学校ブログ

7月8日【4年算数】丁寧なノート

4年生が算数を勉強していましたよー。2桁のわり算です。

子どもたちのノートを見ると、ものすごく丁寧に書いていますね。よく見ると、筆算をするときに、横線は定規を使ってまっすぐに引いているのです。道理で見やすいノートになっているわけだ、納得納得。

どうやって指導しているのかなと担任を見ると、担任自らも大きな定規とチョークで見やすく板書していました。まずは隗より始めよですね!道理で子どもたちが見やすいノートを作っているわけだ、納得納得。

定規を使わないで書けば早く計算はできるでしょうが、こんがらがっちゃって理解の妨げになってしまう場合もあります。一つ一つ丁寧に丁寧に行うことが理解を助けるのですね。

そして、4年生の小さい定規を片手に筆算する手際よさったら!完全に慣れているようで、筆算をする上で定規を使うことを苦にしていない様子。すばらしいね、4年生のみんな。賢くなるよ、きっと!

7月5日【3年道徳p4c】聞くことは、相手を大切にすること

3年教室を覗くと、机は黒板に向けた聴講スタイルの配置ですが、子どもたちの手にはコミュニティ・ボール。

道徳の授業中に急遽p4cを始めたのじゃないかしら。

数日前、コミュニティ・ボールづくりでp4cスタイルを体験していた子どもたちですが、その時に比べると、この日は聞く姿勢が素晴らしかった!発言している子どもの方向に身体が向くように、わざわざ椅子に座る向きをグルグル変えながら、しっかり聞こうとしているのです。自分の頭の中の考えをうまく言語化するために、なかなか言葉にすることができなくて、発言するまでに時間がかかったお子さんの時でも、子どもたちはずーっとその子が話するを待っているのです。ホント素晴らしい!

ちなみに最後の写真。子どもたちは私の方を向いて話を聞いているのですが、子どもが話していても、こうして体の向きを変えて聞いていたのですよ。自分が話しているときに、こんな聞き方をされたら、もう自己肯定感爆上がりですよね!

授業後、担任が問いました。

「今日は話の聞き方が素晴らしかったですね。人の話を聞くときに大切にしたいことは何ですか?」

すると子どもたちは「静かに聞くことです」と回答。

この発言を受け、担任は「そうだね。静かに聞くことは、『あなたの発言を大切にしていますよ』って伝えることになるし、これも相手に親切にするってことなんだよね。さらに友だちの発言に対して自分はどう思うかって考えながら聞くことも大事だよね」と話しました。

3年生のみんな!君たち、どんどん対話が上手になっていくねえ。

7月5日【3年総合】ハーバリウムづくり

もう一丁3年生!

遡ること数時間前、3年生はURA mizusawa flower farmのスタッフ様を講師に、ハーバリウムづくりを体験しました。
ハーバリウムというのは、ドライフラワーをガラス瓶に入れ、保存用のオイルに浸した“おしゃれなインテリア”です。
乾燥させたチューリップの花びらを自分で選び、ガラス瓶に詰め、保存用オイルを注ぐと世界で一つだけのお手製ハーバリウムが完成!どの子もご満悦の表情です。これ、家に持ち帰ったら、きっとご家族のみんなは驚き、喜ぶだろうねえ。

同じ作り方をしたにも関わらず、どの子のハーバリウムもみんな個性的で、そしてとっても素敵です。
どれも素敵なので、自分と違う友だちのハーバリウムの素敵さを讃え合っていました。
「人との違いが強みになる」とはp4cについての、新潟大学佐渡自然共生科学センターの豊田教授の言葉。
我田引水みたいに聞こえるかもしれませんが、ハーバリウムづくりは、どこかp4cみたいなところもあると感じます。
芸術作品を創る喜び、楽しみを味わうに加えて、p4cのように自分と友だちとの違いを認め合う喜びをハーバリウムづくりでも感じることもできたのではないでしょうか。
素敵な活動。よかったね、3年生のみんな!

下校間際、3年教室に入ると「校長先生、ほら、見て見てー!」とみんな自分のハーバリウムを誇らしげに見せてくれました。

7月5日【まなび学級】七夕飾り

もうすぐ七夕。学び学級前の廊下には、七夕飾りが出現しましたよー!

みんな、どんな願い事をしてるのかな?どれどれ・・・。

「足がどんどん速くなりますように」「勉強ができるようになりますように」「ゲームがフリーズしなくなりますように」など様々な願いが短冊に書かれていますね。

どの短冊も、鉛筆で下書きがされ、マジックで丁寧になぞられた願い事です。

そんな中で一番多かった願い事は次のものでした。ジャーン!!

「世界が平和になりますように」

じーん・・・

なんやかんや言っても、子どもたちの一番の願いはこれだったのですね。

私もがんばる!

7月3日【6年国語】デジタル機器を上手に使う

6年生は国語で、デジタル機器との付き合い方について問題提起をする説明文を教材に学んでいます。

そろそろ単元の学習も佳境に入るこの日、6年生はグループごとに自分たちなりの提言文を作成していました。

6年生はどんな提言をしたのかな。後で見せてね。

7月3日【1年道徳】学校のものは大事に使う

1年教室を覗くと道徳の授業中でした。

この日は公共のものを大切に扱うがテーマ。教科書のイラストに描かれた子どもたちを見て、いい行いと悪い行いをそれぞれ見つけていきました。イラストを指さしながら、「この子はみんなで使うものを大切に扱っているからいいです」などの発言が続きます。

そこで担任は問いました。「イラストでいい行いをしている子って、どんなことを考えているんだと思う?」

子どもたちは盛んに手を挙げます。「ものの気持ちをよく考えて大切に使っています」 おー!ものの気持ちねえ。(スイスの心理学者ピアジェは「子供の思考は自己中心的であり、自己を拡張して他のものに自己と同じ生命を与え、体感を通して現象を理解する」と言いました。なるほどねえ。)

別のお子さんも発言します。「怒られたくないから、壊さないように使っています」 子どもたちの素直な気持ちなのでしょう。担任のセンサーがピピっと反応し、担任はこの機をとらえて離しません。担任はクラス全員に問いました。「じゃあ、みんな。怒られなかったら大切に使わなくてもいいの?」出たー!こういう問いかけが、子どもたちが当たり前だと思っている道徳的価値観を揺さぶるのです。

子どもは「だめー!」。さらに担任からの問いに応えます。「怒られなかったとしても、大切に使わないとだめだよ」担任を介さなくても、子どもたちはほかの子の発言を聞いて、それに反応するようにつぶやきます。「大切に扱わない子は、どうでもいいやって思ってる」「そう。そういうのだめだよね」「うん。だからものを大切にする」

担任はさらに問いました。「どうして大切に使わなくちゃならないの?」さすが1年担任。キラー発問炸裂です!

ここら辺がこの授業のヤマ場でしょう。

子どもたちはしっかり考えつつ、発言していきました。「使えるのに、壊したらもったいないから」「みんなのものだから」「お、いいねー!」

この「いいねー」は小声ではありましたが、友だちの発言を受け止めての子どもの意思表明です!すばらしい!

最後に、担任は「ねえ、みんな。正直に答えてね」と言いつつ、子どもたちに問い掛けました。

「みんなは、みんなが使うものを大切に使ってる?」

私が参観したのはここまで。1年生はそれぞれどんな反応をしたのでしょうか。ご家庭で訊いてみてくださいね。

7月2日【5年家庭科】はじめてのソーイング

5年生は家庭科で裁縫の学習をしていました。

初めての裁縫実習ということで、まずは針の糸通しと玉結び、玉止めの練習。大人になると難なくできるのですが、初めてとなるとなかなか難しいものです。子どもたちは動画を見たり、教え合ったりしながら、それでも最終的にはしっかりできた子が多かったです。

裁縫の基本中の基本である玉結びと玉止め。これができるようになって漸く作品作りに取り掛かることができます。

裁縫は子どもたちが楽しみにしている学習の一つ。しっかり学んで、素敵な作品が出来上がるといいね。

7月1日【4年国語】短歌・俳句に親しむ

4年教室から担任の朗々とした声が響いてきましたよー。

「石走る垂水の上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも 志貴皇子」

「君がため春の野に出でて若菜摘む我が衣手に雪は降りつつ 光孝天皇」

子どもたちは、担任の解説を聞きながら、これらの短歌の意味を理解していきます。

いにしえの人々に思いをはせつつ、短歌をじっくりと味わう。そんな楽しみに気付いてほしいなあと思います。

6月28日 松の子クリーン作戦 in 村松浜

延期になっていた小中合同海岸清掃が満を持してこの日実施されました。

小学生も中学生も入り乱れての海岸清掃。たくさんのゴミが集まりました。

海岸清掃の後はグループごとに棒倒し!砂浜遊びの定番ですね。中学生が企画運営してくれたんですよ。また、海岸清掃中にBGMが流されたのも中学生の発案なのだとか。中学生のみんな、ありがとう!

海岸がきれいになって嬉しいね。

中学生と一緒に楽しく活動できて、これまたよかったね。

地域の皆様も保護者の皆様も多数お集まりくださりました。ありがたいことです。

子どもたちが、持続可能な社会の創り手となるために、大変有意義な活動となりました。

企画運営をしてくださった方々に心から感謝申し上げます。