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学校ブログ

4月12日【2年】国語 常に叙述に立ち返る

2年教室を覗くと、国語の勉強中でした。

教材は『ふきのとう』。春を待ち焦がれる竹藪の植物や太陽の物語です。

教材文について学習する前に、担任はまず、ふきのとうについての基本的な知識を伝えます。

その後に担任は物語について少しずつ少しずつ問いかけながら、子どもたちの読解を促しました。

「これはいつの時期のお話ですか?」

「はい。春です」

こんな会話が教室で繰り広げられますが、そのたびに担任が子どもたちに次のように問います。

「それはどこから分かりますか?」「どうしてそう思うのですか?」

直感ではなく、自分の考えの理由をしっかりと意識することは、深い読み取りにつながります。

国語では、特に常に教材文の叙述に立ち返ることが重要になります。

低学年では文章の他にイラストを根拠にするのもありでしょう。

では、われらが2年生はどうでしょう。

担任に考えの根拠を問われると、「〇ページに書いてあります」「イラストで、雪がなくなっています」などとしっかりと根拠や理由についても話すことができていました。すばらしい。

少しずつ、少しずつ鍛えられている2年生です。

 

4月12日【1年】算数 おはじきを使って

1年教室を覗くと、算数の学習中でした。

教科書を広げ、算数セットを使いながら、1から10までの数の勉強です。

このページに「猿は何匹いるでしょう?」と問われると、まず、子どもたちは教科書の猿の上におはじきを置いていきます。

その後、おはじきを直線状に並び替えて数えるのです。

猿とおはじきを対応させ、あらためて数える、この方法。

頭の中で指さしながら、「1、2、3・・・」と数えれば簡単でよさそうなものですが、猿とおはじきを対応させながら数えるのは見落とし(数え落とし?)がないようにするだけでなく、この後に学ぶ、2つの数の大小を比べるときに大きな力を発揮する方法なのです。

1年生では数学の初歩を学びます。

そして、この時期だからこそ、じっくりと手間を掛けながら、学んでいく価値は高いと考えています。

(ま、小学校時代はいつもそうなのですけれどね。)

それにしても、学習中の1年生。担任の話を一言一句聞き逃さないよう、担任を凝視しながら話を聞いていますね。

ホントすばらしい!

 

 

 

 

 

4月12日【5年】学級目標はアクロスティックで

5年教室を覗くと、学級目標を設定している最中でした。

各グループごとに案を出し合って、最終的には学級全体で話し合っていました。

そして、選ばれた学級目標は、「優しくて 支え合う、下の子に優しい クラス」。

実はこれ仕掛けがあるのです。

一番最後の写真をご覧ください。

これ、アクロスティック(折句)になっているんですよー!

これは秀逸!

さらに、下級生への接し方についての心掛けにまで言及されていて、高学年としての自覚もばっちり!

5年生、やるなー。

4月11日 発育測定

発育測定が行われました。測定したのは身長と体重です。

この日は6年生、2年生、4年生。

写真2枚目は、廊下で自分の順番が来るのを待つ子どもたちです。

それぞれの子どもが自分なりの思い思いのスタイルで待っていますね。ははははは。

でも、みんな静かに待っているんですよ。

 

 

 

4月11日 NRT学力検査

NRT学力検査が行われました。

子どもたちは自分の力試しとばかり、一生懸命取り組んでいました。

なお,このNRTで検査できるのは,数多ある学力のうちのほんの一部分に過ぎません。
数値として測定できない学力もたくさんあります。
誠実さ,目標達成のための情熱と粘り強さ(グリッド),自己制御・コントロール,好奇心,批判的思考,楽観的に考える力,過去・現在・未来を関連づけて考える力(時間的展望),情動を賢く活用する力(情動知能),感情にうまく対処する力(感情調整),共感性,自尊感情,自分自身を受け入れて優しい気持ちを向ける力(セルフ・コンパッション),「今ここ」に注意を向けて受け入れる力(マインドフルネス),逆境をしなやかに生き延びる力(レジリエンス),日常生活のストレスに柔軟に対応する力(エゴ・レジリエンス)・・・。
これらいわゆる「非認知能力」も大切にしたい,大切にするべきであると考えています。
これらを育成する上では,仲間と対話しながら困難な課題を解決する活動が有効な方策の一つであると考えています。


※非認知能力
認知能力のような心理的機能ではないもの、思考や感情、行動について個々人がもつパターンのようなもの。子どもを取り巻く環境の産物というべきものである。教育や子育ての介入によって変化することが期待される。
非認知能力がもたらす結果としては、賃金や就労、労働経験年数、大学進学、健康管理、犯罪率などに大きく影響する。非認知能力が高いと、学歴、職歴、収入の多さ、各種のリスクテイキング能力、健康関連行動などにプラスの予測がされる。(参考文献:『非認知能力~概念・測定と教育の可能性~』小塩真司編著2021北大路書房)