1月8日 始業式
3学期は始業式からスタートです。
まずは校長講話。学校運営に関して、次の2つを話しました。
① 理想とする教育像は「子どもがつくる学び 子どもがつくる学校」
これは子どもが主体となった教育活動を重視することにほかなりません。教師が敷いたレールの上を子どもが円滑に進むのではなく、子どもが自らの手で道を切り拓く力を付けてもらいたいと願ってのことです。
(この次に話す)学校運営の2本柱の1つ「p4c(対話)」では、対話の議題(問い)すらも子どもが設定することを基本としています。
また、2学期から本格的に始めた昼休みに行っている「怖い話大会」や「クリスマスオーナメント作り」、子どもにアシスタントして携わってもらった「レインボーフラッグ作り」も子どもの主体的な活動を促す一環です。運営する子どもたちにも参加する子どもたちにも大好評で楽しみにしている子どもたちも多いです。
これらの活動はただ楽しいだけでなく、子どもたちの企画運営力jはもちろんのこと、友だちと協働的に活動する力の育成にも大いに役立っていると考えています。
さらに現在は「新春クイズ大会」「人間まちがい探し」も計画されていますし、学校のマスコットキャラクター作りの構想もあるようです。
子どもたちには、主体性や企画運営力などを自ら育みながら、大いに楽しんでもらいたいと思います。
② 学校運営の2本柱は「p4c(対話)」と「地域連携」
後者の「地域連携」については子どもたちには「地域の人と一緒に学ぶ」と言い換えて説明しました。
この2つは言わずもがなでしょう。
「p4c」は学年によって取り組みの頻度に差があるものの、p4cを大変楽しみにしている子どもたちも多いです。
初めこそ「p4cは苦手」と言っていたお子さんも、回を重ねるうちに発言数も多くなり、自信をもって発言する姿が見られるようになっています。きっと自分が発言したことをほかの子どもたちから受け入れられることで自己肯定感と友だちとの信頼関係が高まっていることが自分でも分かっているのではないでしょうか。
「地域連携」は当校が長い間(10年くらい?)取り組んでいる教育スタイルで、確かな効果が認められているところです。さらに地域の方々と対話することができたら、その教育的効果は飛躍的に伸びるのではないかと考えています。
私は上記に加えて、人にやさしくしようと呼びかけました。
これらをかなりかいつまんで話したのですが、子どもたちはじっと聞いていてくれましたよ。
3学期、子どもたちはどれほど成長するのでしょうか。とっても楽しみです。
校長講話の後は、生活指導部の教師が冬休みを振り返っての話と今月の生活目標について話をしました。
1月の生活目標は「きまりを守って遊ぼう」です。
子どもたちには安全に、そして楽しく過ごしてもらいたいと願っています。