます。
担任が「〇ページの〇行目に・・・って書かれているよね」と言うと、子どもたちはささっと教科書の該当ページを開いて確認していました。
しっとり落ち着いている4年生。しっかり学習を進めていますね。
12月11日【6年キャリア教育】ベース・クラフター 平野 伸哉 様をお招きして
継続的に地域の方に学校にお出でいただいてお話を伺っている6年生。
♪トゥールル、ルルル、トゥールルー 今日のお客様は、私たち築地小の教職員が大変よくお世話になっているベースクラフターの平野伸哉様です。平野様、よろしくお願いいたします。って徹子の部屋みたいになっちゃいました。ははははは。
平野様は栄養士、フォトグラファー、英会話講師等様々な職業を経てベースクラフターを結成され、人が集う場所創りをとおして地域の活性化、胎内市の魅力の発信に取り組んでいらっしゃいます。人生経験豊富な、しかし飾らないお話しぶりに子どもたちは引き付けられていました。人間的な魅力もものすごい方なのですね。
「一人じゃできないことでも、ベースクラフターの4人の仲間とならできる。人が集まると大きなことができる」
「胎内市は温かく面白い場所。助けてくれる人、協力してくれる人がいる。人的・物的資源が豊富だと考えている」
など普段からのお心持などお話しくださいました。子どもたちからの質問も受けてくださいました。
質問「たくさんの経験を積んでいらっしゃいますが、一番やりがいを感じたことはなんですか?」
平野様「そうですね。相手が喜んでくれると嬉しいですね。作った料理をおいしいって言ってくださったり、撮影された方が写真を見て自分のことを好きになってもらえたり、英語落ち着いて話すことができましたって言ってくださったり。そんなときにやりがいを感じますね」
質問「様々なアイディアで仕事をしていらっしゃいますが、アイディアはどうやって生み出してらっしゃいますか?」
平野様「まず、情報収集ですね。東京や胎内近辺でどんなものに人気が集まっているのか調べて、胎内市のものでそれを代用できないか考えます。それが特色になるかもしれませんしね」
質問「ベース・クラフターとしての夢とか今後の展望をお聞かせください」
平野様「胎内市が存続発展するのが願いです。私と同じ発想の人たちがもっと増えて、胎内市でやりたいことができたらいいです。自分で考えて、生きていける方々がこの先どんどん生まれてくれば嬉しいです」
平野様、素晴らしいお話をありがとうございました。子どもたちからの質問も素晴らしいですよね。築地小学校の教育に関わってくださっている方って、子どもたちのロールモデルになる方が大変多いと感じています、持続可能な社会の創り手たる意欲と力を持っている方が。ありがたい限りです。
12月11日【6年朝の会】ノーベル平和賞受賞に思うこと
ノーベル平和賞授賞式に日本被団協が出席したこと、そして田中代表委員がスピーチしたことが前日メディアで報道されました。
田中代表委員の悔しさと憤り、そして強い思いが溢れたスピーチに、会場で涙を流していた方々、スタンディングオベーションをした方々はもちろんのこと、会場にいなかった私も大きな感銘を受けました。
さて、その翌朝。6年教室を覗くと、担任がやっぱり思い熱く語っていました。おおおー!さすがー!アジア・太平洋戦争についての学習を引き合いに出しながらの担任の語りに子どもたちはじっと耳を傾けていましたよ。
給食時、ランチルームで私も語っちゃったんだなあ、これが。
子どもたちには、平和な世界の実現を希求する心をしっかりと持ってもらいたいと心から願っています。人類が核兵器で自滅することがないように。
12月10日 個別懇談会
この前日から始まっている個別懇談会。当校は1・2学期の通知表に所見欄はありません。それに伴って若干ではありますが、個別懇談の時間を長めにとってあります。
保護者の皆様方、ご多用のところ恐縮ではありますが、学校に足をお運びの上、担任等と対話でお子さんの教育について語り合っていただけたら嬉しいです。
<写真>保護者様にお子さんの学習・生活の様子やがんばっていることについて力説している担任!
(うそです。お願いしてポーズしてもらったところです。ははははは。すみません。)
12月10日【学級活動】2学期の学校生活アンケート
2学期も大詰め。振り返りの時期となっています。
それぞれの学級では今学期の『学校生活アンケート』が実施されています。
なんと、全学年がタブレットで入力するのです。すごーい!
子どもたちに協力してもらったアンケート結果は3学期以降の学校運営、教育活動に生かしていきます。
*写真は入力する2年生の様子です。
12月10日【3年学級活動p4c】2学期を振り返って
3年生は、どんなことができるようになったか、大変だったけれどがんばったことは何か、一人一人が振り返る前に、3年生全体でp4cをして振り返ります。
問いは担任が設定しました。「2学期どうでした?」です。
「楽しかったです」
「面白かったです」
「例えばどんなことが?」
「えーっと、友だちと遊んだこと」
「勉強が難しかったです」
対話のスタート直後はこんな感じです。
続きをダイジェストで見ていきましょう。
「私は『遊ぼう』って言われて嬉しかったです」
「ぼくはプールが楽しかったです」
「プールの何が楽しかったんですか?」
「潜ったり、泳いだり・・・」
「友だちと一緒に遊ぶのが楽しかったです」
「例えば?」
「鬼ごっことかドッチボールとか」
「松の子まつりも楽しかったです」
「ああ、そうだねえ」
「まなび学級のわくわくまつりも楽しかったよねえ」
子どもたちの楽しかったこと、面白かったことがどんどん紹介されていきました。
ここで担任が介入します。
教師「みんなさ、楽しかったこと、面白かったことたくさんあったみたいね。でも大変なこともあったでしょう。そんなとき、どうしたの?」
「私はかけ算の筆算が難しかったです。でも、お父さんやお母さんから教えてもらって、できるようになりました」
「50問テストは難しかったです。でも自主学習(以下「自学」)をたくさんしたら、いい点数とれました」
「跳び箱がなかなか跳べなかったんだけれど、何回も練習したら初めて5段跳べました!」
「算数で分からない問題ができるようになりました」
「あまりのあるわり算とかね」
「うん、そう」
この後、習字の『人』という文字、鉄棒の逆上がり、理科の実験、リコーダー、鉄棒の前回り、分数のたし算・ひき算など、難しかったけれど、乗り越えることができた方法とその喜びが出されていきました。
「私p4cでしゃべれるようになりました。最初はあまりしゃべれなかったんだけど・・・」「セーフティに対話をすることができました」などp4c絡みの発言も結構ありましたよ。
以上15分間、あらかた出尽くしたところで、改めて一人一人がプリントにできたこと、がんばったことを書き綴りました。
始めは楽しかったこと、面白かったことを活動名で話していただけの3年生ですが、p4c後にはより具体的に想起し、さらに困難を如何に克服したのかまで振り返っていました。
振り返ることは、自分のその時々の様子を思い起こし明確にし、それを自分なりに価値づけ、次に生かすことができる活動だと捉えています。
何人かのお子さんの振り返りを紹介します。一人で考えたことに、p4cで友だちの発言からインスパイアされたことが付け加わっています。
「p4cで手を挙げられるようになりました。授業でもどんどん手を挙げられるようになりました」
「算数が苦手だったんだけれど、少しずつ様々な復習をしていたら、得意になりました」
「様々な友だちに『遊ぼう』って言ってもらえてとても嬉しかったです。今まであまり仲良くなかった子とも友だちになれて嬉しかったです」
「あまりのあるわり算をがんばりました。初めはあまりの出し方がよく分からなくて苦戦してたんだけど、練習したらできるようになりました」
「かけ算の筆算は九九を忘れて、どうしようって思うことが多かったんだけど、毎日九九を改めて練習したら忘れなくなって、筆算もできるようになりました」
「p4cで自分から進んで手を挙げて、毎回必ず発言するようにしていました。セーフティも大切にしながら対話することができました」
「マラソン大会では疲れたけど、歩かないで最後まで走り続けました」
がんばって苦手を克服したことを成功体験として、3学期も自信をもって進んでいってほしいと思います。
12月9日【3年社会科】単元の学習課題を設定するのは子ども
3年生は身の周りの社会の仕組みについて学習しています。
この日から新しい単元の学習の始まりです。この単元では警察や消防について学びます。
さて、新しい単元ということで、単元を貫く学習課題を設定するのは・・・子どもです!
さすがですねえ。「子どもがつくる学び 子どもがつくる学校」を理想とした教育が当校ではそこかしこで実践されているのです。
どんなことを学びたいか、どんなことについて学んだら3年生の勉強として成立するのか。そんなことを考えながら班ごとに単元の課題を考えました。
各班から自分たちが考える学習課題を紹介し合います。そこから担任は共通する、あるいは多くの班が出したキーワードをいくつか並べ、3年生はそれらをうまく組み合わせて、学習課題を設定したのです。
こうして決められた単元の学習課題は「どのように、警察の人は事故や事件からまちを守っているのだろう?」です。
担任は「じゃあ、どうやって調べる?」と具体的な調査方法も子どもと考えていきます。
「インターネットで調べえるといいと思う」「教科書とか本とか読んだら?」「交番のおまわりさんに訊いてみたいなあ」などなど様々な手立てが子どもたちから出されていきました。
子どもが主体となって進める学習。楽しそうですね。どんな学びが展開されるのか、私も楽しみにしていたいと思います。
12月6日【6年算数】「子どもがつくる学び」に向けて
6年教室を覗くと算数の授業中でした。どれどれと覗くと、比例の授業です。
黒板にはこのように書かれていました。「紙の厚さから枚数を求めることができるか考えよう」。
子どもたちは、話し合う中で「前に学習した比や比例の考え方をうまく使ってできないかな?」と解決の糸口を探っていきます。
この後、具体的な問題に子どもたちは挑みました。「紙の厚さが2cmのとき、210枚ある。では、8cmのときは何枚?」(ここでは、ものすごく簡略化して書いています。教科書には表が書かれていたりと結構複雑な問題になっています)。そして、この問題を解く過程で、子どもたちは比の考え方を使うことで解くことができることに気付いたのです。
そこで、子どもたちと担任はこの時間で学んだことを次のようにまとめました。「倍の考え方や比の考え方を使うと、厚さから枚数を求めることができる」。
この時間の流れをごく大雑把にまとめると上記のようになるでしょうか。実際には一人でじっくり考えたり、友だちとああだこうだいいながら、課題解決を図っていました。
授業では「めあて」→「課題」→「課題解決」→「まとめ」を授業の一つの型とすることが結構あります。この中にp4cを取り入れることも十分可能でしょう。いきなり対話ってこともありますけれどね。
授業の基本パターンをいくつか理解していれば、子どもたちだけで学習を進めることも可能になりそうです。先日、近隣の学校の相澤先生から物語教材において、自分で学習を進めることができる課題設定についてのお話を伺うこともでき、私は大変勉強になったところです。
学習方法あるいは型を身に付けることは自立した学習者への第一歩と言えるかもしれません。それが「子どもがつくる学び 子どもがつくる学校」に繋がることを期待しています。
12月6日【地域連携】読み聞かせサポーターによる読み聞かせ
読み聞かせサポーターの門脇様からの読み聞かせ。最初は学年関係なく、読み聞かせを聞きたい子集合ー!って感じで集まった子どもたち向けに読み聞かせ。その後、間髪入れずに3年教室に行って読み聞かせをしてくださいました。
私がこう言うのもおこがましいのですが、門脇様、読み聞かせがとってもお上手。少人数でも大人数でも、子どもたちを引き付けて止みません。どの子も絵本の世界に引き込まれていました。
この時期の読み聞かせって、子どもたちの成長の上でとっても大切だと思うのです。中学生や高校生になっても大人になっても読み聞かせって心の栄養になるのじゃないかしら。
門脇様、ありがとうございました。子どもたちよ、よかったねえ。
12月5日【子どもがつくる学び 子どもがつくる学校】直談判!
コンコン・・・と校長室のドアをノックする音が聞こえたので、「どうぞ」と応じると、数人の子どもたちが静々と入ってきました。どうやら職員が指導している『さん付け』について思うところがあるようです。
この校長への直談判に備えて、彼らはインターネット等でも調べてきたようです。私に負けちゃならないと思ったのかしら?懸命に訴える子どもたちの姿に頼もしさを覚えました。
子どもたちの訴えを聞き、「小学生がそう考えるのも分かるよなあ」と思いました。子どもたちがんばりましたよー。しかし、人権教育を進めるうえで、譲れないところはやはりあるのです。
人権教育はこれから彼らが人間関係の中で生きていくうえで最も大切にしたい価値観を学ぶ教育のひとつです。生まれてから十年の彼らに、彼らが思いもよらないようなことをどう想像させるか。そこは教師の腕の見せ所ってもんです。
教師が「それはこうなんだから言うことを聞きなさい!」と高圧的、威圧的に指示すれば、子どもたちは言うことを聞くかもしれません。でも、それでは人権教育としては十分ではないのではないかと思うのです。私も子どもたちもとことんまで考え抜き、その結果、お互いに納得の上で着地点が見つかるよう、これからも模索していきたいと考えています。p4cと同じですね。
当校が理想とする教育像は「子どもがつくる学び 子どもがつくる学校」です。これは子ども主体の教育活動こそが、VUCAの時代を生き抜く子どもたちに必要とされるものだと考えるからです。子どもたちが「どんな学校がいいか」主体的に考え、実行することは、持続可能な社会の創り手たる力を着実に身に付けている証左だと思います。素晴らしい子どもたち。これからもよりよい学校になるよう提言してもらいたいと考えています。
12月5日【まなび学級】わくわく祭
昼休み。まなび学級の子たちが前々から準備重ねてきた「わくわく祭」開催です!
なんてったって、まなびの子どもたちは、招待状を配りまくってましたからねえ。それに加えて招待状がなくても参加できるとあって、会場は大盛り上がり。大勢の子どもたちが押しかけました。
実は子どもたちはこのわくわく祭で大切にしたいことを事前に話し合っていたのです(最初の写真)。これを達成するためのわくわく祭。子どもたちはしっかり意識しながら活動する姿が見られました。
まなび学級の子どもたちが出した3つの遊びのブースはどれも大盛況で、遊んだ子はもちろんこと、運営した学び学級の子どもたちも存分に楽しめたんじゃないかしら。
私も遊ばせてもらいましたよー。宝探しでは、黒板に燦然と輝く「みのるさん 15点」の文字。ははははは。ホントはもうちょっといい点数だったんだけど、途中まで書いてくれたところで写真撮っちゃったものね。ごめんごめん。
準備を万全に整え、様々な困難を乗り越えたからこその達成感。うまくいってよかったね。
12月4日 市教育委員訪問
この日、胎内市教育委員会の教育委員の皆さんがお出でになり、子どもたちの学習の様子をご覧になりました。わずかな時間だけの参観でしたが、たくさんお褒めの言葉を頂戴しました。
・低学年は明るく元気に学習していた。高学年は話をよく聞いて、しっかり学習していた。いずれも素晴らしく、先生方の「子どもたちの能力を伸ばそう」という気持ちが伝わってきた。それは、教室内外の学習の成果物や掲示物からも読み取れた。
・子どもたちが先生方の愛に包まれながら学んでいることが分かった。全職員が名札にレインボーストラップを付けているのもいい。温かみがあって、楽しい学校だと思う。
・午後の授業を参観したのだが、子どもたちはみんな元気なことに驚いた。先生方も楽しんでいるからかな?子どもが安心して学んでいる様子が見て取れた。
・明るい学校という印象を受けた。掲示物など、学校がテーマパークのようで楽しそう。高学年は学級運営への参画意識がある。
・子どもたちは真摯に学習に取り組んでいる。誠実に学んでいる。
・胎内市の授業づくりスタンダードの自校化に取り組まれるなど、学力向上に取り組まれていると思う。めあてと課題、まとめや振り返りの定義を整理し、普段の授業でも使えるよう確認するとよい。
ご覧いただいたのは、各学年5分間程度。それでもこれだけいい点をご指摘いただけたというのは嬉しい限りです。
子どもたちよ。君たちは、たーくさん褒められたよー。よかったね。
12月4日【全校】人権集会
この日、人権集会を開催しました。内容は、校長講話、これのみ!ひえ~(汗)
内容としては「さん付け」の意義と「さん付けをするとどんな学校になるのか」です。
とりわけ、LGBTQ+当事者の方にとっては、日常的に何気なく呼ばれている呼称が、小さなナイフとなって心に傷つけられ続けることなると話しました。こういうのをマイクロ・アグレッションというのだそうです。
私、結構長く語っちゃいました。それだけ、みんなが幸せになってほしいという心の現れだとして許してね。みんなが一生懸命聞いてくれてとっても嬉しかったです。
築地小学校からつらい思いをする子を一人も出さないという気持ちで、これからも学校運営に邁進します。ご理解、ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
12月4日【全校】チューリップの球根植え
この日、全校の子どもたちが学年ごとにチューリップの球根を植えました。
これから雪が降るでしょうが、積もった雪の下で、球根たちは大きく太ってくれるといいなあ。
春にはまた素敵な花を咲かせてね。
*写真は3年生の活動の様子です。
12月3日【6年総合的な学習の時間】板額御前、来校!
この日、6年生の学習の一環として、鎌倉時代に活躍された板額御前とその家来の皆様がお出でになりました。なんとー!
というのは冗談で、本当は着物や鎧をお召しになった板額会の皆様がお出でになり、子どもたちに板額御前について教えてくださったのです。
ご承知のとおり、板額御前は鎌倉時代の女性武将で弓の名手と伝えられています。『吾妻鏡』にも登場しているんだそうですね。
この出前授業、説明あり、クイズあり、演劇あり、アクションもあり、と観ている子どもたちをまったく飽きさせません。板額御前役の方なんて、子どもたちの前で、弓をバンバン射ちまくってましたしたもんね。ん?あれれれれ。板額会の皆様の中に、見知った顔2つ。「演劇に助太刀いたす」って感じなのでしょうか。なかなか堂に入っていましたよ。担任は登場早々に板額御前に射られてしまいました。はやっ。無、無念・・・って感じです。お疲れ様です!
実はこの授業、マンガ『弓の名手の女武将 板額御前物語』 の出版記念だったのです。この本、子どもたちは一人1冊ずつもらっちゃいました。ありがとうございます。子どもたち早速ページをめくって読み始めていました。
子どもたちには、地域の偉人 板額御前について知るとともに、今回お出でくださった板額会の皆様についても知ってほしいなあ。みなさん、お仕事をお持ちなのに、わざわざお休みを取ってくださって、私たちのために授業にお出でくださったのです。まさに、主体的に持続可能な社会の創り手のロールモデルです!
板額御前について啓発しようという板額会の皆さんの高い志に学び、子どもたちには主体的に持続可能な社会の創り手になろうという力と意欲を持ってほしいと思います。
板額会のみなさま、ありがとうございました!
最後の1枚は、カーテンコールでスタッフ・キャスト勢揃い!
12月3日【5年図工】肉の部位?
5年生は図工で作品作りに精を出しています。あるお子さんに「図工は好き?」と訊くと、「はい好きです。私得意なんです、肉の部位」との返事。
肉の部位?????図工で??????
図工室に行くとなるほど納得。まさに肉の部位ですなー、これは。ははははは。*1枚目の写真です。
子どもたちは、弁当箱の中身や海の様子など、電動糸鋸を器用に使って、木の板を切り、パズルづくりに一生懸命取り組んでいたのでした。
とっても楽しそうね、君たち。図工が好きっていうのも頷けます。みんな、上手ねぇ。出来上がったらパズルで遊ばせてね。
ちなみに最後の写真は、切断しているときにおがくずで見えなくならないように、ふーふーしてあげているところです。
12月3日【2年音楽】2つの曲の音楽鑑賞
2年生の音楽の授業を2つ。
1つ目は11月29日に行われたクラシックの音楽鑑賞です。曲は「♪卵の殻をつけたひなどりのバレエ」、作曲者はムソルグスキーです。なんと、あの「展覧会の絵」からの何とも愉快な曲です。聞いているうちに子どもたちは身体が動き出していますものね。
教科書には3枚のイラストが描かれています。このイラストを手掛かりに、曲の読解を始める2年生。話し合いの後はお待ちかね、「曲の感じを体で表現してみましょう!」です。子どもたちは飛んだり跳ねたり。ひよどりになり切っていますね。なんてったって、「ひよどりのバレエ」ですからねえ。くるくる回るお子さんも。踊る前から体がうずいちゃってる感じ。みんな笑顔の楽しい音楽鑑賞の時間でした。
そしてこの日、12月3日。今度はおなじみ童謡「♪夕焼け小焼け」です。最初に曲を聞いた時点で、音楽室はしっとりとした雰囲気に。聴く子たちは、机に頭をつけたりしながら静かな気持ちで聞き入っています。教科書にはやっぱり2枚のイラストが。1枚は夕焼けの景色、もう1枚は月夜の景色のイラストです。子どもたちは曲を聴いて感想や気づきを交流しています。「♪夕焼け小焼けって、1番は夕方、2番は夜中の様子を歌っているんだね」と子どもたちの発言。なるほどー。言われて見れば、そういう歌詞になってるわ。うかつだったわー。私、ちっとも気付きませんでした。いやー、そうだったのね。
担任が訊くと、子どもたちは「早く歌いたーい」ってもう立ち上がらんばかりです。で、担任が「それでは歌いましょう!」って言うと、子どもたちはやったー!と大喜び。ははははは。そんなに歌いたかったのね。素晴らしいなあ、君たち!喜びを込め、さぞ元気に歌うんだろうなあと思っていましたが、それでも実際に歌う段になると、しっとりと歌い上げるんですよね、2年生は。さすが。
鑑賞の世界に(一部合唱の世界にも)どっぷり浸かった2年生でした。
12月2日 学校保健委員会
12月2日、築地中学校と合同で「学校保健委員会」が開催されました。
各学年のPTA役員や担任らが参加しました。
新潟県ゲートキーパー協会理事長の長谷川淳子様からのご講演では、発達心理の理論的なお話や具体的で実践的な対応方法等についてご教授いただきました。
続くワークショップでは、子どもからの悩み相談にどう対応したらいいのか、実際にロールプレイしながら、2つの例を比較して、それぞれのやり方の良し悪しなどを意見交流しました。
子どもに寄り添うことや、子どもの気持ちを分かろうとする姿勢の大切さについて改めて「そうだなあ、そうだなあ」と大納得。
日頃よくない対応をしているのでは?と改めて自分を振り返る貴重な時間となりました。
講師の長谷川先生、ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
これからも子どもたちの健全育成のために手を取り合っていけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
12月2日【4年国語】慣用句
4年教室を覗くと、国語の慣用句の学習をしていました。
「目」という言葉が使われている慣用句を探している模様。書籍やインターネットから子どもたちは目に関する慣用句を探したり、意味を調べたりしていました。
目に関する慣用句って結構たくさんあるのですね、子どもたちが勉強しているのを見ていて気付きました。
「目を引く」「目に余る」「目がくらむ」「目が高い」「目が届く」「目をかける」・・・まだまだありますねえ、目の慣用句は。辞典で調べているとやっぱりたくさんありました。目が回るほどです、ははははは。
もしも、ご家庭でこどもたちが慣用句を使っていたら、大いに褒めてあげてください。