昼休みの自発的・主体的な企画運営による組織的な遊び。この日はあるお子さんの企画運営による「ビンゴ大会」でーす。
遡ること数週間前。校長室に遊びに来ていたこのお子さんに「ねえ、昼休みの活動、やってみない?」と誘うと、「う~ん。でも私、そういうの苦手だから・・・」とつれない返事。
「私がサポートするからさ」ともう一押しすると、「じゃあやります。校長先生が手伝ってくれるなら!」と応じてくれたのです。
それからこのお子さんは、みんなが楽しむには「ビンゴ大会」がいいのではないかと考え、ポスター作りなど、大変意欲的に取り組み始めました。
以前に学校だよりでも書いたのですが、やっぱりこのお子さんも、自分の企画運営するイベントについて、全校の子どもたちに知ってもらい、自分の話をみんなに聞いてもらい、イベントではみんなに楽しんでもらいたかったんですね。
このお子さんのがんばりが功を奏し、ビンゴ大会は盛況のうちに幕を閉じることができました。
取り組み始めた初めの頃から意欲的に企画作業をしていたお子さんでしたが、俄然スイッチが入ったのはポスター制作の途中で、「あ、私が作っているこのポスター全体を、ニンジンのデザインにしたら面白いんじゃないかな」とひらめいた時からなのかもしれません。
ポスターの出来栄えやイベントの成功からこのお子さんの自己肯定観はかなり上がったんじゃないかしら。
ねえ、全校のみんな。みんなも昼休みの活動を自分で企画運営してみない?とっても楽しいよ。


