2024年9月の記事一覧

9月5日【2年生活科】おすそ分け

長めの休み時間。2人の2年生が収穫した野菜を持ってきてくれました。

う、う、うれしー! 涙がちょちょぎれます。

かわいいミニトマトと立派なナス。

どうもありがとう。今夜のおかずにいたします。

ごちそうさまです💛

9月5日【2年体育】セーフティ溢れるボール遊び

体育館から何やら楽しそうな声が聞こえてきますね。覗いてみると、2年生がボール遊びをしていました。

ボール遊びといっても、子どもたちは真剣そのもの。汗だくになって、でもしっかり楽しんでいます。

教頭先生がドッジボールを基にして開発したオリジナルゲーム。細かいルール説明は省きますが、シンプルで分かりやすく、誰でも運動量を確保しながら、しっかりとボール投げの技術を高めることができるのです。

ゲームと言うと勝ち負けがはっきりするので、特に低学年の場合、熱が入りすぎて友だちを気遣うことなんてそっちのけになっちゃうことが多いです。

しかし、我らが2年生は、ボールをあまり投げていない子に敢えてボールを回したりするなど、勝ち負けと同じくらいみんなで一生懸命ゲームできることを重視していました。もう、素晴らしいじゃないですか、2年生のみんな!

誰もが一生懸命できて、ゲームを楽しめるというセーフティが溢れた体育活動でした。

とってもよかったよ、2年生のみんな!

9月5日【5年総合的な学習の時間】料理ってもっと自由でいいんだ

5年生はこの前日に引き続き、この日も市内のパテシエをお招きして、米粉スイーツのお勉強。米粉を使った商品の開発に余念がありません。
今回は、「いちごカンパニー スイーツラボ」から浅野隆 様にお出でいただきました。
実際に米粉で調理しながらのお話は、子どもたちを引き付けて止みません。
興味津々にリングサイドに陣取る子どもたち(これプロレスだったら、絶対乱闘に巻き込まれますね)。あるいは「砂かぶり席」で食いつくように講師の手元を見つめています(これ相撲だったら、絶対力士が飛んできますね)。

あ、いや、「砂がぶり」じゃなくて、「粉かぶり」ですね、米粉だけに。ははははは。


浅野様は米粉が世間に広がるためには家庭にある材料で、あるいは手に入りやすい材料で作れるメニューの提供を心掛けていらっしゃるようで、目分量や感覚(!?)でどんどんと材料を混ぜ合わせていきます。毎日の家庭料理を想定していらっしゃるのです。
さらに「みんなこの中に何を入れたい?」「どんな味にしたい?」などなど、予め作り方をきっちり決めておくのではなく、子どもたちのリクエストに応じて、チーズを入れたり、ご飯のふりかけを入れたり、はたまた煎餅を入れたりしながら調理されていきました。
「こうしたら面白いかも」「おいしくなるかも」というアイディアや思いつき(!?)をバンバン入れていくのです。
さすが、スイーツラボ!研究者・実験者ですね。
この様子を拝見していて、「料理って、もっと自由になっていいんだ!」って思った子も少なくないはず。
これって、料理だけじゃなくて、普段の生活ひいては人生そのものにも言えることかもしれませんね。
浅野様が焼く中で、フライパンを浮かせて、くるっと1回転させたときには、子どもたちから拍手が!おおおー!ってまるでライブを見ているよう。
焼きあがった米粉スイーツ(?)を少しずつ食べさせてもらった子どもたちは満面の笑みです。
そりゃあ、そうでしょう。私も味見させてもらったら、すごーくおいしかったもんねっ。
様々な体験を重ねつつ、子どもたちの米粉スイーツづくりは進んでいくのでした。
浅野様、ありがとうございました!

9月4日【まなび国語】対話について

まなび学級で対話に関して学習していたので紹介します。
① 子ども3人が意見発表していました。
  テーマは「自分が一番大切にしているもの」。
  3人のお子さんはそれぞれ「友だち」、「自分の命」、そして「信頼」を挙げました。
  これで終わらないのが築地小学校のまなび学級。
  それぞれ挙げたものについて、今度は教師1人を含めみんなで対話することによって、それぞれの考えを深めていました。
  3人の子どもたち、深く考えていましたよ。すごいよ、君たち。

② こちらは4人のお子さんでの授業。
  この前までにどうやら実際に対話していたようです。
  この時間はそのまとめとしての位置づけでした。
  ( 教師 )「ねえ、前に対話したよね。ところで、対話ってなあに?」
  (子ども)「人と話すことです」
  (子ども)「辞書で調べると、『直接向かい合って話をすること、また、その話』って書いてあります」
  ( 教師 )「前にみんなで対話したときには、みんなが優しい口調で話していたから、とっても和やかな対話になったよね」
  (子ども)「相手の言い方によって、返し方も変わってくると思います」
  ( 教師 )「そうだよね。もしも乱暴な言い方だったらどう?」
  (子ども)「乱暴な返し方になっちゃいます。優しい言葉遣いって大事」
  ( 教師 )「優しい言葉遣いって?」
  (子ども)「悪口を言わないとか」
  ( 教師 )「優しい言葉遣いじゃない言い方で言われることある?」
  (子ども)「あります。兄から、『早く片付けろよ』って」
  ( 教師 )「そういう命令されるような言われ方は嫌なんだね」
  こんな感じで、子どもと教師の対話によって、セーフティ溢れる対話について考えていきました。
  ( 教師 )「私は、相手を大切にする対話になるようにするには、優しい言葉遣いのほかに、『相手が発言するのを待ってあげること』と『顔を見て話したり聞いたりすること』だと思うよ」
  (子ども)「ケンカにならないように」
  (子ども)「私、どう言っていいか分からない時があります」
  ( 教師 )「あるよね。そういう時。そんな時には、『私、どう言っていいか分からないよ』って素直に言っていいんだよ」

以上、ごく一部だけを抜粋してご紹介しましたが。①②のいずれも、セーフティ溢れる素晴らしい対話だったと思います。

* 以下に掲載する写真は、廊下に展示されていた夏休みの課題(主に4年生の作品)です。