学校ブログ

7月3日【6年国語】デジタル機器を上手に使う

6年生は国語で、デジタル機器との付き合い方について問題提起をする説明文を教材に学んでいます。

そろそろ単元の学習も佳境に入るこの日、6年生はグループごとに自分たちなりの提言文を作成していました。

6年生はどんな提言をしたのかな。後で見せてね。

7月3日【1年道徳】学校のものは大事に使う

1年教室を覗くと道徳の授業中でした。

この日は公共のものを大切に扱うがテーマ。教科書のイラストに描かれた子どもたちを見て、いい行いと悪い行いをそれぞれ見つけていきました。イラストを指さしながら、「この子はみんなで使うものを大切に扱っているからいいです」などの発言が続きます。

そこで担任は問いました。「イラストでいい行いをしている子って、どんなことを考えているんだと思う?」

子どもたちは盛んに手を挙げます。「ものの気持ちをよく考えて大切に使っています」 おー!ものの気持ちねえ。(スイスの心理学者ピアジェは「子供の思考は自己中心的であり、自己を拡張して他のものに自己と同じ生命を与え、体感を通して現象を理解する」と言いました。なるほどねえ。)

別のお子さんも発言します。「怒られたくないから、壊さないように使っています」 子どもたちの素直な気持ちなのでしょう。担任のセンサーがピピっと反応し、担任はこの機をとらえて離しません。担任はクラス全員に問いました。「じゃあ、みんな。怒られなかったら大切に使わなくてもいいの?」出たー!こういう問いかけが、子どもたちが当たり前だと思っている道徳的価値観を揺さぶるのです。

子どもは「だめー!」。さらに担任からの問いに応えます。「怒られなかったとしても、大切に使わないとだめだよ」担任を介さなくても、子どもたちはほかの子の発言を聞いて、それに反応するようにつぶやきます。「大切に扱わない子は、どうでもいいやって思ってる」「そう。そういうのだめだよね」「うん。だからものを大切にする」

担任はさらに問いました。「どうして大切に使わなくちゃならないの?」さすが1年担任。キラー発問炸裂です!

ここら辺がこの授業のヤマ場でしょう。

子どもたちはしっかり考えつつ、発言していきました。「使えるのに、壊したらもったいないから」「みんなのものだから」「お、いいねー!」

この「いいねー」は小声ではありましたが、友だちの発言を受け止めての子どもの意思表明です!すばらしい!

最後に、担任は「ねえ、みんな。正直に答えてね」と言いつつ、子どもたちに問い掛けました。

「みんなは、みんなが使うものを大切に使ってる?」

私が参観したのはここまで。1年生はそれぞれどんな反応をしたのでしょうか。ご家庭で訊いてみてくださいね。

7月2日【5年家庭科】はじめてのソーイング

5年生は家庭科で裁縫の学習をしていました。

初めての裁縫実習ということで、まずは針の糸通しと玉結び、玉止めの練習。大人になると難なくできるのですが、初めてとなるとなかなか難しいものです。子どもたちは動画を見たり、教え合ったりしながら、それでも最終的にはしっかりできた子が多かったです。

裁縫の基本中の基本である玉結びと玉止め。これができるようになって漸く作品作りに取り掛かることができます。

裁縫は子どもたちが楽しみにしている学習の一つ。しっかり学んで、素敵な作品が出来上がるといいね。

7月1日【4年国語】短歌・俳句に親しむ

4年教室から担任の朗々とした声が響いてきましたよー。

「石走る垂水の上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも 志貴皇子」

「君がため春の野に出でて若菜摘む我が衣手に雪は降りつつ 光孝天皇」

子どもたちは、担任の解説を聞きながら、これらの短歌の意味を理解していきます。

いにしえの人々に思いをはせつつ、短歌をじっくりと味わう。そんな楽しみに気付いてほしいなあと思います。