2月12日(木)に、築地小学校を会場にして「築地通いの場」が行われました。
これはもともと、週に一回、地域で行っていた活動ですが、月に一回、小学校で行っていただく運びとなりました。
この日は昼休みの時間も重なり、子どもたちも活動に参加しました。
地域の方々と輪になり、巨大トランプでの神経衰弱を楽しみました。札が揃うと全員大盛り上がりでした!
2月12日(木)に、築地小学校を会場にして「築地通いの場」が行われました。
これはもともと、週に一回、地域で行っていた活動ですが、月に一回、小学校で行っていただく運びとなりました。
この日は昼休みの時間も重なり、子どもたちも活動に参加しました。
地域の方々と輪になり、巨大トランプでの神経衰弱を楽しみました。札が揃うと全員大盛り上がりでした!
築地小学校の主たる教育活動の3本柱は「対話(p4c)」と「地域連携」、そして「昼休みの子どもたちの自発的、自主的な組織的遊び」です。これらは、理想とする教育像「子どもがつくる学び 子どもがつくる学校」を具現化するためのものです。
さて、そのうちの一つ、対話(p4c)をより充実させるために、この日ビックな指導者を招聘しました。
p4cのエキスパートであり、教科専門監でもある川上大雅先生です!おー!ワーワー!ぱちぱちぱちぱち👏
川上教科専門監には、午前中に2つの対話(p4c)をご参観いただき、午後には川上先生から道徳での授業で対話(p4c)をファシリテート(対話の全体を見据えてうまく進むように手助けする役とでも言ったらいいでしょうか)をしていただきます。さらに放課後は職員研修の講師もお務めいただき、教員が行う対話(p4c)もファシリテートしていただこうという、なんとも豪華で贅沢なことをお願いしちゃいました。このハードなお申し出をご快諾くださった川上先生、ありがとうございます。
次からの記事で詳しくご紹介します。
では、6年生の学級活動としての対話(p4c)を見ていきましょう。
問いは、対話を始める前に6年生一人一人が対話したい問いを出し合い、その中から一つ選びました。
選ばれたのは、「築地小学校には、本当に対話(p4c)が必要なのか?」です。ああああああー!しびれますねー!学校運営の基本方針の根幹にメスを入れるという、クリティカルシンキング爆発。まさに子どもがつくる学校。そういえば、去年の6年生も対話の是非について対話するという「メタ対話」の問いが出されたことを思い出しました。何回も対話(p4c)を積み重ねていると、この手の問いって出てくるのね。
では、対話を見ていきましょう。
なお、この対話(p4c)には川上教科専門監からも対話に加わっていただきました。
まずはこの問いを出したお子さんから。
「僕たちはよくp4cをやっているけど、本当にp4cは必要なのか、みんなと対話したいって思ったんです。みんなどう考えているのかなって」
「私は必要だと思います」
「p4cみたいに、クラス全員で話し合う場を作るのって難しいけど、p4cをするとなると自然と全員での対話になる。だからp4cは必要だと思います」
「p4cは自分たちで問いを作って、自分たちで対話して考えて解決していく。これって築地小学校が理想とする教育像『子どもがつくる学び 子どもがつくる学校』にするためにはいいと思います」
「互いを認め合い、考えて、みんなで話し合うのが好きです」
「p4cだと考えが深まるからいいと思います」
早速、6年生が自らp4cをファシリテートします。
「じゃあ、みんなに訊きたいんだけど、必要だと思う人は手を挙げて」
8人くらいの子が挙手。
ここで川上教科専門監が揺さぶります。
「私は対話はp4cじゃなくてもいいんじゃないかって思います。普通の話合いでもいいんじゃない?」
「う~ん。みんなの考えを認め合えるなら、p4cじゃなくてもいいかも」
「ぼくはp4cは必要だと思っていたんだけど、考えが変わりました。セーフティがあれば、ただの話合いでもいい」
子どもたちは川上専門監に揺さぶられ、考えがぐらぐらしてきました。
それの揺れを収めるべく教師も発言。「p4cの対話ってみんなが話し合いたい問いを作って、みんなが自分たちで解決する対話です。だから、私はp4cは必要だと思うよ」
子どもたちは大いに迷います。
「う~ん・・・。ぼくは考えを変えて、p4cであっても、ただの話合いであっても、『どっちでもいい』にする・・・」
「ぼくはやっぱりp4cはいいと思う。地域の人と話し合えるるし、自分たちで問題を見つけて、改善策っていうのかな、それをみんなで考えるっていい。対話の中で考えを深め合ったり、新たな問いを出したりするって大事だと思う」
「うん。みんなで考え、深めるのを、みんなでやる」
「対話の最初と今と考えが変わった人は?」
10人の子が挙手しました。「p4cじゃなくてもいいって考えも分かる」
「うん。賛成派と反対派に分かれて話し合うディベートでもいいんじゃない?」
「p4cもディベートも頭をよく使うしね、どっちでもいい」
「私はやっぱりp4cが必要だと思う。私は、p4cで考えを深めるのが好きだから」
「私たちはp4cで挨拶だとかいじめだとかについて対話してきたよね。よかったと思う」
教師「p4cでもディベートでも話合いでも、その時々でいいと思う方法で対話すればいい。p4cで対話するときに大切にすべきものって何だと思う?」
「う~ん。友達の話をしっかり聴こうとする思いやりとか、そうういうセーフティだと思う」
「p4cではセーフティが大事。話している人の方を向いて、静かに話を聴くのがいい」
「そうだね。自分とは意見が違っても、否定じゃなくてプラスの言葉で返すとかね」
川上教科専門監「話合いってそもそもなんだろうね。対話って何だろう?ディベートは?それぞれ全く違うもの?」
「p4cは一人一人が自分の考えを深めていく。決まった考えじゃない。思考の筋道は一直線じゃない。ディベートは2つに分かれて意見をたたかわせるもの」
「うん。ディベートは、対話が最初の問いからずれないように対話する。でもp4cは違う。ずれてもいい。どんどん考えを深めていく、問いを深めていくもの。問いや意見が広がっていくもの」
「セーフティが大事にされるもの」
おおおー!p4cの特性を端的に言うとこういう感じになるのかしら。
最期に川上教科専門監からお話をいただきました。
「今日は私を受け入れてくれてありがとう。初めて会う人が対話の輪に入ると、セーフティが崩れるような気がして、身構えちゃう人が多い。でも、みんなは違うね。初めての私もしっかりと対話に受け入れてくれた。嬉しかったし、そんな皆さんはすごく素敵な6年生だと思ったよ。対話の中では『p4cじゃなくてもいい』って話したんだけど、ホントは私p4c大好きなんだよね。皆さんも、これからもp4cのよさを感じて対話を重ねていってほしいと思います」
授業後、校長室で川上教科専門監と話した時にも、子どもたちのことをベタ褒めしてくださっていました。
対話の質の高さ、セーフティの高さ、そして、対話の中で自分の考えを創り出していく思考力。友だちの発言にしっかり耳を傾け、友だちの話から自分の考えを再構築していった彼ら。
何やかんや言っても、6年生、対話(p4c)のよさをしっかり感じていたんだね♡
私は一緒に対話していて、とっても鼻が高かったです。「大雅さん、どうです!これが築地の6年生ですっ」って。
最近の成長ぶりがすさまじいね、君たち。
まなび学級1~4組が合同で対話(p4c)です。
節分で豆まきをした子も少なくなかったんじゃないかな。そんなこの時季、選ばれた問いは「鬼は本当にいるのか?」。
どんな対話になったのでしょうか。
対話の前に、セーフティを大切にすること等、対話(p4c)を行うにおいて大切にしてほしいことについて指導した担任からの話を聞いた後、いよいよ対話のスタートです。
「鬼はいます。心の中の鬼が悪魔に変わっていくんだよ」
「僕はいないと思います。『鬼はいる』っていう科学的な証拠がないからです」
「いると思います。絵本とかに載っているでしょう。もしも、今はいないとしても昔はいたんだと思います」
「いないと思うよ。絵本には載っていても図鑑になってないでしょう」
「います。祭とかでお面かぶって出てくるよ」
「本当はいないと思います。鬼って言われているのは『厄災』とか『災害』のことを指しているんだよ。『何か悪いこと』とか」
「うん。鬼の形はしてないけどね」
「いや、います!鬼って火山の中に住んでいるんだ。ゴジラもマグマの中に突っ込んでいったしね」
「う~ん。鬼はうちの人が変装してる」
「いると思う。鬼は悪いことをしてる人のところに出るんだよ」
「う~ん、そうかなあ。だって、私悪いことをすることあるけど、鬼が出てきたことはないよ」
「ああ、そうだね。鬼はいない」
指導担当担任「鬼がいるとしたら、どんな形をしてるんだろう」
「ええとね、八つの首を持っているの」
「あ、ヤマタノオロチ」
「顔は一つ。角を持ってるんだ」
「うん。酒呑童子みたいに。酒呑童子は鬼」
「鬼はいると思います。だって、保育園の豆まき集会の時に、鬼は玄関に来たよ。すごく怖かった」
「いないと思います。ヤマタノオロチも実在しないんだよ」
「うん。昔話に出てくるだけ」
「そう。伝説なんだ」
「ああ。もしもいるなら、歴史書に書かれているはず。でもそんな歴史書がは見つかってないよ」
「う~ん。いるかどうか、分からないなあ」
指導担当担任「昔は鬼はいたの?大人は鬼はいると思ってないの?」
「昔話に出てくるだけで、本当はいないんだよ」
「でもさ、大人も子どもも、豆まきってするよ。『鬼は外』って」
「それは厄払いなんだよ」
「鬼はいない。空想の生き物なんだ」
「誰も見たことないし」
「でもいる可能性はあると思う」
「昔はいたのかも」
「鬼はね、前はやさしい人だった。でも見た目が怖かったから、人に意地悪されたりして鬼になった。でも退治されたら、幽霊になった。鬼の幽霊」
指導担当担任「鬼はいるかどうか結論は出ないみたいだね。でも、私、小さいころ泣き虫で、大人から『あなたの心には泣き虫鬼がいますね。それを追い出しましょう』って言われたことを覚えてるよ。」
「僕の心の中にも鬼がいるのかな。悪いことしちゃった時には、鬼にコントロールされているのかも」
「我慢できないときは鬼のせいなのかも。そういう鬼は心の中から追い出したいな」
大変発言意欲旺盛な子どもたち。それぞれが鬼がいる根拠、いない根拠を探しながら対話していました。
この対話(p4c)は、まさに子どもたちの思考力を鍛える役割を果たしたのだと思います。そんな意味でも価値ある対話でした。ねえ、みんな。考えるって楽しいでしょう。
この前日。校長室でイベントの準備をしていたあるお子さんがつぶやきました。
「ああ、明日のビンゴ大会、楽しみだなあ。みんな喜んでくれるといいなあ」
もう、にっこにっこ顔です。
そうです、このお子さんは、この日のビンゴ大会を自発的に企画運営したお子さんの一人なのです。
そして昼休み。
ふたを開けてみると、参加してくれた子たちにとっては大満足のイベントになったのです。
企画運営の2人は?
自分たちはビンゴをするわけではないにもかかわらず。やっぱりほくほく顔。
他者のためにやったことで、相手が喜んでくれることって、すごーく楽しいことなんですね。子どもたちの活動の様子を見ていて、改めて感じたイベントとなりました。
企画運営のお二人さん、どうもありがとう。毎日校長室に来て、準備に余念がなかったものね。とってもいいイベントになってよかったね。
5時間目。4年生は道徳で対話(p4c)。ファシリテーターは川上教科専門監です。真打登場ですね!
さて、この時間の対話(p4c)は道徳の教科書を読んで、子どもたち一人一人が問いを考えて、その中から一つ対話を選んで、で、対話して、さらに振り返りまでするというかなりの強行軍。
ただ、参観に来た当校教職員にとっては、子どもたちの課題意識を高めながら、丁寧に対話の問いを決めるという「課題設定の妙」だけでも、大きな学びになったのではないでしょうか。
そして対話では、川上教科専門監のファシリテートのもと、子どもたちは安心してのびのびと発言していたのが印象的でした。
対話(p4c)はここでは紹介しませんが、短い間でも深まりがみられる対話が展開されました。
対話が終わると、何人ものお子さんが川上教科専門監を取り囲み、対話で語り切れなかったことを盛んに話していたのことからも、充実した対話だったことが分かります。
挨拶など礼儀について学ぶ対話だったのですが、「川上先生、私、今までは家族に恥かしくて言えなかったんだけど、今日は家に帰ってから『ありがとう』って言おうと思います」と話したお子さんがいたとのこと。
しっかりと心に響いた対話になりました。さすがですね、川上教科専門監、そして子どもたち。素晴らしい対話を見せてもらいました。ありがとう!
この日は、川上教科専門監から子どもたちの対話(p4c)をたくさんご覧いただきました。6年生のp4c、まなび学級のp4c。さらには、4年生のp4cをファシリテートしても。
そして、最後は我々職員に対する研修の指導者もお務めいただくことができきました。
ご覧いただいた築地小の子どもたちのp4cについてのお話、p4cの理論やその教育的効果のほか、教員でもp4cをフして、そのファシリテートしてくださいました。
どれも的確で、素晴らしいお話。教員一同、川上教科専門監の眼力、対話に対する造詣の深さに敬服し、そして大きな学びのある、楽しい研修となりました。子どもたちのこと、たーくさんお褒めいただきましたよ、よかったね築地小のみんな。
川上先生、わざわざ佐渡から築地小のためにお出でくださり、ありがとうございました。いただいたご指導を胸に、今後もさらに「子どもがつくる学び 子どもがつくる学校」の具現化に向け精進する所存です。心から感謝いたします。がんばりますっ!
え?教員p4cではどんな問いだったのかですって?ではこっそり教えちゃいましょう。選ばれた問いは「大人になって『子どもの頃、○○しておけばよかったな~』ってこと、ありますか?』です。私、山ほどありますよ。「しなきゃよかったな」って思うことも。ははははは。
対話の詳細は明かしませんが、この問いから始まって、「大人が子どもに習い事を強制することについて」に対話の焦点は移っていきました。たくさん頭を使った楽しいp4cでした。
大雅さん、本当にありがとうございました!ぜひ、またお出でくださいね。
昼休みには松の子班遊びが行われました。縦割り班対抗クイズ合戦です。
今回の企画運営は5年生。クイズのテーマは6年生に関することです。
「6年生が好きな給食のメニューは?」「6年生が好きなスポーツは?」など、クイズを解くことによって、6年生を益々よく知ろうという趣旨ですね。
班ごとに侃々諤々の話合いがなされ、集会は大盛り上がり!企画運営してくれた5年生のみんな、ありがとう!
さて。
集会が終わり、6年生から順に教室に戻っていきます。あれれ、6年生が戻った次は、5年生・・・?ではないんですねえ。
6年生に内緒で、1~5年生が縦割り班ごとに何やらはかりごと。この時期、6年生に内緒で何話し合っててるの?まあ、それは詮索しないことにしましょう。あとのお楽しみですね。
1年生は図工室で版画の仕上げにかかっています。紙版画で描かれた大きな顔の周りに、さらにひと工夫。
机の上には、何色ものインクと切られた野菜が載っていますね。ははあ。野菜スタンプで作品の周囲を飾ろうというのですね。
子どもたちは意欲的にポンポンとハンコを押していきます。
「ぼく、次はオレンジ色のインク」「私はオクラのハンコを押そう」など、どうやらただやみくもに押すだけじゃなくて、よりきれいな仕上がりになるよう、色遣いや形など工夫して押印しているんですね。
2校時を使ったダイナミックな活動。こりゃあ、楽しくて1校時じゃ終わりませんものね。
できあがった作品は、担任に持っていきます。担任は子どもたちが持ってきた作品をガンガンと褒めていきますね。あと端的にアドバイスも。子どもたちは俄然やる気になって野菜スタンプを押す手にも力が入るってもんです。
素敵な作品が出来上がりました。
週の始めの月曜1時間目。2年生は国語の勉強です。
ん?黒板には「+」「=」などの演算の記号が書かれていますね。これは算数?
いえいえ、やっぱり国語の、それも漢字の勉強でした。
一つの漢字を部分ごとにいくつかに分けてのたし算、ひき算です。
2年生が考えた問題をいくつかご紹介します。
① 日 + 寺 =?
② 国 ー 口 =?
答えは!?
指導担当教師は、たまたまその場に居合わせた私を指名するんだもんなあ。
でも、なんとか正解。校長の面目を保つことができました。ほっ。
で、私からも2年生に挑戦状。
③ 木 × 2 =?
どうじゃー!
難しいと思ったんだけど、子どもたちは難なくご名答!
様々な工夫で子どもたちは学習にしっかりと向かっています。
感染症により出席停止となる場合は、下のファイルをクリックして開き、様式をダウンロードしてお使いください。