学校ブログ
7月10日【4年国語】新聞作り
4年生はグループごとに新聞づくりに精を出しています。どれどれ、ちょっと見せて。ほーほーほー。これはなかなか興味深い内容ですね。学校職員にインタビューした記事など、取材したことが記事になってるのね。
一生懸命取り組んでいる4年生。4年教室はさながら新聞の編集室ですね。スクープ記事をねらえ!って感じね。
7月10日【松の子スマイル委員会】挨拶スタンプラリー
松の子スマイル委員会の創造的な活動「挨拶スタンプラリー」です。
毎朝、松の子スマイル委員会の子たちが児童玄関に立って挨拶してくれているのですが、上手にあいさつしてくれた全校のこどもたちにはカードにスタンプを押してもらえるっていうルールです。
松の子スマイル委員会の子に深々とお辞儀をする1年生もいますね。これでスタンプ一つ獲得ですね。
この活動はこの一週間続けられています。子どもたち、スタンプたまったかな?
7月10日【2年生活科】野菜の収穫
今月初めの画像です。子どもたちが精魂込めて育てた野菜を収穫し始めました。今、野菜はもっと大きくなっていますね。
7月9日【5年道徳p4c】相手に聞こえないように言う陰口もいじめか?
5年生は道徳で「探求の対話(p4c)」。自ら発言し、友だちの発言を聞く中で、感性を磨き、思考力を鍛えます。
ある動画を見た後で、子どもたちが考えた問いは以下のとおりです。
「相手がいないところでの悪口。相手が気付かなければいじめにはならないのか?」今、日本中で特にSNSでの書き込み等で問題とされていることですね。
皆さんはこの問題、どう考えますか?我らが5年生の考えをご覧ください。
異例ですが、子どもたちを揺さぶり、対話をかき回すために、まず私から発言します。
「いじめの定義としては『相手が嫌な思いをしていれば、いじめ』ということになっている。だから、悪口を言っても相手が気付かなければいじめにはならないんじゃない?」
まあ、これでも校長の意見ですからねえ。反旗を翻すにもちゅうちょするってもんです。でも私のこの挑発的な意見に子どもが強い気持ちで反論します。さすがー!
「その時に気付かなかったとしても、後で気付くかもしれないでしょう。そうしたら傷つくと思うよ。だから、それはやっちゃいけないと思う」他の子も続きます。
「そうだよ。表でも裏でも、みんなで仲良くすることが大事だと思う」
「たとえ相手に気付かれないとしても、相手にとって嫌なことをしているのと同じだよね」この視点重要ですね。【(相手が気付こうが気付くまいが)いじめは行為そのものが『いじめ』とされることがある】ってこと、知ってたのかしら?多分知らなかったんだけど、対話の中でインスパイアされたのでしょうね。すごいなあ。
「それに、もし相手に気付かれたら、すごく嫌な気持ちになると思う」
「私思うんだけど、陰口叩く人って、どうして隠れて悪口を言うのだろうって思うよ」
「悪口を言うのって、それが独り言でもよくない」
「そうそう。どこで誰に向かって言っても、誰かに向かって言ったんじゃなくても、悪口はダメ」
「うん。陰口も悪口だよ。悪口はだめ」
「ねえ、悪いことをしている人に対しても、みんなは悪口はダメだと思う?」
「動画の中の花子さんはあんなに女王様のように振舞ってたけど、そんなこと続けてたら悪口を言われちゃうって思わなかったのかな?」
「そうだよね。それとさっきの話に戻るんだけど、相手に分からないようにしてSNSに書き込んだとしても、何気ないときについ口から出ちゃうことってあると思う」
ここで新たな視点が提示されます。
「悪口ってさ、言った人も傷つくんじゃないかな?」
「私もそう思う。悪口を言っている人にも不幸が訪れると思うよ。悪口を言うのは悪いことだし。悪いことをする人には悪いことが起こると思う」
さらにこんな視点も提示されます。
「花子さんだって、みんなのために良かれと思って一生懸命やってたんだと思う。花子さんのそういう気持ちを知っていれば、悪口は言わなかったかも」
「ああ、そうだね。心の中で収めておけばよかったんだ」
簡単に『相手は悪い』って決めつけずに、相手の立場に立って考えることの重要性をこれらのお子さんたちは主張しています。素晴らしい。このとおりにやればいじめなんてなくなるんだよね。
さらにこんな視点も。いちいち納得です。
「悪口を言っている仲良しグループも、そんな人たちが集まるグループはいつか崩壊して一人ぼっちになっちゃうと思うよ」
「そうだ!いじめでつながった友情は、すぐに壊れるんだよ!」
なんとー!名言ですね!
さらに教師がたたみかけます。
「みんなに訊きたいんだけど、友だちの悪口を言い合う関係ってどう?いいの?もしもそういう悪口聞いたら、どうするべきなんだと思う?」
「う~ん・・・。悪口を言ってる人のことを、言われている人は信頼していた友だちだったかもしれない。そうだったら悲惨だよね。だからさ、優しく『だめだよ』って言ってやるかな」
「悪口を言いまくって汚れちゃった人への悪口もダメだと思う。だって悪口言ったら、悪いことが起こるんでしょう」
「ねえ、悪口を言った人にはどんな不幸が訪れるの?」
様々な角度から陰口について考えたこの対話。
時間が残りわずかになったので、最後に私が話しました。
「世間で多くの人が言っていることなんだけど、悪口を言う人は幸せにはならないみたいよ。起こるであろう悪いことっていくつもあるようだけど、①悪口は依存性があって、悪口を言わずにはいられなくなっちゃう(ドーパミンが出るらしいですね)。②そうすると、人の悪いところばかり探し出すようになっちゃう。③そんな人とは誰も仲良くなんてなりたくないよね。そうすると周りから人がいなくなっちゃう。するとひそひそ話を誰かがしていたら、「もしかして自分の悪口言ってるのかも」って疑心暗鬼になっちゃう。周囲の人だって、いつ自分がこの人から悪口を言われるかって疑心暗鬼になっちゃうだろうね。④そうすると、成長できなくなっちゃうと思うよ」
子どもたちの発言意欲の旺盛なこと。君たち、いつの間にこうなったの?まあ、去年から鍛えられてはいたけどね。分かるよ、みんなでいい学級作っていきたいんだよね。
こうして、セーフティの下、子どもたちが腹を割って対話することによって、ますますいい学級は作られていくのですね。
お見事!
7月9日 個別懇談会
今週の午後は個別懇談会ウィークです。
お忙しい中、お出でくださった保護者の皆様に感謝申し上げます。
1・2学期の通知表の所見欄がなくなった分、学校から一方的にお子さんの様子をお伝えするという面談ではなく、保護者様と担任等との対話によって、お子さんの指導の方針を考えていくというスタイルにして2年目を迎えます。
これによってご家庭と学校が方向を同じにして、お子さんの成長を支えていけることができますよう、何卒ご理解ご支援のほどよろしくお願いいたします。
*写真は懇談中のとある保護者様の後ろ姿と、保護者様をお迎えする子どもたちの図工作品(の一部)です。
7月8日【1年算数】たし算とひき算の概念をつかむ
1年教室を覗くと算数の勉強中。ちょうど、たし算とひき算の文章問題では、「それぞれどんな言葉が使われているか」、子どもたちが考えているところでした。
「たし算の問題は『合わせて』という言葉が入っていまーす」など型通りの言葉が出されるのかと思いきや、子どもたちは「来ました」「もらいました」「買いました」「持ってきました」「入れました」などなど、たくさん出していきます。
同様にひき算の問題の場合でも「飛んでいきました」「返しました」「食べました」「すくいました」などなど数多くの言葉が出されていきました。
子どもたちは「『合わせて』か問題文に含まれていたらたし算」など一つの言葉に拘泥しすぎることなく、いくつもの言葉を挙げながらそれらに共通する状況を考え、そこからどんな場合にたし算が使われ、どんな場合にひき算が使われるのか、多面的に考え学習していました。きっと加減法の概念を頭の中で形成していったことでしょう。
こういう授業、素晴らしいと思います。
*では、ここで1年生に問題です。次の場合はどんな式になりますか?
① 赤い帽子が5つ、白い帽子が2つあります。帽子はいくつありますか。
② 赤い帽子が2つ、白い帽子が3つ、黄色い服が4つあります。帽子はいくつありますか。
②は難しいかな?どうかな?正解したらスーパー1年生の称号を与えよう、むはははははー!
7月7日【まなび発→全校へ】七夕飾り
先日お昼の放送で、まなび学級のお子さんからこんなアナウンスがありました。
「来週の月曜日、7月7日の20分休みに、七夕飾りを作るので、やりたい人はまなび学級の前の廊下に来てください」
おおおおおー!これはまなび学級発の自主的・自律的活動ですね。素晴らしい。先日まなび学級の子どもたちが七夕飾りを作っていたのですが、この活動を全校に広げて、みんなで七夕を楽しもうというわけですね。
この日のまなび学級前の廊下には、願い事を短冊に書く子どもたちの姿が見られました。
写真は、教え合いながら飾りを作る子どもたちと、自分の願いを短冊にしたためる子どもたちの様子です。7月2日の記事の写真に比べると相当パワーアップした笹もぱちり。
7月7日【1年国語】うんとこしょ、どっこいしょ
1年生は国語の有名教材で学習中。ご存じ『おおきなかぶ』です。
おじいさんが畑のかぶを抜こうとしますが、「なかなかかぶは抜けません」。最後は家族総出(犬や猫、ねずみまでも)でようやく抜くことができたというお話。これを1年生は動作化して登場人物の心情に迫ります。おっ、みんな上手に演じてるね。かぶが抜けなかった時の落胆の演技も微笑ましいです。
担任が用意した秘密道具は、おもちゃのマイク。劇の最後で「かぶが抜けたとき、どんな気持ちですか?」とインタビューするのです。
マイクを向けると、「やったあって気持ちです」「はあ、やっと抜けたって感じです」「嬉しいです。今夜の晩御飯はシチューにしまーす」など、動作化することで、子どもたちはおじいさんやおばあさん、孫や犬、猫、ネズミになり切って、インタビューに答えていました。おもちゃのマイクの効果も絶大です。
それにしても、これほどの大きなかぶ、何人分のシチューが出来上がるのでしょうね、うふふ。
7月7日【2年生活科】楽しい虫捕り
2年生はグラウンドに虫捕りに出かけました。
なんと胎内昆虫の家から館長様をお迎えして、捕獲した虫の鑑定などを行っていただいていたのです。おー!これは本格的ですね。
虫捕り網片手に、子どもたちは勇んで突撃!
私は帰ってきた子を捕まえて、「ねえ、何が捕れたの?」と訊きました。
「私はショウリョウバッタです」「私もショウリョウバッタ。6匹も捕まえたんです」「私はモンキチョウです」など、お陰でかなり専門的に答えてくれました。
大変楽しく、かつ勉強になった活動になったようです。よかったね。
もうすぐ夏休み。虫捕りに精を出す子もいるんでしょうね。
虫捕りを楽しみ、よく観察したら、弱る前に逃がしてやってほしいなあと思います。
7月7日【健康委員会】楽しみながら委員会活動
学校を運営するには子どもたちによる委員会活動が欠かせません。当校が理想とする教育像「子どもがつくる学び 子どもがつくる学校」を具現化するためにも、子どもたちが目的をもって意欲的に委員会活動に取り組めるような環境設定が大切です。
さて、先週、1階廊下に健康委員会が作成した手洗いを啓発する掲示物が貼り出されました。
タイトルは『手洗い実験をしました!!』。おおおー!なんか楽しそう!
読んでみると手洗いについての実験とその結果が記載されています。この結果から手洗いの重要性を示すという科学的な証拠を示しながら主張する論理的な構成になっています。それにしても実験するなんて、きっと子どもたち、楽しみながら実験したんだろうなあ。大変創造的な活動になっていて素晴らしいと思います。
全校の子どもたちよ、最近特に暑くなってきています。食中毒が流行る季節ですね。また、感染症にも気をつけなければならない頃になっています。手洗いを上手にすることで病気にならないよう、健康に過ごそうね。
健康ボランティア委員のみんな、ありがとう。多くの子たちがこの掲示を見てくれるといいね。
担当の先生もありがとうございました!