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世界的なダンスチームのお二人をどうしても、まだ帰したくなかったのです。もうちょっとお付き合いいただき、最後は5年生のダンス好きのお子さんの企画運営による「チビユニティとダンス体験」(昼休みバージョン)です。

会場の多目的室には1年生から6年生まで、なんと50人以上の子が集まりました。全校の3分の1くらいの子どもたちが集まった計算になります。「ダンスが好きな人ー?」とチビユニティのお二人が訊くと、もう全員手を挙げてますもんね。

様々なバリエーションのダンスをみんなで堪能した昼休みの20分間。

豪華な一日となりました。

昼休みの活動が終わると、高学年の子たちはチビユニティのお二人にサインをせがみます。

さらに5時間目は、礼状書き。おおっ、びっしり書いてますねえ。体験の充実度が分かるってもんです。

よかったね、みんな。

さあ、チビユニティ。ご存じの方も多いと思いますが、とにかくもの凄いダンスのプロ集団です。この度、当校にお出でいただくことができましたー🎉はくしゅー!わーわー、やんややんや👏

3時間目はダンス体験。これが楽しかったですねー。みんなものすごく楽しく踊ってました!

続く4時間目も5・6年生合同で、まずはチビユニティのスーさんのお話を伺い、その後はゆうたさんも一緒になって探求の対話(p4c)です。

対話の時間が30分間。今の彼らにとっては短いですよね。それで問いは私が設定しました。

チビユニティのお二人は既にプロとしての評価の高いダンサーでいらっしゃいますが、夢の実現のために未だに努力を続けていらっしゃるとのこと。

それを受けてこんな問いにしました。「夢の見つけ方」。う~ん。我ながら詩的な問いにしちゃったな―。うふふ。チビユニティのお二人のお話も交えつつ、子どもたちは熱心に対話しましたよ。ここでは超端的にご紹介します。

「どうやって夢を見つけるかというと、やっぱりたくさんチャレンジしてその中で見つけるのだと思う」

「夢は最初から明確じゃなくても、何か努力しているうちに見つかるかもね」

「好きなものを追いかけているうちに、見つかるんじゃないかな?」

「チビユニティのスーさんはどうですか?」←この問いかけは子どもから出されたんですよ。すごい!

スーさん「私は夢をかなえるにはどうやったらいいか分からなかったんです。でもある人に出会って、その方から誘ってもらったりしたことがきっかけかな?だから、今度出会う人の中で声をかけてもらえるかもしれない。そういう夢のきっかけを逃さないようにするのが大事だと思うよ」

「うん。たくさんの人に出会って、あこがれている人を見て、『ああなりたい』とかと思ったりして、夢って見つかるかもしれないね」

ゆうたさん「私、子どもの頃はサッカー選手になりたかったんだ。一生懸命やってたからスカウトされたりしてJリーグのユースチームに入るくらい毎日サッカー漬けだった。でも結局その夢は叶わなかった。その後転機になったのは学校の文化祭のイベント。下手だったんだけどダンスをしてそれを動画に撮ってたりしたの。そうしたらそれが楽しくなって。心から楽しいって思えるようになった。それが今チビユニティに所属していることに繋がっているんだよ」

「みなさんに質問です。自分が興味あることとか、好きなことを見つけるにはどうしたらいいと思いますか?」←なんと、これも子どもたちから出された新たな問いなんですよ。恐るべし、5・6年生!

「そうだね。好きなことや興味のあることって、自分の武器になるかもしれないしね」

スーさん「ゆうたさんがサッカーで挫折したからこそ、今の自分があるっていうのは大事なことかもしれないね。挫折して別の夢を見つけるのって難しいことだと思う。でもゆうたさんは下手だったけど、やっているうちにいつの間にか楽しくなっていったんだよね。私はね、英語が苦手だったんだけど、ダンスで夢をかなえるために海外に行くから、それで一生懸命英語の勉強したの。そのうちに英語の勉強が楽しくなってきたんだ。今は上達して、結構話せるようになったよ」

子どもたちはチビユニティのお二人の話に聞き入っています。ここで再度スーさんから質問です。

スーさん「みんながやりたいことって何?みんなから自分のことについて話してほしいな」

「私は歌です。まだそれほど上手じゃないとは思うんだけど、私の歌声をいいって言ってくれる人もいるんだよ」

「私は絵です。絵を描いていると楽しいし、もっと頑張りたいって思うんだ」

「私も絵です。もっと練習してうまくなりたいって思ってる」

「私は、バスケ。でも上手になりたいって言うより、もっと楽しみながらやりたいって思うよ」

「私は読書が好きです。だから将来は本屋さんになりたいな」

スーさん「みんな自分の夢や思いを語ってくれてありがとう。ゆうたさんが、別の夢を見つける難しさについて話してくれた。自分はダンス下手だったとも話してくれたよね。私はまだ若いし、みんなはもっと若い。私たちはダンスをやっていて、評価もされているけど、もっと人を感動させることはできると思うし、可能性はまだまだあると思ってる」

ゆうたさん「そうだね。諦めたら、もうそこで夢は叶わなくなっちゃう。でも失敗を繰り返すうちに、よくなっていくものなんじゃないかな?」

対話は大体こんな感じだったと思います。発言順とか発言者は間違っていると思いますが、ご容赦ください。

ただ、間違いなく言えることは、この対話は子どもたちに勇気を与えたということ。チビユニティのお二人の発言を聞き、子どもたちは自己開示することを通して「失敗してもそれで終わりじゃない」、「失敗を繰り返すうちにものになっていくことがある」、そして「可能性はこれからもずっとあるんだ」といったメッセージを子どもたちは受け取ったのではないかなと思います。

また、対話の中で誰が発言したのかは定かではないですが、子どもの中から出された質問に子どもかチビユニティのお二人が答えるような形で、「夢は一つじゃなくていいんだ」ということも語られました。なんて美しい言葉なんだろうと思います。

 

子どもたちはもちろん、チビユニティのお二人も含めて、夢を追いかけている途中同士の対話。見ていた私も、なんだか勇気が湧くような気がいたしました。チビユニティのお二人、本当にありがとうございました。心から感謝申し上げます。また、お二人を派遣してくださったチビユニティ様全体と、素敵な対話を見せてくれた子どもたちにも心からのお礼を。

どうやら、2年生は翌日の胎内市教育の日に合わせて、先日来行ってきたまちたんけんの発表会を考えているようです。

クイズ形式にする班あり、大洋紙に説明の文と絵を描く班あり、模型を作る班あり、コスプレする班あり?

どんな発表になるのかはお楽しみです。

それにしても、君たち、ホント自由にやっとるね!私こういうの大好き!

「地層はなぜ縞々なのか?」

子どもたちにまだ何も教えていない段階での対話(p4c)にチャレンジです。

先日、地層見学した折に、市教育委員会の指導主事から教わったことを手掛かりにこの謎を解明します。

しかし、あまりに謎過ぎて、到底解決にまで行きつくはずもありません。

それでもいくつかの推論が提出されましたよ。

「教育委員会の先生は、この地層があった場所は海の底だったっておっしゃってたでしょう。だから波の力で縞模様になったんじゃない?」

「以前から作られていた地層と土が混ざり合って新しく地層がつくられたんじゃないかな?」

「石が丸かったでしょう。あれば水の流れのはたらきによって角が削られたんだよね。水の流れ方の違いによって、縞々になったんじゃないかな?」

「地層から地球の歴史が分かるって、教育委員会の先生はおっしゃってた。赤い土は、昔暑かった証拠なんだって。地球の歴史を見れば、暑いばかりじゃなくて寒くなったりもしたんだろうし。そういう水温の違いによって色が変わって縞々に見えるんじゃないかな?」

「海の底でこの地層は作られたんでしょう?染み込んだ塩の量や日光にさらされたかどうかによって、色とかが変わったんじゃないかな?」

「地層はれきとか砂とか、粘土とかでできている。れきの層とか砂の層とか粘土の層とか。石の大きさの違いで縞々に見える。そういうのって、やっぱり水の流れのはたらきに関係あるんじゃないかな?」

「地層の下の方は粘土だったでしょう。それって、ある年代に水が少なくなって、水上に出たから、水の中の層と違いが出たんじゃないかな?」

「水の流れの違いによって、石の削られ方が変わる。それが層の違いになったんじゃないかな?」

子どもたちの発言の最後には、いずれも「?」が付いていますね。

私、対話の前に言ったんです。「p4cって正しいこと、分かってることを言っていればいいってもんじゃない。今日はさ、『こうじゃないかな?』って分からないことをそのまま発言しようじゃないか」って。

推論を積み上げていって、真実が見えてくるかもしれない。それに賭けてみました。結局は正しい結論にたどり着くことはありませんでしたが、それでも子どもたちの課題意識は高まったんじゃないかって思います。

さあ、次の理科の時間はいよいよ謎の解決編だよ!

もう3年生ですからね。彼ら、こういうことには全力で楽しんじゃうわけです、ハロウィン・パーティ!

10月27日の3年生の記事には、謎の怖い人が写っていますが、あれはハロウィンの仮装だったのです。

「この被り物いいでしょう。かそうか?」なーんちゃって、瀬波小学校HPのまねです。

教室の前には、お化けの飾りも。環境設定はばっちり!

後は怖がるだけですねっ!いや、楽しむだけか。わーははははははー。

私も楽しみにしていたのですが、パーティの時間帯に出張が入っちゃってて、写真のみでお楽しみください(あとは私のダジャレね、うふふ)。

担任は国語が専門。その専門家から学ぶ論語や漢詩ですからね。贅沢です。なかなかない機会ですよ。

さて、まずは論語。

教科書に示されているのは、数多ある孔子の言葉の中から2つ。

・子曰く、『己の欲せざるところは、人に施すことなかれ』

・子曰く、『過ちて改めざるは、是を過ちと謂ふ』

う~ん。耳が痛い。

ちなみに私が好きな言葉は、『義を見てせざるは、勇なきなり』です。これまた耳が痛いのですが、自戒を込めて、勇気をもって生きていきたいと思う次第です、はい。

 

つついては漢詩。

孟浩然の『春暁』。「春眠暁を覚えず」で始まる五言絶句です。

春になると眠くなっちゃいますよね。分かる分かる、その気持ち。1000年以上前の昔から、みんなそうだったのね。

あれれ、最後から2枚目の写真。子どもたちは目を閉じたり、机上に突っ伏していますね。これは居眠りしているのでも、絶望しているのでもありません。ははははは。担任の朗読を聞きながら、詠まれている風景を想像しているのです。

ひととおり担任の専門的な解説を聞いた後で、子どもたちは声をそろえて音読です。

読書百遍、意自ずから通ず。

こういう基礎基本を大切にしたいものですね。

職員室に行くと、あれれれれ?スーパーマリオがいますね。ピーチ姫はもう救出したのかな?いやいや、よく見るとALTの先生でした。本物かと思っちゃったよ、もう。ははははは。

翌日がハロウィン。それに合わせたのかしら。英語の学習を教えるときに、この格好で教室に登場したものですから、もう子どもたちのハートわしづかみですね♡

様々な手練手管で子どもたちを引き付けて止まないALTの先生。さすがですね。

日本が誇る世界的なダンスチーム「チビユニティ」が11月1日に当校にお出でになります。

アメリカの人気番組「AGT(アメリカズ・ゴット・タレント)」に日本人ながら出場し、通常は狭き門を数回通過しないと決勝大会に進めないというルールのもと、ダンスで会場を熱狂の渦に巻き込み、何と1回でゴールデンブザーを獲得し、決勝大会に進んだという、超すごーいダンスチームなのです。

3限は5・6年生のタンス体験、

4限はチビユニティ様のお話を伺っての対話(p4c)、

お昼を挟んで、昼休みには希望者が参加するダンス体験!

お昼休みの運営は、ダンス大好きな子ども。

これ、絶対盛り上がりますよ!楽しみだなあ。

先日、体育間に鉄棒が設置されました。例年2学期後半に設置される鉄棒。もはや当校の、秋の風物詩ですね。

さて、授業中に体育館に行ってみると、5年生が鉄棒の学習中でした。

いくつかの技を同時並行で挑戦しています。

多分逆上がりの練習だったのかな?あるお子さんが「できた!できた!よ”-し!」とガッツポーズしながら大はしゃぎ!

あなた、よかったねぇ。おめでとう🎊

気持ちよーく分かるよ。思い起こせば、私初めて逆上がりできたのは、忘れもしない小学6年生の時。嬉しかったなあ。

子どものこういう姿を見るのも教師という生業の魅力の一つなのです。

この場に立ち会えた私も「や”ったー!」と胸の中で叫びました!

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