3月4日【6年理科 対話(p4c)】環境問題についての対話(p4c)
6年理科「人と環境」のまとめは対話(p4c)です。
子どもたちが出し合って、その中から選んだ問いは次のものでした。
「地球温暖化について、みんな本当に取り組んでいるのかな?」
では、対話を見ていきましょう。
まずはこの問いを出したお子さんから。
「SDG'Sが大事だってみんな言ってるし、僕らも授業で習ったけど、地球環境が改善したって話はあまり聞かないでしょう。みんな本当にSDG'Sに取り組んでいるのかなって思って」
「地球温暖化については、取り組んでいないのかも。SDG'Sに批判的なこと言ってる大統領がいるって聞いたよ」
「地球温暖化説はでっちあげだって言ってるみたい」
「あまりお金がない人は、地球温暖化対策ができないんじゃない?だって電気自動車は二酸化炭素を出さないけど、電気自動車は高価だから買えないかも」
「じゃあ、お金持ちの人たちに頼んで、地球温暖化のために寄付してもらったら?」
「電気自動車が買えなくても方法はある。例えば、近いところに行くんだったらガソリン車じゃなくて、電車を使うとか」
「ぼくたちにできることを考えたい。例えば、友だちの家に遊びに行くときには、遠かったら車で行くかもしれないけど、そうでなければ自転車で行くとか」
「都会に行くにつれて、人はたくさんになっていくでしょう。そうすると二酸化炭素の排出量は増えていくよね。都会で二酸化炭素の排出量を減らすにはどうしたらいいんだろう?」
「都会でもやっぱり植樹したらいい。木を増やすの。二酸化炭素を吸って酸素を出してもらう」
「そもそも都会なら電車を使う人は多いんじゃない?」
「都会は狭いところに人が密集してるから、自転車も使いやすい」
「遠いところなら、徒歩と電車を組み合わせればいい」
「二酸化炭素の排出量をゼロにするのって無理じゃないかな。でも木を植えて少しでも二酸化炭素を少なくするしかない」
教師「『化石燃料じゃなくて電気で動くものを使えばいい』って思う人が多いみたいだけど、電気は発電所でつくられる。でも火力発電なら化石燃料を使わざるを得ないんじゃない?」
「そうだよなあ。じゃあ、理科でやったみたいに手回し発電器を使ったら?」
この意見に対し、「そうだ、手回し発電器がいい」って考える子が結構いました。
「でも手回し発電器だけじゃ、電気は足りないよ、多分」
「じゃあ、太陽光発電とか風力発電は?」
「そうだね。そういう再生可能エネルギーをコンデンサとかにたくさん貯めて使ったらいいと思う」
「自転車を使うって意見が出たけど、新潟の場合、冬は雪が降って自転車に乗れないよ」
「雪とかで発電とかできないかな」
教師「最初の問いに戻るんだけど、どうしてSDG'Sに取り組んでいても、地球環境破壊は止まらないんだろう」
「やっぱりお金がかかるんじゃないかな」
「そうだとしても、一人一人の意識が大事」
「そう。心掛けることが大事だよね」
「お金かからないSDG'Sもあるよ。人権とかたくさん」
「それに屋根に太陽光発電装置をつけるときには補助金が出るって聞いたよ。そういうのをうまく使って行けばいい」
SDG'Sの一つに挙げられていることを踏まえて、もの凄い意見が飛び出しました。
「ねえ、みんな。今、アメリカやイスラエルとイランが戦争を始めているでしょう。あれば、すごい環境破壊だよね」
そして、こういう問いが新たに出されちゃうんだなあ。
「戦争を抑えるにはどうしたらいいんだろう?」
おおおおおー!素晴らしい!
「戦争を抑えるのは大統領とかがやるしかない。ぼくらにはできない」
「それでも、ぼくたちにできることはないかな?」
「戦争を止める権限はないかもしれないけど、声を上げることはできると思う」
「なんかランドセルを贈ると世のためになるとか、そういう運動があったと思う」
教師「県原爆被害者の会の西澤さんが前に言っていたよね。西澤さんから聞いた話を家の人に伝えてほしいって」
「そうだ。親に話すのならぼくたちにもできる」
「うん。そうやって最初は小さな声でもやがて大きな声になると思う」
「そうだね。まずは家族から広まる」
「選挙で平和を大切にする政治家を選んでもらうようにしなくちゃね」
子どもたちは結構世界情勢に関心を持っているんだなあというのが対話を見ていた私の素直な感想です。
そして、様々なことに課題意識を持ちながら見ていることも分かりました。
6年生のみんな、世界の、そして地球の未来は君たちの手にかかっている!私もまだまだ負けてられませんね。がんばるぞー!