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2024年12月の記事一覧

12月12日【1年国語】日本語って難しい

1年生は国語で日にちの読み方を学習中。

参観していて、日本語って難しいと言われる理由の一つが分かるような気がしました。だって、「一日」は「いちにち」ではなく、「ついたち」と、「二日」は「ににち」ではなく、「ふつか」と特別な読み方をするんですものね。

ただし、子どもたちは今までの経験から、「ついたち」「ふつか」「みっか」「よっか」「いつか」・・・としっかりと読むことができていました、さすが!「とおか」の次、「十一日」から「じゅういちにち」と通常の読み方になるのですが、子どもたちは「二十日」はちゃんと「はつか」って読めまていました。素晴らしい。

この日の勉強では触れられませんでしたが、ものの数え方も複雑です。「一本」は「いっん」、「二本」は「に」、「三本」は「さんん」・・・なんですものねえ。こりゃあ、覚えるのが大変です。でも、そのうち、何ということもなく、自然と覚えることができるのですから不思議です。

1年生、日にちの読み方を、振り仮名を振ったり、繰り返し読んだりしながら覚えていきました。

私は「八日(ようか)」と「二十日(はつか)」をごっちゃにしてて、分からなかくなっちゃうときあったなあ、御幼少の頃の思い出です、ははははは。

12月12日【2年国語】子どもたちは作家になる

2年生は国語『お話のさくしゃになろう』で執筆活動に専念中。
アイディアの手がかりになるのは、教科書の3つのマス(それぞれに「はじめ」「中」「おわり」と書かれています)と、1つ目のマスに描かれた2匹のネズミの絵のみです。
ここから子どもたちは想像力を働かせて物語を作るのですが、どのお子さんも書くわ書くわ、原稿がどんどん出来上がっていきます。
子どもたちが書いている物語の「はじめ」には、登場人物の性格設定までされていて、本格的ですねえ。それぞれの性格の違いが物語に彩を与えたり、物語進行のキーになれば素晴らしいです。
子どもって結構物語づくりが好きな子が一般的に多いようです、私の経験上。
2年生はどんな物語を紡いでいくのかな。

まさに金森俊朗さんの名著『子どもたちは作家になる』を地で言っていますね。
作家である2年生本人の人生物語はまだ始まったばかりです。きっと大冒険になるんでしょうね。

12月11日【4年国語】子どもたちと一緒にあらすじ確認、登場人物の心情理解

4年生は国語の物語教材『友情のかべ新聞』で学習しています。担任は教科書片手に、子どもたちと一緒にあらすじと登場人物の心情を読み取っていきます。

担任が「〇ページの〇行目に・・・って書かれているよね」と言うと、子どもたちはささっと教科書の該当ページを開いて確認していました。

しっとり落ち着いている4年生。しっかり学習を進めていますね。

12月11日【6年キャリア教育】ベース・クラフター 平野 伸哉 様をお招きして

継続的に地域の方に学校にお出でいただいてお話を伺っている6年生。

♪トゥールル、ルルル、トゥールルー 今日のお客様は、私たち築地小の教職員が大変よくお世話になっているベースクラフターの平野伸哉様です。平野様、よろしくお願いいたします。って徹子の部屋みたいになっちゃいました。ははははは。

平野様は栄養士、フォトグラファー、英会話講師等様々な職業を経てベースクラフターを結成され、人が集う場所創りをとおして地域の活性化、胎内市の魅力の発信に取り組んでいらっしゃいます。人生経験豊富な、しかし飾らないお話しぶりに子どもたちは引き付けられていました。人間的な魅力もものすごい方なのですね。

「一人じゃできないことでも、ベースクラフターの4人の仲間とならできる。人が集まると大きなことができる」

「胎内市は温かく面白い場所。助けてくれる人、協力してくれる人がいる。人的・物的資源が豊富だと考えている」

など普段からのお心持などお話しくださいました。子どもたちからの質問も受けてくださいました。

質問「たくさんの経験を積んでいらっしゃいますが、一番やりがいを感じたことはなんですか?」

平野様「そうですね。相手が喜んでくれると嬉しいですね。作った料理をおいしいって言ってくださったり、撮影された方が写真を見て自分のことを好きになってもらえたり、英語落ち着いて話すことができましたって言ってくださったり。そんなときにやりがいを感じますね」

質問「様々なアイディアで仕事をしていらっしゃいますが、アイディアはどうやって生み出してらっしゃいますか?」

平野様「まず、情報収集ですね。東京や胎内近辺でどんなものに人気が集まっているのか調べて、胎内市のものでそれを代用できないか考えます。それが特色になるかもしれませんしね」

質問「ベース・クラフターとしての夢とか今後の展望をお聞かせください」

平野様「胎内市が存続発展するのが願いです。私と同じ発想の人たちがもっと増えて、胎内市でやりたいことができたらいいです。自分で考えて、生きていける方々がこの先どんどん生まれてくれば嬉しいです」

平野様、素晴らしいお話をありがとうございました。子どもたちからの質問も素晴らしいですよね。築地小学校の教育に関わってくださっている方って、子どもたちのロールモデルになる方が大変多いと感じています、持続可能な社会の創り手たる意欲と力を持っている方が。ありがたい限りです。

12月11日【6年朝の会】ノーベル平和賞受賞に思うこと

ノーベル平和賞授賞式に日本被団協が出席したこと、そして田中代表委員がスピーチしたことが前日メディアで報道されました。
田中代表委員の悔しさと憤り、そして強い思いが溢れたスピーチに、会場で涙を流していた方々、スタンディングオベーションをした方々はもちろんのこと、会場にいなかった私も大きな感銘を受けました。

さて、その翌朝。6年教室を覗くと、担任がやっぱり思い熱く語っていました。おおおー!さすがー!アジア・太平洋戦争についての学習を引き合いに出しながらの担任の語りに子どもたちはじっと耳を傾けていましたよ。
給食時、ランチルームで私も語っちゃったんだなあ、これが。

子どもたちには、平和な世界の実現を希求する心をしっかりと持ってもらいたいと心から願っています。人類が核兵器で自滅することがないように。