10月26日【4年社会p4c】地震に備えるって?
4年生は社会科で「自然災害にそなえるまちづくり」の学習中。
この日は、特に地震に焦点を当てた備えについて対話(p4c)で考えを深めました。
問いは「『地震に備えよう』って具体的にはどうするの?」です。
「まず緊急地震速報とかサイレンが鳴ったら、備えてあるものをもって避難する」
「備えてあるものって?」
「食料や水、救急箱とかだよ」
「あとね、家の人の言うことをよく聞いてそのとおりにする」
教師「もしも大人がいなかったら?」
「そうだったら、みんなで協力してやるしかないね」
「それと逃げるのは、家の外の広いところがいいよ」
「まずは、そうだね」
おっ!さすがー!避難訓練が生きてますね!
「自分ができることはしなくちゃね」
「うん。でさ、揺れが収まったら、避難所に行くよ」
「高いところに行くのも大事」
「子ども同士で相談しながらね」
「それで安全なところに行ったら、大人を探す」
「川とか海とかには行かず、高いところがいいよ」
「うん。私たちが普段やっている避難訓練を思い出そう」
「テレビとかラジオとか、情報を集めるのも大事。情報が得られるまで家にいたらいい」
「ちょっと待って。待ってる間に地震が来ちゃうかもしれないよ」
教師「そうだね。かつて、ある女の子が風呂に入っていたときに地震が来たんだ。家の人に『服を着てから出てお出で』って言われた、その直後に地震が来たというエピソードが残されているよ」
「そうか。すぐに逃げなきゃなんだね。外でなくちゃだめなの?」
「避難訓練の第1避難場所はグラウンドだよ」
「やっぱり広い場所がいいんだ」
「もしも家の周りに広い場所がなかったらどうする?」
「家の中でも造りが頑丈な場所だったらいいんじゃない?」
「頭の上に物が落ちてこないところがいいんだよ」
「防災バッグを持って逃げた方がいい」
「あと、救急箱」
教師「防災バッグの中身は何がいいんだろう?」
「スマホ、水、食料。ペットを飼っている人はペットも一緒に避難しないと」
「でもさ、救急バッグにたくさん入れすぎてると重くなって、『う~ん、これは重すぎて持てないよ~』ってなっちゃう」
「そうしたら、みんなで協力して持っていくのがいいよ」
教師「教科書見てみて。ここに救急バッグの中身が例として写真で出ているよ」
「何入ってる?」
「う~んとね、食料、水、懐中電灯、トイレットペーパー・・・」
「ねえ、逃げようとするときに防災バッグが置いてある場所が分からなくなっちゃったら?」
「玄関に置いておくといいよ」
「うん。絶対なくならないような場所ね」
「いざという時にすぐ持って逃げられるようにしておくってことが『備える』ってことなんだよ」
教師「君たちがやっている避難訓練も、心と頭の備えなんだね」
中越地震は2004年10月23日(土)17時56分に起きました。
最近はテレビニュースでもこの件について取り上げられることが多くなっていますね。
また、2011年3月11日の東日本大震災で、「釜石の奇跡」と呼ばれるエピソードがあります。
岩手県釜石市の小中学生のほぼ全員が、自ら判断して津波から避難し、命を守った出来事です。単なる幸運ではなく、日頃から積み重ねてきた防災教育の成果として知られています。
4年生のこの社会科は、命を守る授業でもありました。
私たちは「釜石の奇跡」を念頭に、子どもたちが自分で自分の命を守ることができる力を育成したいと考えています。
全ての子どもたちの命を守らなければならないと志を新たにしたところです。