これまで4年生が超意欲的に取り組んでいたダンボールハウスづくり。ついにこの日完成しました!何軒もありますから、もはや団地ですね、これは。ダンボール新興住宅地!
一軒一軒の家を見ると、壁に掛ける絵、台所、テレビとリモコン、スマホなどディテールにまでこだわった出来栄えで、子どもたちがものすごく楽しんで作ったことが容易に推察できます。完成した家に潜り込んで遊ぶ子も。いいなー、こういうの!家の建築作業をしながら、キッチンで調理もしちゃってましたもんね、ははははは。
そして担任の終了合図で、名残惜しいのですが、片付け開始。てきぱきと行動し、住宅の解体作業はあっという間に進み、新興住宅地もあっという間に更地になりました。
ダイナミックな活動。子どもたちは楽しみながら、造形活動を大いに楽しみました。建設作業の喜び、芸術活動の楽しさを存分に味わった、我らが4年生。いい学びが繰り広げられました。
2年生は道徳の学習中。「おっ!やっとるねー」と教室に入ると、学校について改めて考える学習でした。教科書のイラストを見ながら、まず担任は問います。「学校にはどんな人がいますか?」すると、「2年担任の先生です」「(教務主任の)○○先生です」「まなび学級の先生です」「介助の先生です」「保健室の先生です」「教頭先生です」「校長先生です」などなど、たくさん挙げられました。2年生のみんな、よく知ってるねー。中には「お助けの先生です」という発言も。「お助けの先生って?」と担任が問い返すと、「ええと、印刷とか、先生方を助ける先生」という回答。なるほどスクールサポートスタッフさんのことですね。「お助けの先生」か。言い得て妙ですね。「私たちが勉強するのを助けてくれる先生」という発言もあります。
そこで担任は問いました。「たくさんの先生が挙げられたけれど、それぞれどんな仕事をしているのでしょう?」。さあ、これは難しい!と思いきや、子どもたちはすらすらと答えます。「校長先生は私たちを見守ってくれています」ほー!なるほどー。「じゃあ、教務主任の○○先生は?」「ええっとね、この前廊下を歩いてた」はははははは。「保健...
築地小学校でのp4c第3弾は6年生!ついに来ましたね。満を持しての登場です!テーマは「いじめ」。まずはこのテーマに沿って、対話したい問いを子どもたちが出し合ったところ、素晴らしい問いが並びました。それらを5つに分類したのが以下のものです。 ① どうしていじめは起きてしまうのか? ② いじめをさせないためには、どうしたらいいか? ③ いじめはどこからどこまでか?(いじりといじめの違い) ④ 幸せとは何か? ⑤ どうしてぼくたちは生きているのか? * ④⑤は一見いじめとは関係ないようですが、いじめについて根本的なことにまで考え深めると、到達する境地なのでしょう。すごい!
上記の中で、同様の問いを出した子が一番多かったのは①なのですが、投票で選ばれたのは、③「いじめはどこからどこまでか?」でした。一番関心があり、一番他の子の意見を聞きたい問いということなのでしょう。
では、対話の様子を見ていきましょう。「私は小さいとき、「いじめ」か「いじり」か分からない時がありました。それでこの問いでみんなと話し合いたいなと思ったのです」「いじめといじりの違いなんだけれど、いじめは暴力で相手が嫌な思いになるものを指すと...
1年生。聞く態度が大変立派なことはこれまでも触れてきました。ある日のエピソードをひとつ。授業終了まで、少し時間に余裕があったので、学習指導員が1年生にこんな話をしました。「耳の後ろに見えない糸車があるの。この糸車、いいことをすると右耳の糸車がカランと1回、回るのです。逆に悪いことをすると左耳の糸車が1回カランと回るの。そうすると、死んだとき、右の糸車と左の糸車が回った回数が数えられて、どちらが多いかで死後の行き先が決まるのです」息をのむようにして聞いていた1年生。学習指導員の話は1年生にもグッと来たようで、子どもたちは教師をじっと見つめてましたが、やがて「ぼく、いいことをする」「私もいいことをするよ。いい子になる」と口々につぶやいていました。私が子どもの頃は、「悪いことをしたときに、周りに誰もいないと思っていたとしても、お天道様が見ていらっしゃるんだよ」と言われたものです。そう言えば、2年生の道徳の教科書にも「ののさん(お月様)が見ている」という教材があったっけ。宇宙や自然の原理では説明できないものがあるとして、ドイツの哲学者 カントは,「我が上なる星空と、我が内なる道徳法則、我はこ...
もはや恒例となった花看板づくり。交通安全の願いを込めて、さらには世界各地の紛争等の早期終結を願って、今年も文字は「平和」とされました。今回は午前中に中学生が摘んだチューリップの花を使って、6年生が文字を描きました。何千本、何万本ものチューリップの花を使ったダイナミックな活動(実際に何本使ったかは分からないのです、多過ぎて)。体験させてもらった小学生にとって素敵な体験となりました。楽しい活動だったと見えて、スズメも見に来ましたね。大々的にサポートしてくださった交通安全協会の方々に心から感謝いたします。また、応援に駆けつけてくださった学校運営協議会の委員の皆様など多くの方からもご支援いただきました。ありがとうございました。花看板は校門付近に設置され、主にゴールデンウィーク期間中に道行く皆さん、ドライバーの方々に「平和」を呼びかけます。
それにしても完成した花看板。色合い鮮やかで素敵ですねー。
1年教室では黒板の前に子どもたちが並んでいました。そして自分の順番が来ると、担任の前で何やらそらんじています。実はこれ、一人ずつ詩の暗唱をしていたのです。1年生は並びながらも一生懸命覚えていましたよ。担任から合格が出ると嬉しそうです。そういえば、私も子どもの頃、詩を暗唱したなあ。祇園精舎の鐘の声諸行無常の響きあり沙羅双樹の花の色盛者必衰の理を表す(『平家物語』)春はあけぼのやうやう白くなりゆく山際少し明かりて紫だちたる雲の細くたなびきたる(『枕草紙』)
おー!結構覚えているものだなあ、自分でもびっくり。覚えた内容がその後の人生にどう役立ったのかは定かではありませんが(ははははは)、詩を覚え、暗唱することによる教育的効果は高いと考えています。
ついでに、「第九十七条 この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである」(日本国憲法)。私この条文好きなのです、実は。
松の子スマイル委員会が中心となって企画運営した1年生を迎える会が開催されました。
1年生の自己紹介あり、2・3年生のダンスあり、ジェスチャークイズあり。とっても楽しい集会でした。1年生の自己紹介を聞く子たちの嬉しそうなこと。2年生以上の子どもたちは自分たちも楽しむことによって、この1年生を迎える会を盛り上げようとしていたのでしょうね。
1年生のみんな、楽しかったよねえ。学校には優しいお姉さん、お兄さんたちがたくさんいるから、安心して学校に来てね。
2年生以上のみんな、素敵な集会をありがとう。1年生、みんなニコニコだったよね。よかったね。
開会前の一コマ。1年生の椅子に座る6年生。さて、問題です。どちらが1年生でしょう?ははははは。
1年生教室を覗くと、子どもたちが大好きな粘土を使った図工の真っただ中。
何を作っているの?と問うと、これまたこどもたちが大好きなごちそうなのだそうです。
粘土とごちそう。まさに最高の組み合わせじゃないですか!
黒板を見ると、子どもたちが好きなごちそう、粘土で作りたいごちそうが、たくさーん書かれていました。
どれどれ・・・。「ピザ」、「おにぎり」、「お寿司」、「パンケーキ」、「お刺身」、「ハンバーグ」、「お子様ランチ」、「スパゲティ」、「カレー」、「唐揚げ」、「ジュース」、「ドーナツ」、「オムライス」、「ポテト」、「パンケーキ」・・・あ、これはもう書いたか。などなど、もう書きだすだけでお腹いっぱいです。
嬉々として造形活動に没頭する1年生。こういう勉強って楽しくて、かつとっても大切な勉強なのです。
4年生教室を覗くと、算数の学習をしているところでした。黒板を見ると、次の課題が板書されています。「0から9までの数字をすべて使ってできる一番大きな数は何でしょう?」子どもたちは「う~ん。あ、分かった!簡単、簡単」などとつぶやきながら、答えをノートに書きこんでいました。「はい。9876543210です!」と、これは難なくクリア。ところが次の問題が難しい。「0から9までの数字をすべて使ってできる一番小さな数な何でしょう?」先程の問題に似ていますが、まさに似て非なるもの。結構難しいのです、こちらは。しばらく考えていた我らが4年生。それぞれが答えを自分のノートに書いたものを集約すると、彼らが書いた答えは3つに大別されました。 A 0987654321 B 9876543210 C 1098765432さあ、面白くなってきました!子どもたちがそれぞれ正しいと思う答えとそう考える理由を発表していきます。「Aは数字の最初に『0』が付いているけれど、数字の最初に0が付くことはないから、Aは違います」。「最初の『0』は読まないから、付ける意味がありません。だからこれは違います」。似たような意見がいく...
地域とともに歩む学校づくりのためには、学校運営協議会との連携が欠かせません。この日小中学校合同の学校運営協議会が開催されました。ここで学校運営協議会としての主な活動と研究テーマが決められました。
研究テーマは「ふるさとを愛し、仲間と協力して、たくましく自分の道を切り拓いていく子どもの育成」です。
このために行われる次の3つの重点活動を推進します。①小中合同あいさつ運動、②村松浜海岸清掃、③いじめ見逃しゼロスクール集会。
委員の方からの建設的なご意見をたくさん頂戴しました。みなさんの熱量を感じます。
学校だけが教育を行う時代ではありません。地域の皆様と学校とが連携することが極めて重要です。
委員の皆様、子どもたちのすこやかな成長のために、ご支援よろしくお願いいたします。
1年教室を覗くと、我らが1年生は自己紹介の練習中でした。画用紙で作った大判の名刺には、大きく書かれた自分の名前と、好きなもの、がんばることがイラスト付きで丁寧に記載されています。この名刺を示しながら、自己紹介をするわけです。まずは隣同士で自己紹介。うまくできたら、隣の子から〇印のところに色を塗ってもらいます。その後、いよいよ学級全体の前で、みんなに対して自己紹介します。すらすら堂々と話せる子もいれば、満面の笑みで少し照れながら話す子もいます。黒板の前で自己紹介という大仕事を済ませたあるお子さんは、自分の席の前でスライディング。そして、「ああ、恥ずかしかったー」とニコニコ顔でつぶやいていました。ははははは。
おやおや、担任から指名されても席から離れないお子さんがいますね。すると、あるお子さんが「〇〇さんは、きっと恥ずかしいんだよ」とつぶやきました。この言葉を聞いたほかの1年生たちは、「○○さん、がんばれー」「○○さん、大丈夫だよ」などと口々に応援するようになったのです。その後、件のお子さんもしっかりと自己紹介することができました。互いを支え合う関係がすでに芽生えていて、見ていた私は嬉しく...
築地小学校における2回目となるp4c(対話)の授業は、4年生の国語。まどみちお作の『赤とんぼ』を対話で深めます。こんな詩です。つくつくほうしが / なくころになると、 / あの ゆうびんのマークが / きっと 知らせにきます。 / 金色の空から / もう秋ですよ・・・・・・って。p4cは対話したい内容「問い」は子どもが設定します。今回、子どもたちが設定した問いは「『ゆうびんマークが知らせにきます』ってどういう意味?」です。まさにこの詩のポイントとなる部分ですね。この難解な詩に子どもたちは挑みます。どうなるのでしょうか?では見ていきましょう。とは言え、子どもたちにとっても難しいと見えて、なかなか手が挙がりません。みんなじっくり考えているのでしょう。やがて、あるお子さんが発言しました。「何で赤とんぼって書かず、『ゆうびんマーク』って書いてあるのかなと思います」。おー!問いに対して問いで返すー!すごい!しかし、この発言はほかのお子さんたちには「???」のようです。「それってどういうこと?」「赤とんぼがどうして『ゆうびんマーク』なのかなって」まだみんな???です。そのうちに小声で話し合って...
この日、1年生と3年生は交通安全教室。
警察の方、交通安全協会などの方々がわざわざ学校にお出でくださり、子どもたちに指導してくださったのです。豪華ですね。
さて、1年生は安全な歩行の仕方について学びます。とは言え、「まず右足を出して、次に左足を出して、その次は・・・」なわけはなく、横断歩道の安全な渡り方などについての学習です。
一方、3年生は安全な自転車の乗り方について学びます。とは言え、ペダルの正しい漕ぎ方よりは、例えば前方に車が駐停車してあった場合の通行の仕方や自転車通行中の横断歩道の正しい渡り方などについての学習です。
全校のみんな、交通ルールを守って、交通事故に遭わないよう気を付けてね。
それにしても、交通安全教室で使われた信号や標識。私、これ見ただけでテンション上がるんですよね、なぜか。子どもたちも盛り上がった中で交通安全について学んだのかしら、ははははは。
5年生はこの日初めて探求の対話p4c(以下「p4c」)にチャレンジしました。
p4cとは対話の一つの手法です。
子ども自らが設定した問いについて、学級全員で対話するのです。
子どもたちに何について対話したいか尋ねると、問いが出るは出るはのオンパレード!
それも「なぜ戦争は起こるのか?」「なぜ人は差別してしまうのか?」「人はどうして死ぬのか?」「お金持ちに対してと、貧乏な人に対してとでは、どうして態度を変えてしまうのか?」「どうしてこの社会には競争があるのか?」「お金には何の価値があるのか?」などなど、社会学的、生物学的などあらゆる学問の根源的な問いばかり。ある意味哲学的な問いですね。
そうなのです。「p4c」とは“philosophy for children”の頭文字をとったもので、子どもの哲学対話と呼ばれることもあるのです。
さて、これらの問いの中で、子どもたちが選んだのは、「子どもの頃に道徳で学んだはずなのに、どうして大人は悪口を言うのか?」です!かー、厳しい問いが選ばれましたね。
では早速対話の様子を見てみましょう。
「お父さんが仕事で苦手な人の悪口を言うことがあるから、どうしてかなと」
「それは人間だか...
1年生は国語の勉強中。
教科書見開きページのイラストに何が描かれているか、子どもたちは発表しています。
子どもたちは盛んに手を挙げ、「カエルです」「恐竜です」などなど、発表していきます。
一人の子が発表するたびに、聞いていた子どもたちは「いいでーす!」の大合唱。
すると、発表した子は大勢の前で発表する緊張から解き放たれると同時に、認められた嬉しさで、満面の笑みを湛えています。
自分が、ほかの子どもたちから認められたということは、かくも嬉しいものなのですね。
ミソは教師ではなく、ほかの子どもたちから認められているということ。
この先の学校生活の中で、他の児童と協働的に活動していく機会はたくさんありますし、一人の子の発表をみんなで認める中で、学級の支持的雰囲気は醸成されていくのでしょうね。
自分の発言が他の子から認められたという体験は自己肯定感を上げることにつながり、さらに、お返しとばかりに友だちの発言を認めることによって、互いをケアし合う関係が構築されることになります。
この先の学校生活を送るうえでの、あらゆる土台が、1年生の今の時期に作られているのだなあと感じます。
2年教室を覗くと、国語の勉強中でした。
教材は『ふきのとう』。春を待ち焦がれる竹藪の植物や太陽の物語です。
教材文について学習する前に、担任はまず、ふきのとうについての基本的な知識を伝えます。
その後に担任は物語について少しずつ少しずつ問いかけながら、子どもたちの読解を促しました。
「これはいつの時期のお話ですか?」
「はい。春です」
こんな会話が教室で繰り広げられますが、そのたびに担任が子どもたちに次のように問います。
「それはどこから分かりますか?」「どうしてそう思うのですか?」
直感ではなく、自分の考えの理由をしっかりと意識することは、深い読み取りにつながります。
国語では、特に常に教材文の叙述に立ち返ることが重要になります。
低学年では文章の他にイラストを根拠にするのもありでしょう。
では、われらが2年生はどうでしょう。
担任に考えの根拠を問われると、「〇ページに書いてあります」「イラストで、雪がなくなっています」などとしっかりと根拠や理由についても話すことができていました。すばらしい。
少しずつ、少しずつ鍛えられている2年生です。
1年教室を覗くと、算数の学習中でした。
教科書を広げ、算数セットを使いながら、1から10までの数の勉強です。
このページに「猿は何匹いるでしょう?」と問われると、まず、子どもたちは教科書の猿の上におはじきを置いていきます。
その後、おはじきを直線状に並び替えて数えるのです。
猿とおはじきを対応させ、あらためて数える、この方法。
頭の中で指さしながら、「1、2、3・・・」と数えれば簡単でよさそうなものですが、猿とおはじきを対応させながら数えるのは見落とし(数え落とし?)がないようにするだけでなく、この後に学ぶ、2つの数の大小を比べるときに大きな力を発揮する方法なのです。
1年生では数学の初歩を学びます。
そして、この時期だからこそ、じっくりと手間を掛けながら、学んでいく価値は高いと考えています。
(ま、小学校時代はいつもそうなのですけれどね。)
それにしても、学習中の1年生。担任の話を一言一句聞き逃さないよう、担任を凝視しながら話を聞いていますね。
ホントすばらしい!
NRT学力検査が行われました。
子どもたちは自分の力試しとばかり、一生懸命取り組んでいました。
なお,このNRTで検査できるのは,数多ある学力のうちのほんの一部分に過ぎません。数値として測定できない学力もたくさんあります。誠実さ,目標達成のための情熱と粘り強さ(グリッド),自己制御・コントロール,好奇心,批判的思考,楽観的に考える力,過去・現在・未来を関連づけて考える力(時間的展望),情動を賢く活用する力(情動知能),感情にうまく対処する力(感情調整),共感性,自尊感情,自分自身を受け入れて優しい気持ちを向ける力(セルフ・コンパッション),「今ここ」に注意を向けて受け入れる力(マインドフルネス),逆境をしなやかに生き延びる力(レジリエンス),日常生活のストレスに柔軟に対応する力(エゴ・レジリエンス)・・・。これらいわゆる「非認知能力※」も大切にしたい,大切にするべきであると考えています。これらを育成する上では,仲間と対話しながら困難な課題を解決する活動が有効な方策の一つであると考えています。
※非認知能力認知能力のような心理的機能ではないもの、思考や感情、行動について個々人がもつパターン...
朝、4年教室の隣の部屋には、ダンボールが積み重ねられていました。
何に使うのかなあ?と思っていたら・・・。
じゃーん!4時間目に、4年生が図工でダンボールハウスをつくっていたのでした。
子どもたちはニコニコ顔で、頭をフル回転させて活動していました。
他の子どもたちと協力して作業する中で、様々なアイディアを出し合い、認め合いながら行った本活動。
年度当初、改めて学級づくりをするこの時期に、このような活動をする意義は大変大きいです。
ダイナミックな活動。これを子どもたちは全身で味わうんですよね。
とっても楽しんでいました。
結局1時間では到底終わらず、続きは翌週に持ち越しに。
で、昼休み。
なんと、子どもたちは自主的にダンボールハウスづくりに勤しんでいました。
おー、すごーい!
3年は、国語で谷川俊太郎の『どきん』という詩で音読の学習をしていました。
冒頭はこんな感じです。
「さわってみようかなあ つるつる
おしてみようかなあ ゆらゆら・・・」
担任は子どもたちに指示します。
「『かなあ』とかっていう表現があるよね。ほかにもこのような表現のところに印をつけてみよう。こういう表現だと、どんな感じがする?」
子どもたちの意識を細かな表現に向けさせ、人に話しかけているような表現であることを確認した後、さらに問いました。
「『つるつる』っていうのは例えばどんなもの?『ゆらゆら』っていうのは例えばどんなものが想像できる?」
子どもたちは時には周りの子と話し合いながら、つるつるしているものとして「おもち!」とか「頭!」「額!」などを、ゆらゆらしているものとして「カーテン」などを挙げていきました。
その他の表現も具体的に想像できるものを同様に挙げていきました。
ここまでやってから、漸く音読に入ります。
みんなで1回読んだ後で、担任は、今度は「つるつる」、「ゆらゆら」といった表現を動作化しながら音読するよう促しました。
すると子どもたちはなんとも楽しそうに音読を始めたのです。
これら...
新年度始まって間もない4月4日。
既にPTAは動き出しています。
この日の夜、新旧の三役が集まって、PTAの三役会が行われました。
主な議題はR6年度の予算案や役員選出方法など。
事務局からの提案をもとに侃々諤々の議論が繰り広げられました。
「役員の方にとっても魅力的な運営になるようにはどうしたらいいか?」
こういう根本的な課題について、三役の皆さんは真摯に向き合い、対話をされているのです。
互いの発言が響き合う、素晴らしい会議となりました。
親御さんがこれですもの、築地小学校の子どもたちはきっと素晴らしい学びを繰り広げるのだろうなあと嬉しくなりました。
この後、翌週の拡大運営委員会を経て、PTA総会でR6年度の活動について提案される予定です。
4月3日、この日の職員研修は、子どもの命を救うがテーマです。
まずは、AED(自動体外式除細動器)の使い方。
AEDとは心停止の方を救命する装置です。築地小学校にはAEDが置いてあり、緊急事態が生じたときに滞りなく使うことができるよう、教職員は毎年繰り返し繰り返し研修をしているのです。
併せて、エピペンの研修も行いました。
エピペンとは、食物アレルギーなどでアナフィラキシーを起こした人に対して、症状を緩和し、ショックを防ぐ機器のことです。
講師は養護教諭。丁寧な指導で、教職員は緊急事態に対する技術を改めて確認することができました。
これらの機器は使わないに越したことがありませんが、常に備え、いざ使うべき時が来た際に迅速に行動することで、子どもたちの命を救うべく教職員は全力を尽くします。
学校だより「松ぼっくり」3月号です。
・校長巻頭言
・卒業証書授与式
・感謝会、卒業プロジェクト
・離任職員の紹介
どうぞご覧ください ↓
学校だより(3月)HP用.pdf
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