学校ブログ

12月3日【5年図工】肉の部位?

5年生は図工で作品作りに精を出しています。あるお子さんに「君たち、図工は好き?」と訊くと、「はい好きです。私得意なんです、肉の部位」との返事。

肉の部位?????図工で??????

図工室に行くとなるほど納得。まさに肉の部位ですなー、これは。ははははは。*1枚目の写真です。

子どもたちは、弁当箱の中身や海の様子など、電動糸鋸を器用に使って、木の板を切り、パズルづくりに一生懸命取り組んでいたのでした。

とっても楽しそうね、君たち。図工が好きっていうのも頷けます。みんな、とっても上手ね。出来上がったらパズルで遊ばせてね。

ちなみに最後の写真は、切断しているときにおがくずで見えなくならないように、ふーふーしてあげているところです。

12月3日【2年音楽】2つの曲の音楽鑑賞

2年生の音楽の授業を2つ。

1つ目は11月29日に行われたクラシックの音楽鑑賞です。曲は「♪卵の殻をつけたひなどりのバレエ」、作曲者はムソルグスキーです。なんと、あの「展覧会の絵」からの何とも愉快な曲です。聞いているうちに子どもたちは身体が動き出していますものね。

教科書には3枚のイラストが描かれています。このイラストを手掛かりに、曲の読解を始める2年生。話し合いの後はお待ちかね、「曲の感じを体で表現してみましょう!」です。子どもたちは飛んだり跳ねたり。ひよどりになり切っていますね。なんてったって、「ひよどりのバレエ」ですからねえ。くるくる回るお子さんも。踊る前から体がうずいちゃってる感じ。みんな笑顔の楽しい音楽鑑賞の時間でした。

そしてこの日、12月3日。今度はおなじみ童謡「♪夕焼け小焼け」です。最初に曲を聞いた時点で、音楽室はしっとりとした雰囲気に。聴く子たちは、机に頭をつけたりしながら静かな気持ちで聞き入っています。教科書にはやっぱり2枚のイラストが。1枚は夕焼けの景色、もう1枚は月夜の景色のイラストです。子どもたちは曲を聴いて感想や気づきを交流しています。「♪夕焼け小焼けって、1番は夕方、2番は夜中の様子を歌っているんだね」と子どもたちの発言。なるほどー。言われて見れば、そういう歌詞になってるわ。うかつだったわー。私、ちっとも気付きませんでした。いやー、そうだったのね。

担任が訊くと、子どもたちは「早く歌いたーい」ってもう立ち上がらんばかりです。で、担任が「それでは歌いましょう!」って言うと、子どもたちはやったー!と大喜び。ははははは。そんなに歌いたかったのね。素晴らしいなあ、君たち!喜びを込め、さぞ元気に歌うんだろうなあと思っていましたが、それでも実際に歌う段になると、しっとりと歌い上げるんですよね、2年生は。さすが。

鑑賞の世界に(一部合唱の世界にも)どっぷり浸かった2年生でした。

 

12月2日 学校保健委員会

12月2日、築地中学校と合同で「学校保健委員会」が開催されました。
各学年のPTA役員や担任らが参加しました。
新潟県ゲートキーパー協会理事長の長谷川淳子様からのご講演では、発達心理の理論的なお話や具体的で実践的な対応方法等についてご教授いただきました。
続くワークショップでは、子どもからの悩み相談にどう対応したらいいのか、実際にロールプレイしながら、2つの例を比較して、それぞれのやり方の良し悪しなどを意見交流しました。
子どもに寄り添うことや、子どもの気持ちを分かろうとする姿勢の大切さについて改めて「そうだなあ、そうだなあ」と大納得。
日頃よくない対応をしているのでは?と改めて自分を振り返る貴重な時間となりました。
講師の長谷川先生、ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
これからも子どもたちの健全育成のために手を取り合っていけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。

12月2日【4年国語】慣用句

4年教室を覗くと、国語の慣用句の学習をしていました。

「目」という言葉が使われている慣用句を探している模様。書籍やインターネットから子どもたちは目に関する慣用句を探したり、意味を調べたりしていました。

目に関する慣用句って結構たくさんあるのですね、子どもたちが勉強しているのを見ていて気付きました。

「目を引く」「目に余る」「目がくらむ」「目が高い」「目が届く」「目をかける」・・・まだまだありますねえ、目の慣用句は。辞典で調べているとやっぱりたくさんありました。目が回るほどです、ははははは。

もしも、ご家庭でこどもたちが慣用句を使っていたら、大いに褒めてあげてください。

12月2日【自主的・自律的活動】レインボーフラッグ作り

昼休みに、「レインボーフラッグづくり」が行われました。これは、校長の自主的・自律的活動です、ははははは。私だってやりたいんだもの。
先日、私がここラテにいがた様のイベントに参加した際に教えていただいた活動です。
子どもたち、来てくれるかなあと案じておりましたが、全くの杞憂に終わりました。蓋を開けてみると大盛況。
アシスタントをお願いしていた数人の子どもたちも大活躍!胸に輝く「アシスタント」の名刺ホルダーが眩しいほどで、どこか誇らしげです。ありがとう、アシスタントの子どもたち!
活動後、「校長先生、とっても楽しかったです」と言ってくれたお子さんもいました。
「校長先生、家族の分も作りたいので、もう一つ作ってもいいですか?」と言う心が温まること言ってくれた子もいました。
ごめんねえ。今日来られなかった子の中に、後で作りたーいって子がいるかもしれないから、一人1本でお願いしてるの。また今度やるから、それまで楽しみにして待っててね。
レインボーには、LGBTQ+の方々の人権を守るという意味に加えてすべての人を大切にしますって意味も当校では込めています。

11月29日【2年道徳p4c】宝物はなあに?

2年生は道徳でp4c。教材は『たからものはなあに』です。

学校の宿題で宝物についての作文が課された主人公の「わたし」。帰宅後、母親に宝物は何か訊いてみました。すると主人公のきょうだい「ひろ」は東日本大震災があって大変な状況の中で生まれ、医師をはじめとして周囲はものすごく喜んだのだといいます。だから主人公と「ひろ」は、母親の宝物なのだとの返事。主人公は自分が宝物だなんて、不思議な気持ちだけれどとても喜びました。そして主人公は言うのです。「おかあさん、ありがとう」と。

問いは「『わたし』はどうしてお母さんに『ありがとう』と言ったのか?」です。

「自分を大切にしてくれてありがとう」
「お母さん産んでくれてありがとう」
「きょうだいの『ひろ』と『わたし』を産んでくれてありがとう」
「お母さんは『ひろ』も『わたし』も苦労して産んでくれたから」
「津波でみんな逃げるので必死だったんだけど、そんな中お母さんを救ってくれた。だからお母さんも『ひろ』も『わたし』も助かった」
「お母さんじゃないと、自分たちは産んでもらえなかった」
「うん。お母さんは命を懸けて産んでくれたんだよね」
「病院で『ひろ』を産むとき、窓ガラスが割れちゃったり、ベッドが使えなかったりして大変だったと思う」
「『ひろ』を産んだ後、お母さんは病院の廊下で横になっていたって書いてあるし」
「お母さん、大変だったんだ」
「お父さんじゃ産めないしね」
「お医者さんたちも喜んでくれた」
「あとね、お母さんに『私たちを宝物にしてくれてありがとう』って気持ちもある」
対話中では、自分の体験も語られていきます。
「私の宝物はハムスターと家族」
「家族の命はとっても大事」
「うん、そうそう」


初めは自分の宝はおもちゃなどの具体的な物を挙げていた子どもたちですが、友だちの発言を受け、物ではなく、家族など身近な人や生き物だと発言する子が多数に上っていきました。
加えて、亡くなった親戚やペットとの思い出や思い出の品だとする発言も。「さっきおもちゃって言ったんだけど、やっぱり家族にします」と言い直す子も。
残り5分というところで、漸く私も発言します。
「お母さんの宝物は『わたし』と『ひろ』なんでしょう。『わたし』にとっての宝物は何だって作文に書いたと思う?」
「多分、お母さんが宝物だって書いたんじゃないかな?」
「『わたし』も『ひろ』もお母さんから生まれてきたでしょう。でも、生まれる前からお母さんは私たちを大切にしてくれていたんだと思う。お母さんだけじゃない他の人たちからも助けてもらっていた。だからさ、みんなに感謝。みんなが宝物」

教材の読み取りや子どもたち一人一人の宝物の紹介で、対話は15分間くらい。
2年生の対話であれば、一般的に15分間って言うのは長いなあって思えるのかもしれませんが、我らが2年生にとっては短すぎたみたいです。もっともっと話したいっていう子が多数。終了間際になっても挙手が止みません。
対話中で、自分のことと関連付けての発言がたくさん見られました。教材の読み取りに終始するのではなく、自分事として捉えていたからこそなのでしょう。
対話後、「先生、p4cとっても楽しかったです」とわざわざ教えに来てくれた子もいました。
発言意欲旺盛な2年生。ただ「発言できたから満足」なのではなく、友だちの発言に耳を傾けてもいたのが印象的でした。
2年生、着実に成長しています。

11月29日【1年生活科】秋のお店を作ろう

秋も深まってきました。

1年教室にはドングリや松ぼっくり、ススキ、落ち葉など外で拾ってきた木の実やらマジックやらが置かれています。これなら、子どもたちのあらゆる豊かな創造性に応えることができそうですね。

そうです。1年生はこれから秋のお店を班ごとに出店するのです。店のコンセプトは「秋ってこんなに楽しい!」です。そうでしょう、そうでしょう。1年生のみんな、秋を堪能してたもんねえ。

さて、子どもたちはどんなお店を出そうとしてるのかしら?黒板に書き残されていたものをそのまま紹介すると・・・「こうさく」「たいけつ」「シャッフル」「プレゼント」「がっき」「めいろ」だそうです。どんなお店か想像が困難なのもありますが、それは当日のお楽しみですね、ははははは。

1年生は他の子と相談しながら、とっても楽しそうに活動しています。

11月29日 水辺のグラウンド

夜半からの雨で、水はけのいいグラウンドも、さすがに水辺の様相を呈しています。

子どもたち曰く、「校長先生、トラックが川みたいになってます!」。

おおおー!確かに!アオサギまで来ちゃってますもんね、ははははは。

校長室で子どもたちと盛り上がってたら、そのうちに飛び立って行っちゃいました。

11月28日【6年総合学習】建設、ブルーベリー、養蜂

6年生は地域の建設会社の浮須社長をお迎えしての出前授業。
この方から、建設会社を経営する上での喜びや苦労話、経営理念に繋がるような貴重なお話を伺うことができました。質問にお答えになる上で、経営上の心構えなんかもご教示いただいたんですよ。
さらに、この方は建設会社を経営する傍らブルーベリーの生産や養蜂も手掛けていらっしゃるとのこと。ご自身では「趣味です」と謙遜されてはいらっしゃいますが、いやいやそんなレベルのお仕事ぶりじゃあありません!(きっぱり)
いただいた蜂蜜を一口いただくと、そのおいしいこと!まさに激ウマなんですよー!一般的な蜂蜜と違って癖がないのです。
お話にはダイヤのような金言格言が散りばめられていましたし、おいしい蜂蜜までいただいちゃって、子どもは幸せだなーと思います(ご相伴に預かった私も!うふふ)。
「事業は失敗するもの。でもそれでくじけないことが大事」
「学校の勉強は大事だから基礎学力はしっかり習得しよう。その上で大切にして育んでもらいたいのはコミュニケーション力、先見性、企画力、実行力、あきらめない気持ち」
「苦しんでいる人を助けることは、サバイバル精神であり、とても重要である」
浮須様はよく『ついてるなあ』と言われるそうです。ご本人は「私は運がいい」とおっしゃっていますが、運だけではなく、付いてるとしたら、それは「人」が浮須社長についていってるんだろうなあと思えます。
コミュニケーションを、人そのものを大切にされてきたからこそ、今の浮須様があるんだろうなと思います。
素晴らしいお話を伺うことができました。浮須様、ありがとうございました。


加えて言うなら、ある6年生が質問したのです。
「浮須さんは今後社長としてどうしたいですか?」と。
かー!しびれますねえ。トーク番組、インタビュー番組のMCみたいです。こんな質問するなんて、お主、ただ者じゃないな!

ちなみに、浮須様の話を聞きながら、子どもたちはタブレットに何やら打ち込んでいますね。実はこれ、メモをタブレットでとっているのです。お主たち、やるなー!

11月28日【子どもの遊び】怖い話大会

これが何回目になったのか、もう分からなくなっちゃった怖い話大会。
運営する子たちは、いつ行うか教務主任と調整して日時を決定し、ポスターを作り、放送でも周知し、さらに怖い話をしたい人を募って、当日開催に持ち込む。このルーティンを完全に把握したみたいです。
私がサポートする必要はもうありません。子どもたちによる自主的自律的運営になっています。
子どもたちの活動なのですが、教務室の毎日の予定を書き込む黒板にも、教務主任は「11月28日(木)13:00怖い話大会」って明記しちゃってますものね、ははははは。教務主任の先生、ありがとう!
松の子まつりと同じように、運営する子どもたちもかなり楽しんでるようです。
遊びの延長ではありますが、子どもたちにとってはかなり力がつく活動になっていると確信しています。

次回はあるのかな?

11月27日【4年道徳p4c】何も起こらないけど、目頭が熱くなるシーン

先日、素晴らしいp4cをして深めた4年生ですが、この日も深めますよー。
道徳で藤井総太棋士のエピソードが基になっている教材で学びます。
問いは「名人を超すという目標を達成したのに、藤井総太さんはどうして『私はまだ名人には及びません』と話したのか?」です。

では行ってみよう!
「名人に勝ったってことは名人より強いってことでしょう。でも何で名人には及ばないって言ったのかと思って」
「まだ自分の中では強くないって思ってたんじゃないかな?」
「うん。十分な自信がないって言うか」
「そうだね。世界にはたくさんの名人がいるし」
「もっと強い人がいるかもしれない」
「強い名人がね」
「上には上がいるんだよ」
「まだまだ努力が足りないって思うんだ」
「もっと努力して、たくさんの名人を超したい」
「もっと上の名人になりたいんだ」
「最強の名人」
「自分の心の中での名人に」
「そうそう。自分が思う本当の名人を目指すってこと」
「うん。自分が満足するまで!」


教師「藤井総太さんは、どこまでやったら満足できるんだろうね」
「どんな相手でも、その時々で違う方法で勝てるように」
「心の中にいる何百人もの名人に勝てるまで」
「ねえ、何回勝てばいいの?」
「何回って言えない。回数じゃないと思うよ」
「どんな相手でも絶対負けない。絶対勝てるくらいの強さ」


教師「君たちは目標に向かって努力したことある?」
「運動会で何回も練習して速く走れるようにがんばった」
そのほか、子どもたちは自分自身を振り返って、自分の体験を語り始めます。ここでは省略しますね。
教師「そういう時ってくじけそうになったりしない?」
「するする」「よくくじけそうになります」など同様の発言が多数。
教師「そんなときってどうやってがんばり続けようって思うの?」
「う~ん。私は将来アメリカに行きたいと思ってるんだけど・・・」
このお子さんは、この後、がんばってもうまくいかない時にどういう心持ちで乗り越えるか語ります。
そしてほかの子からもくじけそうなときに乗り越えた体験が多数語られました。
「私が乗り越えられたのは、練習を止めたい時もあったけど、止めたいって気持ちよりも、自分の目標を達成したいって気持ちの方が強かったからなんじゃないかな」
「私は、うまくできなくて、もう嫌だって思ったんだけど、お母さんが上手にやり方を教えてくれたから、続けられた」
「誰か助けてくれる人がいるといいのかもね」

はいはいはーいと積極的に発言しようって子ばかりではありませんが、それでも文字に起こしてみると、ダイジェストでもこれだけの発言量に上るんですね。すごいなあ。
そんな子どもたちのp4cですが、この日の私の目が真っ赤になったシーンとしてはこんな場面が挙げられます。

あるお子さんが、意を決して挙手をしました。周りの子どもたちは、何を話すんだろうってじっとその子を見つめます。しかし、コミュニティボールが回ってきても、その子は語ろうとしないのです。まっすぐ前に向けられていた視線はやがて手元のボールに落とされていきました。でもやっぱり周りの子どもたちはじっと息をのんでその子を見つめ続けているのです。きっと頭の中で『〇〇さん、がんばれ、○○さん、がんばれ』ってエールを送りながら。2、3分経った頃、私が途中で介入しました。「ねえ、○○さん、一旦別の人にしゃべってもらう?」。ところがそのお子さんは下を向いたまま、発言しますって意思表示をしたのです。この様子を見た子どもたちは、もうとことんこのお子さんが語りだすのを待っていようと心に決めたようです。じっと発言を待ち続けます、その子を見つめながら。学級のすべての子たちの思いが一つになったような気がしました。さらに何分か経過したころ、私が再度介入しボールをもらいました。もしかして、もうちょっと待ってたら、そのお子さんは話せたかもしれないなあと逡巡しながら。
この時間のp4cが終わった後で、私そのお子さんに声をかけたんです。
「さっきは結局発言できなかったけど、あなたがんばったねえ。自分の頭の中のことを何とか言葉にしようって思って考え続けていたんでしょう?」
そのお子さんは、こくりと頷いて、私に「ありがとうございます」って言ってくれたんです。

頭の中で混沌とした思いを言語化するのって、大人でも難しいことですよね。それでもこのお子さんは、それに果敢にチャレンジしたのです。そして、そんなその子の思いを周囲の子たちはきっと分かってたんじゃないかなあ、と思います。

素晴らしい4年生。
彼らは様々な経験を重ねながら、仲間と一緒に、じっくりじっくり成長していくことでしょうね。
がんばれ、4年生!

11月27日【1年生、4年算数】多様な考え

この日、1年生と4年生は胎内市教育委員会の指導主事に授業を公開しました。
いずれの学年も、子どもたちが多様な考えを出し合い、それを検証するという授業の流れ。子どもたちはタブレットを使いこなしてもいました。
指導主事からは、文科省の提唱する「個別・最適な学び」の観点から子どもたちの学びの様子を評価していただき、担任に対しては今後の指導の方向などについてご指導いただきました。
1年生と4年生のみんな、とっても一生懸命勉強していたね。そして素晴らしい勉強ぶりだったよ。
私も参観していて、いい勉強になりました。どうもありがとう。

11月27日【全校集会】12月の生活のめあてと「さん」付けについて

この日の昼休みに全校集会が行われました。

校長講話では、改めて友だちのことを「さん」を付けて呼ぶ意義について話しました。15分間くらいしゃべっちゃったなあ。でも、こんなに長い時間でも、子どもたちはしっかりと聞いてくれました。どうもありがとう。「さん付け」は友だちを大切にする上で、とっっっっっっっっっても大切なことです。築地小学校で苦しむ子がいないように行動していこうね。

続いて指導担当教師から12月の生活目標についても話がありました。12月の生活目標は「廊下や階段を静かに歩こう」です。昼休みに校長室に遊びに来ているお子さんたちは、時計をしっかり見て、互いに声を掛け合いながら時間に遅れないように行動しています。素晴らしいと思います!心からそう思います!!ぜひ、続けてほしいなあ。

11月26日【児童会活動】赤い羽根共同募金

今週、給食ボランティア委員会の子どもたちが、赤い羽根共同募金を募ってくれています。毎朝、児童玄関から「募金お願いしまーす」と元気のいい声が響いています。みんな、どうもありがとう。

「共同募金は、誰もが安心して暮らすことができるように使われます。

 募金の70%は胎内市へ、30%は県内の災害などに備えるために使われます。

 赤い羽根共同募金はあなたの街の子どもたち、高齢者、障碍者などを支援する様々な福祉活動に役立てられます。

 災害時には、「災害ボランティアセンター」の設置や運営など、被災地支援にも役立てられます。」(校内用周知文書より)

11月26日【4年国語】デジタルとアナログ 人間関係形成

一人1台タブレット端末の時代。子どもたちはタブレットを毎日のように学習に利用しています。以前のようにコンピュータは特別な学習の時に使うのではなく、毎日の学習で文具のように使いこなすことが求められているのです。子どもたちはそれぞれの発達段階に応じて、タブレットを使っています。タブレットの方が便利な場合にはタブレットを、手書きの方がいい場合には手書きで。デジタルとアナログを使い分けているのです。

さて、4年教室を覗くと、子どもたちはタブレットをじっくり見ながら、手元の付箋に何やら書き込んでいますね。

実は、4年生はこれまで国語の学習で日本の伝統工芸について調べ、一人一人がデジタルリーフレットにまとめていたのです。そしてこの日、友だちが作ったリーフレットを読んで、感想を付箋に書いて渡していたというわけです。

どれどれ、子どもたちは友だちに向け、どんなことを付箋に書き込んだのかな。数人分だけ写真を掲載します。

・・・ああ、相手が気持ちよくなるふわふわ言葉が満載ですね。付箋をもらったお子さんはとっても嬉しそうです。

国語の学習をしていても、友だち関係がさらに良くなるように、信頼関係がさらに高まるように、細かく配慮されています。

11月25日【3年道徳ほぼp4c】まるちゃんとたまちゃん

3年生は道徳の勉強中。教材はちびまる子ちゃんのまるちゃんとたまちゃんのエピソードを基に作成されているものです。

こんなあらすじです。

タイムカプセルを作った2人は翌日に埋めようと約束します。まるちゃんは約束の時刻にずっと待っていたのですが、いつまでたってもたまちゃんは現れませんでした。翌日学校で会い、たまちゃんから理由を聞くのですが、まるちゃんは許せません。しかし、まるちゃんもその後、たまちゃんと似たような体験をして、たまちゃんの気持ちをおもんばかることができるようになりました。誤解が解けた二人は涙を流しながら、互いを好きであることを再確認したのでした。

話し合いでは、問いを子どもたちが設定し、3年生は席に着いたまま、黒板の方を向いています。しかし、発言権はコミュニティ・ボールを持っている子にあり、周囲の子は発言している子の方をしっかり向いて聞いています。円座になってはいませんが、こりゃあ確かにp4cですね。

さて、問いは「なんでまるちゃんはケンカしたのに、捨てたタイムカプセルを泣きながら探したの?」です。
かなり大雑把なダイジェストで対話をご覧ください。

「まるちゃんにとって、たまちゃんは大切な友だち。ケンカしても、まるちゃんは『自分が悪かった』って気付いたからまた仲直りしたいと思ったんだよ。でもタイムカプセルは捨てちゃったから、泣きながら探した」
「そうだね。まるちゃんは、自分も同じような体験をして、たまちゃんの気持ちが分かったんだよ」
「うん。それはまるちゃんだけじゃなくて、たまちゃんもきっとそうだったんだね」
「二人とも、互いの気持ちが分かった」
「始めはまるちゃんは怒っていた。でも時間がたって、同じような体験もして、で、冷静になって、申し訳ないなと思った」
「だから悪かったと思って泣いたんだと思う」


教師「そもそも何で二人はタイムカプセルを埋めようとしたんだろう?」
「タイムカプセルって、仲のいい人と一緒に作ったり埋めたりするでしょう。ずっと友達だよって気持ちだったんだと思う」
「もともとまるちゃんとたまちゃんは仲良しだった」
「だからまた仲良くしたいって思った。自分も悪かったから、タイムカプセルを探しに行ってもう一度一緒に埋めようって」
「仲直りしたかった。でも見つからなくて泣いたんだ」
「まるちゃんは『悪かったな。たまちゃんにごめんなさい』って気持ち」
教師「タイムカプセルを探しているときに、まるちゃんは泣いたよね。その後、たまちゃんと仲直りして、今度は二人で泣いた。この2つの涙は同じ気持ちからなの?違う気持ちからなの?」
「探してる時の涙は、悪かったな。でも一緒に泣いたときの涙は嬉しい涙」
「仲直りできてうれしい」
「これからも仲良くしようねみたいな」
「ずっと友達だよって」


教師「みんなは友だちと分かり合って嬉しいという気持ちの涙って流したことある?」
この後、子どもたちの体験談がぽつぽつとではありますが、語られていきました。まあ、多分まだあまり経験ないんだろうねえ。でも私はあるよ!そんなことを彼らに話しました。

ねえ、3年生のみんな。
きっと君たちはこれから先、友だちと泣いたり笑ったりしながら、親友とかかけがえのない友だちとかをつくっていくんだろうねえ。
そういう大切な友だちは、人生を豊かにしてくれるような気がします。
人とのかかわりあいを大切にしながら、生きていってほしいなあ。
私の願いです。

11月25日【6年学級活動p4c】松の子まつりの振り返り

先週実施され大盛況のうちに幕を閉じた「松の子まつり」。この日6年生はp4cで振り返ります。
対話を始める前に、教師がこの児童会活動のねらいを改めて確認しました。企画運営力の向上と他を思いやる心の醸成です。
今回のp4cで決められた問いは、「松の子まつり、大変でしたね。大変だったことは何ですか?」です。6年生はどんなことを話すのでしょうか。

「松の子まつりはねらいが簡単に達成できるものではありませんでした。みんなそれぞれ大変だったと思う。みんはは、どんなことが大変だったのかなあと思ってこの問いにしました」
「私は時間を守ることが大変でした。自分はいいんだけど、他の学年の子たちにも時間厳守してもらわないとならないけど、なかなかいうこと聞いてくれなくて・・・」
「あと、ブースを班ごとに回るときに、低学年の希望を聞きながら回るんだけど、それぞれ行きたいところがバラバラで、うまくまとめるのが大変だったなあ」
「やっぱり、1~3年生がなかなか言うことを聞いてくれなくて、で、みんなバラバラに動くから収集がつかなくて大変だったなあ」
「ぼくの班は、ボール拾いするべき時なのに、みんないつまでも遊んでてなあ」
「私、『はこの中身は何だろな?』だったんだけど、みんなで協力してやらなくてはならないから、役割分担したんだけど、本当は自分だけでやった方が早いんだよね。でも敢えてみんなに仕事を割り振ったの」
「ああ。めっちゃ分かる!ボール投げのボードを3つ用意しなくちゃならなかったんだけど、〇年生がよく分かってなくて、2つしか用意しないんだよね。大変だった。どう伝えればよかったんだろう。どう伝えればわかってもらえたんだろうって、今でも考えてる」
「みんなで協力するのが松の子まつりでしょう。だから、自分一人でやればそっちの方が早いかもしれないけど、それじゃあ、他の学年の子はいい経験にならない。私たちみんなのブースなんだし」

「みんなに訊きたいんだけど、大変だったのに、どうして楽しかったんだと思う?」
うおおおおおおおー!こ、これは早くも深める発言炸裂です!この論法は、教師が運動会とかの振り返りp4cで使った論法です。対話は話し言葉なんだけど、消えてなくなるわけじゃない。彼らの身体の中にしっかりと残っているんですねえ。感無量。嬉しいです。
「確かに自分は大変だった。でも班のみんなが楽しそうに活動してるのを見ると、なぜか嬉しくなっちゃってたんだよねえ」

「みんなはさあ、友だちが大変そうだったなあと思うブースとか場面とかある?」
「私はね、火星人来襲ゲームの班の人たち。低学年に教えるのが難しそうだったな。的が倒されたら、いちいち立て直さないとならなかったし、ダンボールの空気砲を扱い方の説明の時、何回も『強く叩きすぎて壊さないように』って言ってたから、壊しちゃう子もいたんだろうなあって思った」
「ボール投げゲームの班。投げた後にブースの担当者がボールを拾わなきゃならないでしょう。ボールが集まらないと次のお客さんを入れられないし。低学年の子がお客さんだったりすると、並ばせたり整理したりしなくちゃならなかったしね」
「私のブースはお客さんの回転効率が悪くて、次のお客さんにずいぶん待ってもらわなくちゃならなくて申し訳なかった。何か工夫すればよかったなあって思う」
「箱の中身は何だろなは、お客さんの楽しかったと思うけど、例えば箱の中に入れて何か当ててもらうクレーンゲームのアームを、〇年生が隠そうともしないで堂々とお客さんの前でダンボールの中に入れていた。『あーあ、ばれちゃうよ』って思ってさあ、6年生は大変そうだなあって思ったよ」
「確かに、答えの品物がたくさんあったから、準備も大変だったろうなあ」
「私、怖い話のブースやったんだけど。用意してた怖い話が長くてね。怖い話の後はクイズ出して、で、その後に鍵探しもしてもらったんだ。だから、一班当たりの時間がすごくかかっちゃって。待ち時間も長くなっちゃった。途中から2班ずつ入ってもらうようにしたんだけどね」
「あとね。モグラたたきが大変そうだったよ」
「ああ、そうそう。あれは大変そうだった。ペットボトルをモグラに見立てて、出したり引っ込めたりしてたけど、ダンボール製の棒がペットボトル以外のところに当たったりしたこともあったんじゃないかなあって思って。体だったらガーンって当たって痛かったかも。で『強く叩かないでください』って何回も説明の時に言ってたもんねえ」
「なんかさあ、ダーツできなくなっちゃってとき、なかった?大変そうだった」
「どの班も、お客さんが楽しめるよう、低学年の子が苦労しないように考えて、様々な工夫をしていたよね」
「準備しなくちゃならない時に、遊んでて準備してくれない子もいたなあ」

今回のp4c、私の出番はほぼ皆無。最後にちょっとだけ介入しちゃいました。
「ねえ、みんな。今回の松の子まつりって、結局どうだった?」
子どもたちはじっくり振り返りながら考えていました。そして、あるお子さんの発言でこのp4cは大団円となりました。
「結局、松の子まつりでは、それぞれの子が、それぞれの子なりに、みんなで協力してやれた。だから、仲を深めることができたんじゃないかな。友情って言っていいのか、でも友情が育まれたって言う感じだよね」

上記に書ききれなかった発言の中に、「苦労したし、大変だったけど、最高の松の子まつりになりました」って言ったお子さんがいました。
それぞれのお子さんが、大きな学びを遂げたんじゃないかしら。
6年生、お疲れ様!
そして、企画運営を指導した我らが教職員集団のみんな、お疲れ様でした。
大変だったけど、とってもいい松の子まつりでしたね、教職員にとっても。

11月22日【3年総合的な学習の時間】にんじんグラッセ

11月22日、5時間目。3年生は学級活動として調理実習。
にんじんグラッセを作っていました。ある子が家でにんじんグラッセを作ったと話したところ、他の子たちも作ってみたくなっちゃったというわけです。
切ったニンジンを鍋に入れ、しばらく煮込むときにバターを加えます。
鍋の中のにんじんをじっと見つめる3年生。「早く出来上がらないかなー」って顔に書いてありますよ。ほらほら、よだれ垂れそうになっちゃってるよ、なーんちゃって。バターのほかに指までくわえちゃってる感じですね。
もちろん出来上がりは最高!だった?私試食まで見届けることできなかったのです、とほほ。
今度食レポしてね、3年生のみんな。

11月22日【6年PTA】学年親子行事

11月22日に6年生はPTA学年親子行事を行いました。
何をしたのかというと、まずは手形アート。掌に絵の具を付けて、スタンプのように画用紙に押します。そこからインスピレーションを得て、芸術作品に仕上げます。
素敵なアート作品が出来上がりました。
その後はバトミントン大会。親子でペアを組み、ダブルスで勝負です。
盛りだくさんの6年生の親子行事でした。より一層親子の絆は深まったようですね。

11月22日【全校児童会活動】松の子まつり

前々から子どもたちは準備を重ねてきたのですよ、この日のために。
そうです、松の子まつり。児童会主催の一大イベントです。
2つの縦割り班がペアを組み、一緒に遊びのブースを運営します。
5・6年生が中心になりながらも、1~4年生も一人前の働き手としてブース運営に携わります。
どんなブースが立ったのでしょうか。
1・2班「箱の中身はなんだろな」
3・4班「火星人襲来ゲーム」
5・6班「怖い話」
7・8班「お手玉ゲーム」
9・10班「玉入れゲーム」
11・12班「ダーツ eleven twelve(イレブン トゥエルブ)」
13・14班「モグラたたき」
15・16班「ボール投げ大会」
児童玄関にまとめて掲示された店の看板(ポスター?)を見ると、なんとも楽しそう。
私も実際にやらせてもらうと、やっぱりとっても楽しいゲームばかりでした。
どんなゲームだったのか、お子さんに訊いてみてくださいね。

ブースに行ってゲームをした子どもたちはもちろんのこと、ブースを運営した子どもたちも大いに楽しんだ松の子まつり。
そしてこの楽しい活動で、子どもたちが獲得したものは大きかったのじゃないかしら。
来週あたり、この振り返りをする学年もあると思います。