2024年4月の記事一覧
4月11日 NRT学力検査
NRT学力検査が行われました。
子どもたちは自分の力試しとばかり、一生懸命取り組んでいました。
なお,このNRTで検査できるのは,数多ある学力のうちのほんの一部分に過ぎません。
数値として測定できない学力もたくさんあります。
誠実さ,目標達成のための情熱と粘り強さ(グリッド),自己制御・コントロール,好奇心,批判的思考,楽観的に考える力,過去・現在・未来を関連づけて考える力(時間的展望),情動を賢く活用する力(情動知能),感情にうまく対処する力(感情調整),共感性,自尊感情,自分自身を受け入れて優しい気持ちを向ける力(セルフ・コンパッション),「今ここ」に注意を向けて受け入れる力(マインドフルネス),逆境をしなやかに生き延びる力(レジリエンス),日常生活のストレスに柔軟に対応する力(エゴ・レジリエンス)・・・。
これらいわゆる「非認知能力※」も大切にしたい,大切にするべきであると考えています。
これらを育成する上では,仲間と対話しながら困難な課題を解決する活動が有効な方策の一つであると考えています。
※非認知能力
認知能力のような心理的機能ではないもの、思考や感情、行動について個々人がもつパターンのようなもの。子どもを取り巻く環境の産物というべきものである。教育や子育ての介入によって変化することが期待される。
非認知能力がもたらす結果としては、賃金や就労、労働経験年数、大学進学、健康管理、犯罪率などに大きく影響する。非認知能力が高いと、学歴、職歴、収入の多さ、各種のリスクテイキング能力、健康関連行動などにプラスの予測がされる。(参考文献:『非認知能力~概念・測定と教育の可能性~』小塩真司編著2021北大路書房)
4月10日【4年】ダンボール・ハウス
朝、4年教室の隣の部屋には、ダンボールが積み重ねられていました。
何に使うのかなあ?と思っていたら・・・。
じゃーん!4時間目に、4年生が図工でダンボールハウスをつくっていたのでした。
子どもたちはニコニコ顔で、頭をフル回転させて活動していました。
他の子どもたちと協力して作業する中で、様々なアイディアを出し合い、認め合いながら行った本活動。
年度当初、改めて学級づくりをするこの時期に、このような活動をする意義は大変大きいです。
ダイナミックな活動。これを子どもたちは全身で味わうんですよね。
とっても楽しんでいました。
結局1時間では到底終わらず、続きは翌週に持ち越しに。
で、昼休み。
なんと、子どもたちは自主的にダンボールハウスづくりに勤しんでいました。
おー、すごーい!
4月10日【1年】朝の支度
前日の入学式で立派な姿を見せてくれた1年生。
今日はどうかなと、朝教室を覗いてみると・・・、おお!みんなしっかりと朝の準備をしているではありませんか。
整然と座りながら担任ら教職員の指示をしっかりと聞き、朝の支度するこの姿。
頼もしいです。
すごいなあ、みんな。
4月10日【3年】言葉に着目して
3年は、国語で谷川俊太郎の『どきん』という詩で音読の学習をしていました。
冒頭はこんな感じです。
「さわってみようかなあ つるつる
おしてみようかなあ ゆらゆら・・・」
担任は子どもたちに指示します。
「『かなあ』とかっていう表現があるよね。ほかにもこのような表現のところに印をつけてみよう。こういう表現だと、どんな感じがする?」
子どもたちの意識を細かな表現に向けさせ、人に話しかけているような表現であることを確認した後、さらに問いました。
「『つるつる』っていうのは例えばどんなもの?『ゆらゆら』っていうのは例えばどんなものが想像できる?」
子どもたちは時には周りの子と話し合いながら、つるつるしているものとして「おもち!」とか「頭!」「額!」などを、ゆらゆらしているものとして「カーテン」などを挙げていきました。
その他の表現も具体的に想像できるものを同様に挙げていきました。
ここまでやってから、漸く音読に入ります。
みんなで1回読んだ後で、担任は、今度は「つるつる」、「ゆらゆら」といった表現を動作化しながら音読するよう促しました。
すると子どもたちはなんとも楽しそうに音読を始めたのです。
これらのオノマトペを自由に表現することに面白みを感じたのでしょうね。
詩の内容を読み取り、表現にも着目し、さらには動作化をしながら、詩を味わい、友だちと楽しく表現活動した3年生。
担任の技が光る、スモールステップによる詩の読解、表現の授業でした。
よかったね、3年生のみんな。
ちなみに、最後の写真。
頭をかいているのは「えへへ」を動作化しているところです。
実際には頭をかいていないお子さんでも、それなりに照れているのでしょうね、ははははは。
4月9日 久しぶりの給食。どうだった?
入学式の後、2年生以上の子どもたちは給食を食べました。
今年度初めての給食に子どもたちは舌鼓。
ガチャガチャ、わいわいと騒がしい中で食べるのではなく、みんな黙々と喫食していました。さすが!
こうすることによって、よく味わって食べることができるでしょうし、食材になってくれた命に対しても感謝の念を持ちやすくもなるのだろうと思います。
ねえ、みんな。久しぶりの給食、どうだった?
おいしかったよねえ。