2024年6月の記事一覧

6月28日 松の子クリーン作戦 in 村松浜

延期になっていた小中合同海岸清掃が満を持してこの日実施されました。

小学生も中学生も入り乱れての海岸清掃。たくさんのゴミが集まりました。

海岸清掃の後はグループごとに棒倒し!砂浜遊びの定番ですね。中学生が企画運営してくれたんですよ。また、海岸清掃中にBGMが流されたのも中学生の発案なのだとか。中学生のみんな、ありがとう!

海岸がきれいになって嬉しいね。

中学生と一緒に楽しく活動できて、これまたよかったね。

地域の皆様も保護者の皆様も多数お集まりくださりました。ありがたいことです。

子どもたちが、持続可能な社会の創り手となるために、大変有意義な活動となりました。

企画運営をしてくださった方々に心から感謝申し上げます。

6月27日 委員会活動

5・6年生が組織する委員会活動。

当校には次の5つの委員会が設置されています。すなわち「松の子スマイル委員会」「給食委員会」「情報委員会」「健康委員会」「図書委員会」の5つです。

それぞれどんなことやってんのかなーと各教室を覗くと、それぞれバンバン動いていて、子どもたちのアイディアが重視された活動になっていました。

何かしらの合意形成を図っていた委員会のほかは、各自が盛んに動いているので、全体像が分かりづらいのですが、どの委員会でも子どもたちは嬉々として活動していることが分かります。

5、6年生のみんな!円滑で楽しい学校運営のために、どうもありがとう!これからもよろしくお願いしますね。

6月27日【4年算数】立派なノート

4年生は落ち着いて勉強していると先日報告しましたが、やっぱりノートも立派でしたよー。

写真をご覧ください。授業の要点をしっかり書かれ、特に大切なところは定規を使って、色ペンで囲んであります。

学んだことをノートに整理し、再構成するのは、学習の定着を図る大変有効な手段だと考えています。

素晴らしいノートを2人分だけ紹介します。

6月27日【5年算数】算数で侃々諤々

5年生は算数で侃々諤々の議論がなされていました。えっ、算数で「侃々諤々」!?
不思議に思われる方も少なくないと思います。算数と言えば、ノートとにらめっこしながら、じっくり考え、「あ、これは違う」「また違う。どうしてなんだろう?」などうんうん言いながら、一人で学ぶあるいは正解を確認しつつ解き方を理解するっていうイメージをお持ちの方も少ないのではないでしょうか(私の算数に対する偏見かもね)。
しかし、この時間、確かに5年生は侃々諤々だったのです。
4,5人のグループになって、単位当たりの量について求める方法を、まさに頭を付き合わせて、頭をひねりながら、彼らは考えていたのです。
その議論の内容の面白いこと!
設定された制限時間では議論が乾かず、議論終了時刻が来るたびに、子どもたちから延長、さらに再延長を求める声が上がります。
結局、20、30分間議論してたのじゃないかしら?
あるグループは本当に議論に議論を重ね、あーだこーだ言い合いながら課題解決を図ろうとしていました。いざ、議論の結果を発表する段階になって、この班は本当に残念そうに「考えがまとまらず、分かりませんでした」と発表しました。
いいんですいいんです!考えに考えた結果ですもの。素晴らしい学びの姿勢だったよ、君たち!お見事!
また別のグループは、あるお子さんが理科で学んだことをもとに天才的なアイディアを出し、そこにほかの子のアイディアを組み合わせたものを発表しました。写真にあるように発表用のホワイトボードをグループ全員で持とうとするほどに、彼らはみんなでこの議論に知的好奇心を感じ、楽しんだのです。グループみんなで練り上げた解法です。

ホワイトボードの写真を見ると、スッキリと書かれたホワイトボードもあれば、書いては消し書いては消ししながら書かれたホワイトボードもありますね。さんざん悩んだグループにとっては、苦労の末にたどり着いた解法なのだものねえ。そりゃあ達成感あるでしょう。
私、教師生活30数年になりますが、算数で子どもたちが主体的にこれほど議論をする姿を初めて見たような気がします。
算数の授業後、子どもたちはにっこにこで教室の至る所で話し合っている姿も見られました。
素晴らしいよ、5年生のみんな!

6月27日【6年社会】租税教室

6年生対象に租税教室が行われました。講師は税の専門家である市税務課の方です。
納入された税はどんなことに使われているのか、税にはどんな種類があるのか、もしも税がなくなったらどんな世の中になってしまうのかなど具体的な例を挙げながらご説明いただきました。
途中でアニメを視聴したり、1億円を持たせてもらったり(もちろんイミテーションです!)と、楽しく学ぶことができました。
納税は社会人の義務です。税は社会のみんなのために使われることをしっかり理解して、きちんと納めましょうね。
授業で出題された税に関するクイズです。挑戦してみてください。
① 税で賄われている小学生一人当たりの教育費はいくらでしょう?
② 小学生でもでも一定額の収入があれば、納税義務が生じるか?
③ 救急車を呼ぶのに、お金がかかる国があるか?
④ 1億円拾って、自分のものになった場合、納税義務は生じるか?
⑤ 宝くじで1億円当たったら、それに税はかかるか?
⑥ お年玉をもらったら、納税義務は生じるか?

*答えは写真の下に。

<答え>
①1か月7万円 ②小学生でも一定額以上の営利収入があれば納税義務は生じる ③アメリカやフランスなどでは救急車を呼ぶのに費用がかかる ④所得税がかかる ⑤110円以上のお年玉には贈与税が課される

6月26日【4年算数】課題設定の妙が、課題設定力を育てる

4年生は6時間目も算数。本日2回目の算数だそうで、ダブルヘッダーですね。
それでも4年生はだらけるどころか、意欲満々な雰囲気が4年教室を満たしています。
そんな雰囲気に吸い込まれるようにして私も4年教室へ。
教科書を開くと、一頁まるまる漫画が描かれていました。
教科書会社は、この漫画で子どもたちの課題意識を高めようという作戦なのでしょう。
担任はこれをうまく利用し、代表の子ども2人にそれぞれ役割を与えて音読するよう促します。子どもはニコニコ笑顔で音読を聞いています。
和気あいあいとした中で落ち着いて学習を進めている4年生。楽しくても羽目を外しすぎるということがありません。さすが!


さて、教科書をめくると、架空の保健室の来室者と負ってしまった怪我の記録が掲載されていました。
今度は過去に自分が学校で負ってしまった怪我について、子ども同士で自分の経験などを語り合っています。
担任が「みんなこの記録を見てどう?」と初めての問い掛け。子どもたちは口々に「擦り傷が多いようです」「切り傷も多いかも」などと話しています。
ジーッと記録を見つめる4年生の姿を見て、担任はさらに問い掛けました。
「ねえ、みんな。この記録、ちょっと見にくくない?」。
これを受けて子どもたちは「うん、そうだね」「確かに分かりづらいかも」などと返しました。
ここで担任が「もっと分かりやすくできないかな?」ととどめの一撃。子どもたちは「うん、できそう!棒グラフとかがいいかな?」「場所や怪我ごとにまとめたら?」「『正』の字で人数を数えたらいい」などと応じました。
ここまで引っ張りに引っ張って、貯めに貯めてから担任は課題を次のように板書しました。「怪我をした人の記録をもっと分かりやすくしよう」。
4年生はこの時間に考えること、学ぶことを十分に理解し、さらに意欲的に課題に取り組んでいました。


授業はその時々の課題によって、インパクトのある課題をズバッと教師が提示する方法もあれば、この時間のようにじっくりじっくり子どもの課題意識を高めながら課題設定を行う方法もあるでしょう。
そして、このような指導を意図的に重ねていく中で、課題設定力は育成されるのだと思います。

6月25日【3年p4c】みんなでコミュニティ・ボールづくり

3年教室ではp4cで使うコミュニティ・ボールづくりを全員でやっていました。

p4cスタイルそのままに、一人ずつ、毛糸を芯棒に巻き付けながら発言していきます。

互いの発言を聞き合いながら、全員でコミュニティ・ボールを作るという活動をとおして、p4cスタイルを理解するという意図が担任にはあったのです。

完成したコミュニティ・ボールは、子どもたち全員にとって「自分たちが作ったコミュニティ・ボール」「私たちのコミュニティ・ボール」。これから学級のマスコットとして、かわいがられることでしょうね。

出来上がったコミュニティ・ボールの感触を楽しんでいるときの彼らの顔ったら!

3年生は、このコミュニティ・ボールを使って、どんな対話が生み出していくのでしょうか。楽しみですね。

対話を重ねることによって、どんどん学級のセーフティ(心理的安全性)とワンダー(知的好奇心・課題意識)を高めていってほしいと思います。

6月24日 花たち

先日梅雨入り宣言が出されると、やはり雨の日が多くなってきました。

学校の花々は喜んで、ますます大きくなっているようです。

これらを見ていると、元気が出てきますね!

1年生のアサガオには支柱が立てられました。

6月21日【3年読み聞かせ】絵本に引き込む力、引き込まれる力

この日、3年生は地域の方から読み聞かせをしていただきました。読み聞かせてくださる方は、当校で読み聞かせを始めて20年余りの大ベテラン!それ故に素晴らしい読み聞かせの技術をお持ちです。

ご覧ください、下の写真を!子どもたちはみーんな、絵本に引き込まれています。まさに没入って感じですね。

絵本に引き込まれる力ってのもあるんじゃないかなあ、と私は思います。

読み聞かせが始まるまさに直前、「校長先生、もっと前に行って聞いてもいいですか?」ってリクエストがあったのです。相撲で言えば砂かぶりの特等席。3年生、分かってるじゃないですか!

読み聞かせる技術もさることながら、この引き込まれる力、3年生すごいです。