学校ブログ

5月28日【4年学級活動】セーフティ溢れる いじめ標語

4年生がいじめ(見逃し)ゼロに関する標語を書いていました。

それは「大じょうぶ 大じょうぶ みんなが友だち」。とっても素敵な標語(合言葉)ですね💛

子どもたちはこの周りに友だちを勇気づける言葉、自分が勇気を持てる言葉を書き足していました。

「よかったね😊」「いつもありがとう😊」「チーム友だち😊」「すごいね😊」「ブラボー😊」「やさしいね😊」「ガンバッテネ😊」「みんななかよし😊」「みんなやさしい!😊」「かわいいね😊」「ドンマイ😊」「おめでとう😊」「おはようございます😊」などなど。
子どもたちは自分が言われて嬉しかった言葉を思い起こしながら、これらの言葉を考えたのでしょうね。

いじめに関する標語の掲示物をただ漠然と作るのではなく、この標語の視点から改めて人間関係を振り返ったこの活動。作っていくうちに、自分がどうあっても自分は仲間に理解され、ともに生活していけるという安心感。そして自己肯定感に繋がることでしょう。このような積み重ねがセーフティが溢れる学級風土を作り上げるのだと思います。

それにしても彼らが書いたこれらの文字。どの言葉の最後にも、にこにこマークが付けられているんですよ。とってもいい雰囲気ですよね。

5月27日【1年生活科】毎朝の愉しみ

1年生が登校して真っ先に向かう場所。そうです、それは一人一人が栽培しているアサガオの鉢のところです。ランドセル背負ったままの子もいますね。気になるんだろうなあ。親御さんも見に来てくれています。

この日、水遣りをしていた子どもたちが「ああー!芽が出てるー!やったー!」「私のアサガオも芽が出てる。ええと『1,2,3,4』、4つも芽が出てるー!」と口々につぶやいて・・・というより叫んでいます。嬉しいんだろうなあ。

ところがあるお子さんが一人私のところに来て、「校長先生、私のアサガオ、まだ芽を出していないんです」としょんぼり顔。

「ふーん、そうなの・・・」とそのお子さんのアサガオのところに行ってみると、ああっ!重い土を押しのけながら、まさに芽を出さんとしているところでした。

「ほら、〇〇さんのアサガオ、芽を出そうってがんばってるよ」と伝えると、そのお子さんは「ええっ!?あ、ほんとだー!やったー!」と跳び上がらんばかりに喜んでいました。「がんばれって、応援するといいよ」と伝えると、その子は嬉しそうにこれから芽を出そうとするアサガオを見つめていました。

アサガオに自己を投影しながら世話をしている1年生もいることでしょう。

土の中からようやく顔を出したアサガオさんは、まるで君たちのようだね、ねえ1年生のみんな。これからどんどん大きくなるよ、きっと。よかったね。一生懸命世話しようね。

5月27日【3年社会科】胎内市の特徴を読み取ろう

社会科で地図の見方を学んでいる3年生。
この日は地図から胎内市の特徴を読み取る学習をしていました。
グループごとに地図を見ながら意見交換し、山地や平地などの地形や、使われている地図記号から地域の盛んな産業を見つけていった子どもたち。
大人になると、意外とこういった地図の使い方ってしないのじゃないかしら。
「胎内市の特徴は~です」といった教師の説明をただ聞いて覚えるのではなく、地図について学びながら子どもが自分たちで市の特徴を読み取ることにより、大きな学びに繋がります。
いい学びを重ねていますね、3年生のみんな。

5月24日【6年p4cの後】問い続ける

この前日、p4cで運動会を振り返った我らが6年生。その余韻冷めやらぬうちに、自主学習として、改めて自分の考えを書き記し、まとめたお子さんがいました。その最後の部分だけ抜粋してご紹介します。

「応援賞、総合優勝は、分かりやすくしただけの結果で、どちらがよりがんばったかなんて数値にはできないと思う。だから負けても勝っても悔いはないと言える。」

また、別のお子さんも家庭で改めて自分の考えを書いてきたのだそうです。読ませてもらうと、運動会でも自分の頑張りを誇りに思っているような書きぶりで、さらに前日のp4cについては「p4cをやった中で、一番意見や考えを出すことができたと思いました」と締めくくってありました。

いずれも自分自身を見つめ、思いを言語化した素晴らしい振り返り。

 私が大切にしたいことの一つに「問い続ける」ことがあります。「考え続ける」と言い換えてもいいでしょう。p4cが終わっても、ずっと考え続けることにより、より深い考えに到達できると思います。それを実践している子どもたちに拍手を贈ります。素晴らしいじゃないですか、君たち!

 

5月24日 教育相談センター

先日、市の教育相談センターの相談員様がお出でになり、案内チラシをくださいました。

相談してみようかなとお思いの保護者様は直接市の教育相談センターにお問合せください。

5月23日【2年道徳p4c】発言意欲が旺盛です

2年生は道徳でp4c。
それにしても、2年生。ほんっっっとに発言意欲が旺盛ですね。発言が途切れることがありません。
私が手を挙げても、「自分たちがもっと話したい!」となかなかコミュニティ・ボールを回してくれないですもの、くっすん(涙)。ははははは。
教材は好きなことを追求して名を成した長谷川町子さんの逸話です。
小さいころには絵が好きで、毎日ノートを4、5冊描いていたとか。
問いは「どうして町子さんは絵を描くのが好きなんだろう」から始まり、やがて「好きなことでも毎日続けるのは大変。どうして町子さんは続けたんだろう?」に変わっていきました。
2年生は、自分の経験を踏まえて、長谷川町子になって想像していました。
相手の立場に立てるようになるのは、他者理解に大きくつながることになります。
2年生、これからも友だちを大切に、セーフティ溢れる学級を創っていってね。

5月23日【6年p4c】エピソードで運動会を振り返る

シリーズ「エピソードで運動会を振り返る」第2弾。今回は6年生。

最近、対話において成長著しい6年生が、あの運動会で中心的役割を果たした体験をどう語るのか。
予め子どもたちが書いた感想を読ませてもらうと、そこには一人一人の思いがたくさん詰まっていました。これはきっと素晴らしい語りを彼らは繰り広げてくれるのだろう、素晴らしい対話になるだろうと大いに期待して臨んだこのp4c。
結果は・・・。
結論から申し上げると、これがまた期待にたがわぬ対話となったのです!
私は彼らの対話に引き込まれ、対話記録は満足に取れず、写真も数枚しか撮れずってことで・・・すみません。とほほ。
概略をお伝えすることでどうかお許しください。
問いは、私が設定した「私は運動会でどんな心を獲得したのか」、4年生と同じです。

 

さて、問いが発表され、対話はスタートしましたが、なかなか挙手がありません。あれれと思いつつも、私がおだてたりすかしたりするうちに、漸く1人の勇者が挙手して発言しました。
彼女がとつとつと語るその姿は、まるで荒波に一人で立ち向かうかのようです。
周囲の子どもたちはじっとこの雄姿を見つめています。
彼女が発言し終え、ふーと一息つきましたが、しかし、それに続く勇者が出てきません。
しばらく待ちましたが、誰も挙手しようとしないのです。手元に発言するための原稿があるにもかかわらずです。
私は業を煮やして一喝!「君たち、〇〇さんは意を決して、先陣を切って発言した。素晴らしい発言だった。自信はなかったかもしれないけれど、きっと『誰か私の後に続いて、私たちのこのp4cを成立させてほしい』そんな祈りにも似た気持ちで発言したに違いないんだ。しかし、誰もその後に続こうとしないじゃないか!彼女の勇気を無駄にするのか!この場を形成している君たちはセーフティに溢れているはずだろう。なのになぜ彼女を一人にしておくのか!誰か彼女と一緒に対話に参加しようとする人はいないのか!彼女の思いに報いようとする勇者はいないのか!」
このように言ったことに対して賛否はあるでしょう。でも、私は先陣を切った彼女を一人きりにしておけなかったのです。そして、この6年生たちなら、必ずや彼女とともに立ち上がろうとするに違いない。私も祈るような気持ちで発言したのです。

するとどうでしょう。一気に何人もの6年生がパパパッと挙手したのです。みんな意を決したような顔つきです。
第1発言者の彼女は笑みを湛えながら、「〇〇さん」と優しくコミュニティ・ボールを第2発言者となる女の子に投げました。
さあ、第2発言者の女の子。「〇〇さんが声を枯らしているように、私も声が枯れるほど大きな声で応援しました。当日はのどが痛くてのど飴を2つも3つもほおばって応援をしました」。途中涙ぐみながらも懸命に語る彼女の尊さと言ったらありません。うつむきながら語る彼女の周りの子どもたちから自然と拍手が沸き上がります。それでもまだ彼女は語り終えようとはしないのです。胸の中に沸き上がるような思いがあるのでしょう。本当に素晴らしい!しびれました!!
その後、彼女が語り終えた瞬間、それを待っていたかのように、たくさんの手が挙がりました。
ここまで来たらもう大丈夫。p4cは完全に6年生の手に渡りました。

ここから発言が出るは出るはの大行進。
まさに怒涛のような発言量で私は途中から記録を取るのを諦めました。
彼らの発言から、キーワードだけ紹介しますね。
「がんばった」「応援の力」「支えられたから立ち上がれた」「負けたけれど・・・支え合い、チーム意識で」「心では負けていない」「恥ずかしさを克服」「苦手を克服」「不安は仲間の姿を見て乗り越え」「団長としての責任」「バネ!自らを成長させる」「仲間の姿」「思い切り」「楽しくていい思い出に」「全力」「勇気」「大切にしたい心」・・・。

 

対話の後半、私が問いかけました。「4年生がこんなこと言ってた。『もしも負けたら、がんばればがんばった分だけ、悔しさも大きくなる』。確かにそうだろうと思う。悔しさが大きくなるなら、初めからがんばらない方がいいんじゃない?がんばるって大変だしさ。大してがんばらなければ負けてもそれほど悔しくないなら、がんばらない方がいい」
「みんなでがんばって練習してきた。結局、私は白組だったから負けちゃったけれど、それでも自分たちの最高が出せたんじゃないかって思う」
「うん。私たちにとっては今回が小学校最後の運動会だった。負けても勝っても最後。そういうこともあってがんばった。結果は負けたけれど、なんか嬉しかったよ」
「そう。最後の運動会だったから、競技の部も応援の部も2冠取りたかったから、全力でやった。全力で」
「私も本当に一生懸命やった。負けて悔しいとは思うけれど、でもいい運動会だったって言える」
「最後まで赤も白も圧倒的な差はなかった。互いにがんばったから。悔いはない。やり切った」
「この運動会は、5月18日だけで終わるんじゃない。これからも日常生活の中でも生きてくると思う」
「仲間とかチームのために全力でやること。クラス、班のためにみんなで全力でやること。この大切さって普段の生活でも同じじゃないかな」
「運動会ではスローガンだとか、2冠だとか、一つの目標に向かって真剣に取り組んだ」
「ぼくはホント全力を出した。このような気持ちになれたことを、日常生活でも生かせればいいなと思う」
「100m走は苦手だったけれど、できる限りがんばろうって思って走ったんだ。苦手だからあきらめようじゃなくて、苦手だけどがんばろうって」
「スローガンでも『あきらめず』ってある。苦手なことでもがんばろうって思う」
「全力を出さないで負けて終わるなんて。最初からあきらめないでイチかバチかでがんばらなくちゃ」
「100m走では勝てなかったけれど、でも一番いい走りができたような気がする」
「仲間のことを思う気持ちとか目標に向かう気持ちが私たちに力をくれたんじゃないかな」
「そう。だから運動会で団結力が高まったって言えると思う」
とにかく、発話数が多かったので、記録しきれなかったのですが、大体こんな趣旨での発言が続きました。
p4cの冒頭で、私に一喝されたのが嘘のようです。
これは参りました。お見事。素晴らしいリフレクション。君たち、また一つ階段を上ったね。

 

5月22日 5年生田植え体験

JA北新潟青年部の皆さんから、田植え体験をさせていただきました。

まず、目印を付ける工程を見学し、植え方を聞いて、いざ、チャレンジ。

田んぼに入ったときは悲鳴、歓声がたくさん聞かれました。何ともいえない田んぼの土の感触を体感しました。

一時間ほどの時間、みんな夢中になって苗を植えました。

秋には、稲刈りをさせていただきます。それまでの稲の成長の様子をまた観察に来たいと思います。

田植えまでの準備、今後の稲刈りまでの管理と、JAの皆さんから子どもたちのために多大なるご協力をいただき、深く感謝いたします。

5月22日 読み聞かせ

図書館指導員さんが、この日の昼休みに読み聞かせをしてくださいました。

図書館指導員さんの読み聞かせの技術も素晴らしく、集まった2年生は楽しんでいました。

それにしても昼休みに読み聞かせを聞きたい子たちだけが集まるこの読み聞かせ。自由な雰囲気で素敵な活動だと思います。

よかったね、みんな。