12月1日【6年学級活動対話(p4c)】セーフティのある対話って?
インフルエンザ等で出席している子どもが少ないのですが、それでも対話(p4c)しちゃうんだなー。
というわけで、この日のテーマは「セーフティのある対話(p4c)ってどんなの?また、セーフティがある対話にするにはどうしたらいいの?」です。では、いってみよう!
教師「なかなか、対話(p4c)で発言できないって言うか、発言しずらい人っているじゃない?そういう人でも発言できるようなセーフティがあるといいよね」
「誰かが発言したら、それに反応することって大事だと思う」
「そうそう。で、そのために人の意見をしっかり聴くことね」
「どうしてそう思うの?」
「発言した後にみんなからの反応があると、『みんな聞いていてくれたんだな』って思えて安心できる」
「そういうのが積み重なっていくと、発言しやすくなるよね」
「そうそう。安心できるよね」
「あと、質問は全員に対して問うってことも大事。発言した人にだけ向けた発言だと、なんか個人攻撃みたいに思われちゃうかもしれないしね」
「多くの人が発言するのも大事だと思う。みんなが発言してれば、『私も』『ぼくも』って思える」
「それで、人の発言を聞いて、そこから自分の考えを作るって言うか」
「そうだね」
「それとボールの投げ方も優しくしたらいいと思う」
教師「発言するときに緊張しちゃう人どれくらいいる?」
多くの子が挙手。
教師「発言するとなると緊張することも多いと思う。どうしたらいい?」
「発言した後で、周りの子が声かけてやるのがいいんじゃない?」
「例えば、どんな言葉がけ?」
「『おー!』とか『それもいいね!』とか」
「うん。そう言ってもらえると、次もまた発言しようって思えると思う」
「勇気付けるって感じだね」
「緊張しがちな人でも言いやすい雰囲気づくりも大事」
教師「どうやるの?」
「例えば、人が発言した後に『それって例えばこういうこと?』って確認しながら代弁する。賛意を表すように」
「ああ、そうだね。ストレートに『賛成です』『同じです』って言うのもいいと思う」
「それでも発言するのが苦手な人はいると思う。でも慣れてくれば緊張もしなくなっていくんだと思う。時間はかかるかもしれないけど」
少人数での対話でしたが、あるいは少人数だからこそ、ざっくばらんな感じでセーフティ溢れる対話になりました。
この日、対話したことを踏まえて、これからもセーフティに満ちた対話を、そして学級を創っていこうね。
*最後の写真は、タブレットのリモート参加の子に声をかける子どもたちです。