3月3日【1年算数】セーフティの築き方<感動>
給食後の5時間目。1年生は算数の学習に勤しんでいました。「腹の皮が張ると、瞼が緩む」とは私が子どもの頃よく言われた言葉です。
ところが1年生は大変意欲的に学習しています。お、算数ですね。それもタブレットを使っての学習でした。
さて、担任の問い掛けに張り切って答えたお子さんがいました。
しかし、周囲の子たちからは「違うと思いまーす!」と言われてしまいました。言われたお子さんはしょんぼり・・・
担任はそこを逃しません。ここが出処と、すかさずこう言ったのです。
「(違いまーすと言われた)〇〇さんの気持ち、わっかるかな~?」
これは、担任のファインプレー!
その言葉をきっかけに、全員が、〇〇さんがなぜそのような考えに至ったのか、思考の道筋を考え出したのです。
すると・・・「あっ!〇〇さんは・・・って考えたんだと思います」
担任「〇〇さん、そういう考えでいい?」
〇〇さん「うん、いい」
すると周囲の子たちも口々に「ああー、そうか!すごいな。ぼく、全然気づかなかったよー」など素直に反応しました。
「違うと思いまーす」と言われ、しょんぼり気味だったお子さんは、一気に学級の中心へ!とっても嬉しそうな顔です。
その後、そのお子さんの手の挙げ方ったら!ピーンとこれ以上ないくらい素晴らしかったです。自己肯定感、爆上がりですねっ!
セーフティというのは対話(p4c)だけで大切なのではありません。日常生活でもセーフティが土台にあると、人と人のつながりは豊かになるのだと考えています。
そして、セーフティは、このような毎日の何気ない一瞬一瞬で築かれていくのですね。
相手の発言が、自分の考えと違う時に、どのように返せばいいか考えていくこともまた、人を大切にすることに繋がるのです。
この素敵な一瞬に出会えた私は、感動で涙が出そうになりました。
素敵な子どもたちに囲まれて進む力のある教師。教師の仕事って、いいなあ。