学校ブログ

翌週の火曜日にいじめ見逃しゼロ集会が開催されあす。メインは全校p4cです。

問いは「今すぐにできるいじめゼロの方法は?」。

縦割り班ごとに行う対話(p4c)ですから、ファシリテートは我らが6年生。

現在、その全校対話(p4c)に向け、準備をしているところです。

えっ?どんな準備かですって?

それぞれの班ごとに、対話がどのように進むか、子どもたちが想定して、「もしもこうなったら、こうしよう」「ああなったら、ああ言おう」と様々なパターンをシュミレーションし、対話が深まるようにどのようにファシリテートしたらいいか、考えているのです。

それぞれ縦割り班ごとに、侃々諤々の議論が繰り広げられていました。いや、「侃々諤々の対話」かな?

対話をファシリテートするという経験は6年生の対話力(p4cの質)をきっと飛躍的に伸ばしてくれることでしょう。

6年生一人一人がファシリテートする力を持つということになるでしょうからね。

がんばれ6年生!

この日の委員会活動は2学期の反省が主たる活動内容となりました。そして、6年生がラストの回。

こうして少しずつ卒業に近づいていくのですね。

あとは5年生が立派に引き継いでくれるでしょう。

翌日に迫ってきた「松の子まつり」。縦割り班ごとに遊びのブースを出します。

この日は、その準備。リハーサルを繰り返しながら、随時修正を加えていますね。

どのブースも工夫を凝らした遊びで、お客さんたちを楽しませることに余念がありません。

お客さんは子どもたち。

高学年を中心に遊びを企画・運営をしています。

昼休みに行っている子どもたちの自発的・主体的な組織的遊びの拡大版と言ってもいいのかもしれませんね。

当日が楽しみです。

寒い朝。天気予報によると、今シーズン一番の寒気が南下しているのだとか。

風が特に強い当校。寒風吹きすさぶ中、身を縮こませて登校してくる子どもたちに、限りないいとおしさを感じます。

中には、笑顔でスキップしながらくる子もいるんですよ。さすが子どもは風の子!

とは言え、寒いものは寒い。外に出ると、思わず「さ、さぶっ!」とつぶやいてしまいます。

おーおーおー!手を赤くして、イチゴの苗に水遣りをしてる子もいるじゃないの。

今日の挨拶当番の子どもたちも併せて、ありがとう!

2年教室を覗くと、図工の工作中でした。どうやら、おもちゃを作っているようです。よく見るとグループごとに作っているものが違いますね。

子どもたちに訊くと、「みんな作りたいおもちゃが同じ人たちが集まって協力して作っているんです。完成したら、1年生を呼んで、このおもちゃで遊んでもらうんです」。ほーほーほー。それはいいね。作る方も遊ぶ方も、さぞ楽しいことでしょうね。

完成したら、私も遊ばせてもらいたいなあ。

4年教室では算数でひし形の面積の求め方について、みんなで考えていました。

黒板を見ると、正方形や長方形、平行四辺形など今まで学んできた様々な図形の公式が書かれています。既習事項を使いながら、新たな図形の公式を導き出そうという考えのようです。

黒板横の大型ディスプレイには、一人一人の求め方が見られるようになっていました。それを見ながら、「もう少し○○さん

の考え方を訊きたい」などの意見が出されていました。

自分たちが知っていることから、友だちとの担任を通じた対話によって、新たなものを作り出す授業。

これって、この次の記事に書いた「多様性が集団の強みになる」って話と通じますね。

算数の勉強しながら、別の大切なことをも学んでいたんだね、君たち。

この日の昼休み、築地小 人権集会が行われました。気温が低いのとインフルエンザが再び流行するのを避けるために、各教室をオンラインでつないで、集会は開催されました。

その中で校長講話として、多様性に関する話をしました。

「子どもたちが普段使っているマジック。8色入りのものと12色入りのものとだったらどちらがいいと思う?」という投げ掛けからスタートし、様々な色があるから豊かな絵が描ける。一色だったら味気ない。というかそのそも絵として成立するのか。それは人間関係にも言えること。みんな違うから面白い。だから美しい集団となりうる」、「自分と違う人、みんなと違う人と積極的に関わろう」、さらに、「特にp4cでは人との違いがその人の強みになる」、「みんなが仲良くできるために、友だちのいいところ、人が気付かないその人のいいところを見つけよう」などの趣旨。

築地小学校が、みんなが楽しく通える場であってほしいと願っていますし、そのために全力を作体と考えています。

 

校長室横の花壇から楽し気な声が聞こえてきましたよ。なんじゃいなと見に行くと4年生がチューリップの球根を植えているところでした。

「大きく育ってね、チューリップのベビーちゃんたち」

そんな声が聞こえます。

当校のシンボルはチューリップと松。校章は、その2つがデザイン化されています。

子どもたちは当校のシンボルを実際に育てることで、自然愛護、美しさに対する畏敬の念等、様々な学びをすることができるのです。

インフルエンザ等で出席している子どもが少ないのですが、それでも対話(p4c)しちゃうんだなー。

というわけで、この日のテーマは「セーフティのある対話(p4c)ってどんなの?また、セーフティがある対話にするにはどうしたらいいの?」です。では、いってみよう!

教師「なかなか、対話(p4c)で発言できないって言うか、発言しずらい人っているじゃない?そういう人でも発言できるようなセーフティがあるといいよね」

「誰かが発言したら、それに反応することって大事だと思う」

「そうそう。で、そのために人の意見をしっかり聴くことね」

「どうしてそう思うの?」

「発言した後にみんなからの反応があると、『みんな聞いていてくれたんだな』って思えて安心できる」

「そういうのが積み重なっていくと、発言しやすくなるよね」

「そうそう。安心できるよね」

「あと、質問は全員に対して問うってことも大事。発言した人にだけ向けた発言だと、なんか個人攻撃みたいに思われちゃうかもしれないしね」

「多くの人が発言するのも大事だと思う。みんなが発言してれば、『私も』『ぼくも』って思える」

「それで、人の発言を聞いて、そこから自分の考えを作るって言うか」

「そうだね」

「それとボールの投げ方も優しくしたらいいと思う」

教師「発言するときに緊張しちゃう人どれくらいいる?」

多くの子が挙手。

教師「発言するとなると緊張することも多いと思う。どうしたらいい?」

「発言した後で、周りの子が声かけてやるのがいいんじゃない?」

「例えば、どんな言葉がけ?」

「『おー!』とか『それもいいね!』とか」

「うん。そう言ってもらえると、次もまた発言しようって思えると思う」

「勇気付けるって感じだね」

「緊張しがちな人でも言いやすい雰囲気づくりも大事」

教師「どうやるの?」

「例えば、人が発言した後に『それって例えばこういうこと?』って確認しながら代弁する。賛意を表すように」

「ああ、そうだね。ストレートに『賛成です』『同じです』って言うのもいいと思う」

「それでも発言するのが苦手な人はいると思う。でも慣れてくれば緊張もしなくなっていくんだと思う。時間はかかるかもしれないけど」

少人数での対話でしたが、あるいは少人数だからこそ、ざっくばらんな感じでセーフティ溢れる対話になりました。

この日、対話したことを踏まえて、これからもセーフティに満ちた対話を、そして学級を創っていこうね。

*最後の写真は、タブレットのリモート参加の子に声をかける子どもたちです。

さて、インフルエンザ。インターネットの情報だと、胎内市はインフルエンザの感染者数も、増加数も多く、県内でもトップクラスのようです。トップってのは気持ちがいいものですが、これはちょっとねえ。

当校でも6つの学年のうち4つの学年が閉鎖になっていますが、それでも毎日は進んでいきます。

定時の放送や清掃など、出席している子たちが協力し合って、日常生活が滞りなく進むようにしているのです。

素晴らしいよ、君たち!

前日の分も合わせて写真をどうぞ。

 

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