11月14日【4年音楽】合唱披露
11月13日。4年生は、その素晴らしい合唱を市の音楽祭さながらに全校児童に披露しました。
昼休み、体育間に集合した全校の子どもたち。4年生は緊張の面持ち。担任が音楽祭と同じように「次は築地小学校の皆さんです。お願いします!」とアナウンスすると・・・
4年生は声をそろえて、「はいっ!」と返事をして静々とステージに上がっていきました。
もうこれだけで、私うるっときちゃうんだなあ。ここでもう感動です。(「はやっ」って声が聞こえそうですね。)
そして、代表のお子さんが合唱曲と自分たちについて紹介すると、いよいよだなとさらに緊張感が高まります。
し~んとした雰囲気の中、静かにピアノ伴奏が始まると、そこでまた私はじ~ん。
ところが、そんな私をしり目に4年生は完全にスイッチが入っています。そして歌い出すと、私はもうその声量に圧倒され、胸がはちきれんばかりの感動です。なぜこれほどまでに感動するのでしょうか。多分それは歌声のすばらしさとともに、曲の歌詞が彼らそのものを表現しているからなのでしょう。
合唱が終わり、他学年の子どもたちが少し恥ずかし気に感想発表。感想発表したどのお子さんからも絶賛の雨嵐でした。
合唱披露後にタブレットをとおして書かれた、あるお子さんの感想です。「私は全部がきれいだと思いました。理由は歌詞がはっきり聞こえたからです。合唱をするとたくさんの人の声が混ざるので歌詞がよく分からないことがよくあります。でも、4年生の歌は歌詞がはっきりと聞こえました。多分その理由は、4年生の心が一つになっているからだと思います。歌っているときの目線が高くて、声を遠くに飛ばしているような感じがとてもよかったです。ピアノは音色がきれいなのもそうだけど、私がすごいと思ったのは一回も止まらず、間違えずに弾けていたことです。指揮者とのタイミングもばっちりで素晴らしいと思いました。金曜日が本番なので、それに向けてがんばってほしいと思います。本番が終わっても練習したことを忘れずに、きれいな歌を歌い続けてほしいと思います。ファイト‼」。4年生ももちろんですが、体育館で感想を発表した子も、その後でタブレットに書き込んだ子も、両方にあっぱれをあげてください!
合唱は市の音楽祭でいい歌を披露するだけが目的ではありません。4年生がみんなで力を合わせて合唱曲を創り上げる中で、きっと彼らは大切なものを獲得したのでしょう。合唱祭まであと数日。さらに歌声に磨きをかけ、自分たちの生き方にも磨きをかけてもらいたいと思います。