2024年10月の記事一覧
10月30日【1年国語】読解力を高める
1年生は国語の物語文『くじらぐも』で学習中です。
担任は丁寧に学習を進めています。
担任「この最初の場面にじゃべっているところはありますか?」、子ども「このところに話している言葉はありません」
というように。
担任「この場面にしゃべっているところはありますか?、子ども「ありまーす」、
担任「それはどこですか?」、子ども「『一、二、三、四。』のところです」、
担任「ではそこに青で線を引きましょう。文の右に引いたらいいですか?左に引いたらいいですか?」、子ども「右でーす」
という具合です。
さらに、担任「この『一、二、三、四。』は誰がしゃべっているのですか?」、子ども「先生です」、
担任「そうですか。みんなそれでいいですか?」、子ども「同じでーす」、
別のお子さん「私はちょっと違います。先生と子どもたちです」、
担任「ほーほーほー。先生だけじゃなくて、子どもたちもしゃべっているんですね。どうしてそう思ったのですか?」、子ども「それは〇〇だからです」、
担任「なるほど。そうですね。先生と子どもなのですね」、
さらに別のお子さん「あと、くじらぐももしゃべっています」、
担任「どうしてそう思ったのですか?」、そのお子さん「だって、教科書に『くじらぐもも たいそうを はじめました。』って書いてあるから、一緒に体操をしたんだったら、掛け声もかけたんだろうって思うからです」、
担任「みんな、どうですか?」、子どもたち「ああ、いいと思います」、
担任「『くじらぐもも』って書いてありますね。この『も』ってどういう時に使うんですか?」、子ども「う~んとね、みんな一緒のとき」、
さらに別のお子さん「『みんな』って誰のこと?」、さらにさらに別のお子さん「子どもたちと先生とくじらぐものことだよ」
とやり取りもしています。対話の萌芽がここにも見られていますね。
教科書の文にはこのセリフは誰が話したのかは記載されていなかったのです。これらは内容をしっかり読み取ったからこその発言です。この後、一つ一つのセリフに誰が話した言葉なのか、子どもたちは教科書に書き込んでいきました。
1年生、学習態度も大変すばらしいのですが、こうやって少しずつ読解力を身に付けているなんてすごいなあ。
この後、音読劇をする予定なのだそうです。この調子なら、素晴らしい音読劇になりそうね、君たち!
10月30日【松の子まつり打合せ】白熱すると近くなる
先日、5・6年生が相談していた「松の子まつり」。この日は全校が体育館に集まって、縦割り班ごとにどんな遊びのブースにするか相談しました。
始めは整然と円座になって相談していた子どもたちですが、議論が白熱するにしたがって、円もどんどん小さくなっていきました。互いに近づいちゃうんだよねえ。円が小さくなりすぎちゃって、立って参加している子もいますね。「ちょ、ちょっと、みんな待ってー!」なんて声が聞こえてきそうです。ははははは。
「松の子まつり」当日はどれほど楽しくなるんでしょうか。今から楽しみだねえ、みんな!
*写真を時系列でお楽しみください。うふふ。
10月30日【1年体育】楽しいマット運動
体育館から子どもたちの楽しげな声が聞こえてきましたよ。何してるの~?と見に行くと、1年生がマット運動の最中でした。
子どもたちはカラフルなマットの上で様々な歩き方をしていますね。熊歩きやアザラシ歩きなど、動物の動き方を模しています。これまで何回も同様の動きを練習していたと見えて、担任が「次は〇〇歩きをしましょう」と言うと、すぐに活動を始めるのはさすが。
また、話を聞いたり、友だちの運動の様子を見ていたりするときの、体育座りが実に立派です。
マット運動は柔軟性、機敏性、巧緻(こうち)性などを高めるために有効な運動とされていて、これらは身体支配能力の養成に欠かせない運動でもあるのです。小学生のうちは(特に低学年)、筋力や持久力をガンガンと鍛えるよりも、こちらの育成を重視した方がいいのではないかしら。と思います。
それにしても子どもたち、とっても楽しそうです。楽しみながら運動能力を高めている1年生です。
10月30日 教室全開!
11月1日の「胎内市教育の日」では多くの参観者がお出でになることを見込んで、各教室の廊下側の壁を取り払っちゃいました!なんとー!ご覧のように、教室全開です!!
壁を取り払うとだだっ広い空間の中で学習することになりますが、どの学級でもこどもたちは集中して学習していました。
ご家庭の皆様、地域の皆様、どうぞ子どもたちの学ぶ様子をご覧にお出でください。待っております!
10月29日【6年理科】地層見学
この日、6年生は理科で飯角地内にある地層の見学に行きました。
地層観察は離れて全体像を見るとともに、近づいて詳しく見るとさらによく分かるのだそうです。
飯角内で見られるこの地層は、離れて良し、近づいても良しの絶好の観察ポイントなのです。おまけに子どもたちが見学しやすいようにと事前に胎内市の地域整備課の方々が道を作ってくださったり、草を刈ってくださったりしていて、素晴らしい地層見学ポイントになっているのです。ありがたいことです。
講師は教育委員会の指導主事。大変詳しくかつ分かりやすく教えてくださいました。さすが教え方のエキスパートです。
さて、ここの地層は、古いもので240万年前、新しいものでも数十万年前に形成されたのだとか。泥岩を手に取り割ってみると、化石っぽいものも見つかりましたよ。
その後は、胎内市の文化施設「クレーストーン博士の館」へ。様々な鉱物が展示されており、子どもたちは楽しく見学させてもらいました。
やっぱり、教科書や写真だけじゃなくて、実際に現地に行って見ると違いますね、学びの質が。
いい勉強をさせていただきました。6年生のみんな、よかったね。
*最後の写真は、あるお子さんの見学メモです。びっしり書き込まれていますね。すごいなあ。