学校ブログ

6月12日 小中合同あいさつ運動

この日の朝、築地中学校の生徒さんがお出でになり、小学生と一緒にあいさつ運動をしてくださいました。

学校運営協議会の方々もお出でくださったんですよー。ありがたいことです。

はじめは気恥ずかしそうだった小学生も、しっかりと挨拶をしていました。

6月12日 ツバメが巣をつくりました

最近、1、2年とまなび学級の教室の外をツバメが飛び交っています。

巣はどこじゃいな?と探してみると、2階のベランダにありました。

遠くから眺めてみると、大人のツバメが2羽巣にいる様子が見えました。卵を温めているのかしら。

無事に孵化して、大きく育ってほしいですね。

 

6月12日【4年理科】グラウンドで実験

1年生と入れ替わるようにして屋外に出てきたのは4年生。
どうやら理科の実験をするようです。
どれどれと覗いてみると、何やらペットボトルと空気鉄砲がつながった不思議な実験装置を子どもたちはニコニコしながら持っています。
どうやら、これから理科の『空気と水』の学習の実験をするらしいのです。
空気鉄砲でしこしことペットボトルに空気を送ると、押されてペットボトルにためてある水が噴き出すという仕組みです。
うまく水が吹きあがると歓声が上がります。
しかし、うまく水が出ない子もいますね。そんな時、4年生はどうしてだろうと考え、「あ、ここから空気が漏れているからだ!」と原因を突き止めていました。これはこれで、いい勉強になったことでしょうね。
ワクワクと驚きのある授業。子どもたちは楽しく学んでいます。

6月12日【1年生活】アサガオぐんぐん大きくなってるね

校長室から外に出ると、すぐ近くでアサガオが栽培されています。
これは1年生の大切な勉強なのです。
この日、子どもたちはアサガオの生長の様子を記録していました。
「種を蒔いたけど、私のアサガオだけ芽が出ない…」としょんぼりしていたのはずいぶん昔のことのように感じます。たった2週間ちょっとしか経っていないのにね。
その後、世話の甲斐あって、アサガオは子葉を出し、今では本葉も相当大きくなりました。
この生長の速さがアサガオの魅力。1年生が栽培するのに適している所以の一つです。
「昨日は〇〇だったのに、今朝は・・・」と日々の変化に気付きやすく、それ故に友だちとのかかわりも促されるのです。
アサガオ、明日はどんな姿を1年生に見せてくれるのでしょうか。楽しみだねえ、1年生のみんな。

6月10日 緑の募金

緑の募金は、「植樹や間伐など国内の森林整備のほか、震災で被災した方々への支援、未来の担い手である子どもたちへの森林環境教育、また海外の緑化支援等にも使われています」と子どもたちから教えてもらいました。

この日、児童玄関では朝から「募金お願いしまーす!」と元気のいい声が響き渡っていました。

築地小学校の子どもたちも、子どもたちが主体となって緑の募金に協力しているのです。

どれくらい集まったのかな?なんて聞くのは野暮というもの。金額じゃないのです。

各ご家庭の皆様も、ご協力ありがとうございます!

6月10日【3年道徳】みんなの学校

3年生の道徳「みんなの学校なのに」。
あらすじはこうです。
主人公は登校すると技能員さんが校庭の落ち葉掃きをしていることに気付きました。主人公はそれを手伝うのですが、その後教室でクラスの友だちから「いいことをしていることを友だちから褒められたいんだろう。本当は掃除したいんじゃなくて、目立ちたいだけなんだ」」とからかわれます。周りの子どもたちも笑っています。するとある女の子が「そんな風にからかうなんておかしいと思う。笑うのも同じ。私は主人公と一緒に技能員さんを手伝えばよかったと思ってる」と発言するのです。翌朝、主人公やかばった女の子以外に何人もの子が技能員さんを手伝う姿が見られました。


担任は問いかけました。「女の子はクラスの友だちに何を伝えたかったんだと思う?」。
すると子どもたちは応えます。「みんなの学校なんだよと伝えたかった」「手伝った方がみんなが喜ぶと思った」「手伝わなかったら学校はどんどんきれいじゃなくなるし、手伝うのはみんなのためなんだよ。技能員さんのためでもあるよ」「手伝うとみんながいい気持ちになるよと伝えたかった」などなど。
担任は子どもたちの発言を受けて「『みんな』っていうのがキーワードみたいだね」とこれらの発言を引き取り、さらに「築地小学校は『みんなの学校』だよね。君たちはこの『みんなの学校のため』にみんなで何をする?」と問いました。
子どもたちは考えながら、「挨拶をしたらいいんじゃない?」「友だちの話をしっかり聞くことは、みんなのためになると思う」「学校がよくなるためにみんなで手伝いながら協力すればいいと思う」など今後に繋がる発言が続きました。


ここで授業終了。でもまだ少し時間があったようなので、私も子どもたちに質問してみました。
「君たちは『みんなの築地小学校』なんだから、廊下にゴミが落ちていたら拾えばいいと思うよね。じゃあさ、気が付いたらごみを拾う当番を決めたらいいんじゃない?」
私は校長ですからね、忖度したのでしょうか。ほとんどの子が「ゴミを拾う当番制」がいいと答えました、ただ2人を除いては!
その2人に理由を尋ねると、「当番を決めたら、結局ゴミを拾うのはその日の当番の人だけになっちゃう」「みんなの学校なんだから、気付いたときに誰でもいいからやる。そういう気持ちでいることが大事」と彼らは言うのです。
かー!しびれますね!問いに対してよく考え、たった2人だけでも自分の考えを堂々と発言しようとする、この意志と態度!
実は3年生はまだあまりp4cの経験がないのですが、それでもセーフティ溢れるこの雰囲気の中、よく考えたからこその発言なのですね。
前にも触れたと思うのですが、『p4cは人との違いが強みになる』とは日本p4cの第一人者である豊田光世教授の言葉です。
最後に発言した2人のお子さんも、その発言をじっと聞いていたその他のお子さんたちも、とっても素晴らしいよ、君たち!

体力アップチャレンジタイム

昨年度の新体力テストの結果分析から、築地小学校の児童の体力の課題を「50m走」「立ち幅跳び」「長座体前屈」にしぼり、20分休みに強化トレーニングに励んでいます。

動画を見ながら柔軟性を高める運動をしたり、いろいろな姿勢からのスタートダッシュの練習をしたりしました。

自分の得意な運動を伸ばし、苦手な運動を補強し、目指せ、体力アップ!

6年生修学旅行in佐渡⑥

新潟港に到着。これから学校に向かいます。

帰りのバスの中では、もうみんなぐーぐーです。ぐーぐーzzzzz・・・・・

漸く学校に到着。

子どもたちがみんな無事に帰ってくることができて何よりです。

到着式では担当のお子さんが旅行の途中で感じた思いをしっかりと発表していました。さすがですね。

6年生のみんな、充実した2日間だったね。へとへとになるほどに楽しく、また学びも多かったことだろうと思います。

今夜はゆっくり休んで、後でこの修学旅行をじっくり振り返ろうね。

お疲れさまでした! 引率の先生方もね!

6年生修学旅行in佐渡⑤

帰りの船での様子です!

 

甲板に出たらカモメ・タイ〜ム!

持参のエビせんをつまんで高く掲げると、カモメたちが急降下してつまんでいきます。

これが面白いほどにもらってくれるのです。

手持ちのエビせんがなくなるまで、カモメたちに献上していました。

これもアクティビティの一つだったのね。

船室に戻ったら、今度は私におやつを献上してくれました。この他にもたくさーん!

子どもたちにとって大事な大事なおやつなのにね。私とっても嬉しいです。どうもありがとう!

 

また、船内でお弁当も食べました。

その名も、「修学旅行弁当」!

ははははは。こういうのあるのね。

 昼食後にはみんな思い思いの過ごし方をしています。

6年生、みんな仲いいね。

6年生修学旅行in佐渡⑤

帰りの様子です。

 

いよいよ旅も終わりです。 

主要なアクティビティはすべて終了し、両津港に着きました。

子どもたちは、ややお疲れ気味のご様子。

それでもおみやげ購入となると、みんな精力的に動きます。

お小遣いの予算内で、あと何が買えるのか、灰色の脳細胞はフル回転です。

 

間もなく両津港を出て、船上の人となります。

 

6年生修学旅行in佐渡④

2日目 午前中の様子です。

 

出発前の僅かな時間も、子どもたちはアクティブです!

宿周辺で遊びまくります。

佐渡っていいなーという声が聞こえます。

 

佐渡金銀山

見学や体験をとおして、昔の採掘技術の凄さに学びました。

おみやげ選びも楽しかったみたいです。

 

トキの森公園

「トキまで2センチ」というキャッチコピーは、トキが餌を探す姿を厚さ2センチのガラスを隔てて観察することができることから付けられたものです。

この日はトキを間近で見ることはできませんでしたが、巣や枝に止まっている様子は観察できましたよー!

さらにトキが翔ぶと歓声を上げてました。

6年生修学旅行in佐渡③

昨晩~今朝までの様子です。

 

宿に着きました。

夕食はバイキング形式です。子どもたちはモリモリ食べていますねー。

さまざまな体験をしてお腹が空いたのでしょうね。

ジュースでかんぱーい!

部屋に入って、みんなでポーズ。

どんなポーズにする?なんてみんなで相談するのもまた楽し。

思い思いのポーズをお楽しみください。

男性陣3人組の写真は、ラバーソウルっぽくてカッコイイですね。

最後は夕日の写真。きれいな夕日で、充実した一日を締めくくります。

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各部屋の室長が集まって、室長会議が行われました。

体調の悪い子の確認やら明日の日程確認やら話し合われました。

室長の仕事って重要なのですね。

 

 

おはようございます!

修学旅行2日目の朝です。今朝もいい天気。

良い一日になりそうです。

子どもたちはみんな元気です!

 

朝食もバイキング形式です。

スタッフの方が「パンもっとお持ちしましょうか?」とおっしゃると、みんなそろって「お願いしまーす」。

で、パンが運ばれてくると 「わぁ!」と歓声。ははははは。朝から食欲旺盛です。

 

6年生修学旅行in佐渡②

1日目 後半の様子です。

 

佐渡歴史伝説館を出たところで、子どもたちが見つけたのは、猿たち。

全員が檻の前に行き、猿たちを見ています。

猿に「 さるー!」と呼びかける子どもたち。ははははは。

その後、直進すれば平坦な道が続くのに、あえて横の太鼓橋を渡るのですね、我らが6年生は。好奇心旺盛です。

渡り終わるとバスまでダッシュする子もいますね~。

 

太鼓体験。指導者は鼓童所属だったしんちゃん先生です。

ユーモア溢れる語りと楽しいアクティビティ。年齢を感じさせない熱い指導で、子どもたちは乗りに乗ってましたよー。

私はもうクタクタですが、子どもたちはまだまだ元気です。

 

楽しみにしていた子も多かったたらい舟。バランスを取るのが結構大変そうです。

初めはキャーキャー言う声が聞こえていましたが、そのうちそれがギャーギャーに変わり、うわー、やめてーに。ははははは。

でもみんな結構上手に漕いでいましたよ。

 

西三川ゴールドパークで砂金採り体験。無駄話する子は皆無。

一攫千金を目指し、みんなものすごい集中力です。

時間が経つにつれ、コツをつかんだお子さんもいて、さながらゴールドラッシュです!

 

6年生修学旅行in佐渡①

6月4日 佐渡への修学旅行、1日目前半の様子です。

 

「出発式」

楽しみにしていた修学旅行!元気にいってきまーす。

「佐渡汽船に到着」

新潟港に到着しました。

バスの中では、万代シティって書いてある! あ、佐渡って書いてある! 世界遺産登録って書いてある! と興奮気味の子どもたち。ははははは、気持ちよく分かるよ。

 

 

「間もなく出航します!」

本日は晴天なり! 海は凪! 間もなくジェットフォイル出航です!

 

 

「佐渡歴史伝説館で昼食」

♪はぁ~さど〜へ〜さど〜へ〜と〜く〜さ〜き〜も〜な〜び〜く〜よ〜

ということで、無事佐渡に到着しました!

子どもたちはみんな元気です!

バスガイドさんからは、みんな元気ですねーって言われました。

これから昼食です。

ブリカツ丼に舌鼓。

6月3日 怖い話大好き!

この日の昼休み、校長室で怖い話大会開催!まあ、大会って言っても、怖い話をしたのは私だけなんですけどね。

それでも椅子に座り切れないほどの子が集まり、暑い日に涼を感じるどころか校長室は熱気ムンムンです。

何人かのお子さんから「私も怖い話をしたいです」をいう申し出もあったのですが、昼休み終了となっちゃったので、次回にお預けとなりました。

それにしても、子どもたちって怖い話が好きなんですね。

なお今回告知したのは流れから3年生だけだったのですが、ほかの学年の子たちもどこから聞きつけたのか参加してくれました。また、リクエストがあればやりたいねえ、みんな。今度は君たちからも怖い話してもらいたいなあ。

 

5月31日【6年p4c】なんかますます覚醒してきたなあ、6年生のみんな!

p4cを行うごとに、バンバンいい意見が出るようになってきている6年生。友だちの考えを大切にしながら、考えることを楽しんでいるようです。

さて、この日はノンジャンルで問いを募ったところ、いい問いがたくさん出されていきました。そして、数多ある素晴らしい問いの中で、今回選ばれたのは次の問いです。
「人は最終的には死んでしまうのに、どうしてそんなに苦労してでも生きようとするのか?」
かー!深い対話になりそうなにおいがプンプンしますね。
では、対話の様子を早速見ていきましょう。

問いを出したお子さん「みんな、いい企業に就職して、お金を稼ごうってがんばるけれど、いくらお金を稼いでも、人は最後には死んでしまうよね。なのに、どうしてがんばるんだろう?って思いました」
「私たちはいずれ死んでしまうにしても、それまでは生きていかなくてはならない。そうなるとお金が必要でしょう」
「いずれ死んでしまうって言ったらそうなんだけれど、でもやりたいことや楽しいことは生きているうちにしかできないことだよね」


「人生は一度きりだけど、一度きりだからこそ、がんばろうって思うんじゃない?」
「やっぱり後悔したくないし。がんばらなければ後悔しちゃう」
「死ぬのは、あるいはもうすぐ死んでしまうとなったら怖い。でも仲間がいれば。孤独にならなければ、耐えられるのかな?」
「人とのかかわりがストレスになっちゃうこともある。でもだからといって自殺するのは・・・」
「うん。死んだら、大切な人とのかかわりもなくなっちゃう。それは嫌だな」
「そうなんだけれど、自殺する人は他人には分からないくらい苦しんでいると思うよ。自殺はしない方がいいって分かっていても・・・」
「諦めない気持ちが大切だと思う」
「うん。自殺したくなることもあるかもしれない。そんなときでも、そこを乗り越えたら、また生きていこうって思うんじゃないかな」
「そう。生きることに必死な人もいるのに、自殺するなんて」
「生きていく中で、つらいことは絶対にあると思う。でもそれを乗り越えたら気持ちは変わると思う」


「乗り越えられる人はいい。でも本当に耐えられない状況になっていたら?今すぐ乗り越えることができないときはどうしたらいいんだろう」
「う~ん。でも、自分の一時的な思いだけで死んじゃったら・・・」
「自殺したら、遺された人たちはすごく悲しむと思う。大切に思っている人を悲しませないようにしたい」
「人間関係の中で、いじめとか起きちゃうかもしれない。だからいじめをなくそうっていう思いが大切なんだ」
「そうだよね。自殺させたくない。自殺する人を少なくしたい!」
「人は苦しんで死ぬのが怖いから、できるだけ長生きしようって思うんだ。できるだけ長生きしようって。だからがんばって生きている」
「大切な人を悲しませたくないから自殺しないって考え。そのとおりだと思う。でも犬とか猫とかって一匹しかいないし・・・。そこはどう考えたらいいんだろう」
教師「自殺しようと思ったんだけど失敗して死ななかった人に対して調査した結果があるって聞いたことがある。生還した多くの人は『死ななくてよかった』って思っていたらしいよ」
「人はそれぞれ悩みをもっている。でも・・・」
教師「私の両親は寿命で亡くなったんだけど、最期まで一生懸命生きようとする意思を感じたし、そういう生き方に尊さを感じるよ」

以上、約25分間。圧巻のp4c!
対話の途中で、新たな問いも生み出された、本格的なp4cとなりました。
もうこれ以上何も言うことはないでしょう!
恐るべし6年生!お見事!!

ちなみに一番最初の問いを選んでいるところの写真。実はこれ休み時間の光景なんですよ。6年生の対話に対する熱を感じます!

5月30日 シャトルラン

各学年では、体力テストの一種目として「20mシャトルラン」に取り組んでいます。

「シャトルラン」とは持久力を測定するテストで、20mの距離を何回も往復します。制限時間内に20mの距離を何本も走るのですが、テストが進むにつれて規定された制限時間が短くなるものですから、初めは余裕でクリアできてはいても、テストが進むにつれてだんだんとクリアするのが難しくなっていくのです。

テストが終わった後、5年生に訊きました。「シャトルラン、どうだった?」

子どもたちは答えました。

「はい。苦しかったけれど・・・」「苦しかったけれど?」「苦しかったけれど楽しかったです!」

「私も苦しかったけれど、昨年よりも記録が伸びて嬉しかったです」

「ぼくも苦しかったけれど、やりきった感じがしてよかったです」などなど。

苦しかったその先に何かを見つけた子どもたち。自分の精一杯を発揮するって爽快なことなのでしょうね。

お疲れ様。よかったね、みんな。

5月29日 スマイル集会

いじめ防止を目的に、全校で「スマイル集会」を行いました。

各学級で考えた標語をした後、生活指導主任からいじめ防止について講話をしました。

(先日、4年生でいじめに関する標語を紹介しましたね。)

みんな、いじめは相手の心にいつまでも深い傷となって残るものです。命にかかわる事態を引き起こしてしまう可能性すらある、決してやってはいけないことなのです。セーフティが溢れる学校を創っていこうね。

5月29日 耳鼻科検診

この日、全校の子どもたちの耳鼻科検診が行われました。

耳、鼻、のどを子どもたちはお医者さんによく見てもらいました。

実は私、耳が悪くて、不便に感じることが少なくないのです。

子どもたちよ、今の健康な状況はずっとつづくと思ってはいけませんよ。日頃から健康な生活を心がけようね。

5月29日【5年学級活動p4c】エピソードで運動会を振り返る

シリーズ「エピソードから運動会を振り返る」。最終回は、出ました、5年生!
彼らは仲間との対話をとおして、運動会をどう総括するのでしょうか!?
では早速見ていきましょうと言いたいところですが、さすが5年生、発言数が多くて、私とても議事録をつけていることができませんでした。いつもすみません。
ここ最近の恒例「概略でお伝えします」!
問いは4・6年生と同じく「運動会で私はどんな心を獲得したのか?」です。

「私はのどが痛くなるまで応援しました。のどが枯れるまで」
「ぼくも友だちを一生懸命応援しました」
「私も応援しました。逆に応援されもしました」
「応援されたからがんばれたと思います」
「私はがんばって応援している人を見て、私もがんばって応援しようって思いました」
「がんばって、2冠獲れて嬉しかったです」
「私も。最高な気分でした」
「ぼくも苦しかったけれど、楽しかったです」

 

教師「苦しかったけど楽しかった?苦しかったと楽しかったって相反する感情じゃない?同時に感じることができたのはどうして?」
「そうですね。苦しかったけれど、がんばって、で結果がついてきたからだと思います」
「ぼくもそうです。あと、みんなで協力して勝ち取ったからかな」
「ぼくは白組で、2冠とも獲られちゃって悔しかったです」
「うん。赤組にはない悔しさがあった」


教師「白組の人に訊きたい。君たちは負けちゃった。ものすごく悔しかったと思う。だから『運動会は悔しかった、おしまい。』ですか?」
「いいえ、そうではありません」
「ぼくも、そうは思いません。悔しかったけれど、なんかよかった。がんばったから」
「そう。負けたからよくなかったのではなくて、負けても力を出し切れたからよかったと思える」
「全力をね」
「一生懸命やったし。勝っても負けても、悔いはない」
「赤組も白組もお互いに一生懸命やった。全力を出し切ったから、よかったと思う」
「うちの組は、運動会の終盤に相手にリードされてて、みんながあきらめムードだったんだけど、応援団長だけは『まだ勝てる!』って言い続けてた。すごいと思う。だから私もがんばろうって」
「最後まであきらめないってことだよね」
「ぼくたちの組はリードしてたから、楽勝ムードが漂ってたのかも。油断しちゃったのかな」
「運動会を終えて、来年こそはって思ってる」
「そうだね」

 

だいたいこんな感じだったでしょうか。
実際の対話はこんなにすっきりとしたものではなく、多様な価値観が提示され、複雑で、行ったり来たりを繰り返していました。
でも、それでいいのです!
人の頭の中は複雑で、それを表したようなものがp4cなのですから。

途中である快活な女の子が挙手しました。ところが、コミュニティ・ボールが回ってきても、思いがありすぎるのか、言いよどむ場面がありました。
それでも、周囲の子たちは、その女の子をじっと見つめ、彼女の発言をじっと待っています。じっと待っているのです。
何というセーフティ!何と素敵な雰囲気なのでしょう。
彼女もそんなセーフティ溢れるこの空間の中で、しっかりと自分の意見を表明しきったのです。
素晴らしい発言でした!

5年生の今現在が提示され、仲間と対話する中で新たな気付きが生まれたこの時間。
これぞp4cと言える対話でした。お見事!5年生のみんな、運動会もよかったけれど、この振り返りp4cもとってもよかったよ!

ちなみに最後の写真。これ多分「またp4cやりたい人ー?」という質問で手を挙げているところだったと思います。子どもたちは、仲間と対話することをとっても楽しんでいるのですね。ほかの学年でもそうなんですよ。