学校ブログ

11月18日【4年学級活動p4c】私たちはジュニア音楽祭で何を学んだのか?

感動の歌声を響かせた4年生のジュニア音楽祭。
この日、p4cで振り返りました
かなり長文になっちゃいましたので、覚悟してお読みください。ははははは。
4年生の今がここにあります!

まずは、感想の交流から。
「最初は緊張したけど、きれいな声で歌えました」
「今までで一番きれいに歌えたと思います」
「全員の心が一つになったと感じました」
「♪Beliveが私たちに合った歌だったから、最高の合唱になったと思いました」
「私はみんなと一緒に歌ったからできたと思います。一人じゃとてもできなかった」
「みんなが全力で歌ったからうまくできたのじゃないかな。このクラスのみんなと一緒に発表できてよかったです」
「みんなの声がたくさん出ていて嬉しくなりました」
「ピアノの伴奏がうまくできてよかったなあと思います。みんなも合唱がんばったと思います」
「うん。大きな声で歌えたし、よかったと思います」
「はじめはすごく緊張していたんだけれど、歌っているうちに緊張がなくなっていました」
「歌ったらスッキリした」
「私たちの声が思っていたより響いてびっくりしました」
「音を伸ばすところや大きい声を出すところがうまくできてよかったです」
「そう。裏声も上手に出せました」
「みんなで歌ったから、恥ずかしさも吹っ飛びました」
と、ここまでで早くもタイムアップ。
続きは、午後に持ち越しとなりました。
これから深めますよー!
対話の続きが楽しみ~!
早く午後にならないかなあ。

   *   *   *   *   *

午後になったよ!ははははは。
続きです。午前中の発言のキーワードを基に、4年生は対話を進めました。
「ジュニア音楽祭では私たち一人一人がバラバラじゃなくて、みんな一緒に全力でがんばったからできたんだと思う」
「一人だけでがんばって声を出しても、小さな声にしかならない。みんなで協力したから大きな声が出せたんだと思う」
「そうそう。みんなで全力で声を出したから、嬉しくもなったんだと思う」
「うん。そうやったら、恥ずかしさや緊張とかは吹っ飛んで大きな声を出せた。だから嬉しかったんだと思う」
「みんなで力を合わせたから嬉しくなったんだし、いつの間にか緊張が解けたんだと思う」
「みんなで全力で歌ったから、会場が嬉しさで溢れたんじゃないかな」
「Beliveって曲。タイトルは信じるって意味なんだよね」
「そうだね。仲間を信じる」
ここで私が介入。
「君たちはこれから様々な場面で緊張したり、不安になったりすると思う。例えばこのp4c。発言する時って緊張するよねえ。変なこと言っちゃったらどうしようとか馬鹿にされるんじゃないかって。そういう気持ちを乗り越えるために、今回学んだことを生かせないかな?」
「私は、私たちは、自分の意見を、ここにいるみんなは決して否定しないと信じてるから、安心して発言できるんだよね。これからも友だちを信じて発言したい」
「一人よりもみんなでやった方が喜びも嬉しさも大きくなるし、楽しくなる。ここに人を馬鹿にするような人はいないから、仲間を信じる」
「うん。それと一人よりもみんなでやった方がいいと思う」
「仲間を信じること。友だちを信じることって大事」
と、対話はここまで。午後はわずか15分間の対話でしたが、私またちょっとうるってきちゃいましたよー、もう君たち!
子どもたちに訊くと「またp4cをやりたい」って子が多数に上りました。

これまで学級全体での話し合いではそれほど活発な意見交流はできなかった4年生。
この日は違いましたねえ。
一皮むけたって感じがします。彼らは大きく成長しましたね。
これから新しい4年生が見られるんじゃないかしら。
そんな予感がします。

ここで、対話後に子どもたちが書いた振り返りを何人かピックアップしてご紹介します。
「p4c、楽しかったあ。またp4cをしたいと思いました。一人じゃなくてみんなでできるからかな」
「いつもなかなか発言することできないんだけど、今日は恥ずかしかったけど、意見を言うことができてよかったです」
「考えたり発言したりできて楽しかったです。またp4cをしたいと思いました。みんなを信じればいけるんだなと思いました」
「私は発言しなかったけど、みんなの話を聞いていて楽しかった。またp4cをやりたいです」
「仲間を信じるとは、聞く人にバカにされたりしないって思うこと。信じる。だから発表する自信が出るんだと思う」
「ジュニア音楽祭はこんなに大事なんだ、こんなに楽しく考えられるんだと思いました」
「音楽祭は、本当に一人の力だけじゃきれいな歌にはならなかったし、仲間を信じたからきれいな歌になったし、仲間を信じたからこそ、素晴らしい合唱になった!と考えます。午後ももっと考えを深められたのでよかったし、みんなで話し合えたのがとっても楽しかったのでまたやりたいです」
「p4cでは私は話せなかったけれど、友だちの気持ちが分かって嬉しかったです」
「ジュニア音楽祭での嬉しさや楽しさは一人じゃなかったと思いました。理由は一人で全力を出してがんばるより、仲間とともに達成できたのが嬉しかったんだ。『仲間を信じれば、ともにできる』。私は友だちのこの言葉を聞いて、何かやるとき、これを信じようと思いました」
「ジュニア音楽祭で学んだことが大きくて驚いた。発言できなかったけれど、様々なことを考えられてよかった」
「ジュニア音楽祭では最初はすごく緊張したし、恥ずかしかったけれど、みんなで全力のBeliveを歌ったと思う。築地小学校の4年生が歌うからこそ、輝くBeliveになったんだと改めて感じた。p4cでは、みんなの発言を聞きながら考えたことを発表するのは、すごく怖いし、緊張するけれど、『みんななら私の意見を否定しない、馬鹿にしない』って信じられる素敵な4年生だから、安心して意見を言えました」
「また音楽祭をやるなら、またみんなと一緒にやりたいと思いました。みんなとやれば楽しくできるからです」
「私はもっと意見を言えばよかったなあ」←大丈夫!発言したいって思っていれば、そのうちに発言できるようになるよ、きっと!

頭の中をうまく言語化できない子、言語化しきれない子もいますが、それでも何かしらの宝を彼らは獲得したことが分かります。
これから彼らがどう生きるのか。今回の学びをどう生かすのか。とっても楽しみです。
4年生のみんな、すばらしいp4cだったよー!お見事。
またやろうね!